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公開番号
2025100451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024221289
出願日
2024-12-18
発明の名称
光学積層体およびこれを含むサンルーフ
出願人
東友ファインケム株式会社
,
DONGWOO FINE-CHEM CO., LTD.
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G02B
5/00 20060101AFI20250626BHJP(光学)
要約
【課題】光学積層体およびこれを含むサンルーフの提供。
【解決手段】本発明は、偏光板の間に電界駆動型液晶を含む調光積層体;および前記調光積層体の室内側の少なくとも一部に配置されるルーバーフィルムを含む透過率可変光学積層体であって、前記ルーバーフィルムは、遮光パターンを含み、前記遮光パターンは、垂直断面で被着面に対して、所定の角度で傾斜したものである、透過率可変光学積層体およびこれを含むサンルーフに関する。
【選択図】図1a
特許請求の範囲
【請求項1】
偏光板の間に電界駆動型液晶を含む調光積層体;および
前記調光積層体の室内側の少なくとも一部に配置されるルーバーフィルムを含む透過率可変光学積層体であって、
前記ルーバーフィルムは、遮光パターンを含み、前記遮光パターンは、垂直断面で被着面に対して、所定の角度で傾斜したものである、透過率可変光学積層体。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記遮光パターンは、垂直断面で前記被着面に対して、前記遮光パターンの傾斜面を投影した長さaが遮光部ω1の5から50%のものである、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項3】
透過率可変光学積層体は、反射像に対する最大視野角θ1の範囲が40゜から75゜であり、前記反射像に対する視野角は、前記透過率可変光学積層体の垂直断面で、被着面に対して室内側に垂直な直線に対する反射像の角度である、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項4】
透過率可変光学積層体は、外部から透過される外光に対する最大視野角θ2の範囲が60゜から85゜であり、前記外光に対する視野角は、前記透過率可変光学積層体の垂直断面で、被着面に対して室内側に垂直な直線に対する外光の角度である、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項5】
前記遮光パターンは、2以上の単位パターンが少なくとも一部がずれて積層されたものである、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項6】
前記ルーバーフィルムは、前記遮光パターンが形成されないパターン間の間隔;および前記遮光パターンが形成された遮光部を含み、
前記遮光パターンの高さをh、前記遮光部をω1とするとき、h/ω1が0.5から4.0であり、前記パターン間の間隔をω2、垂直光透過部をω3とするとき、平面に垂直な方向を基準にω3/(ω2+ω1)×100(%)で定義される開口率pが70%以上である、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項7】
前記遮光パターンが室内側に突出したものである、請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項8】
前記調光積層体は、
第1偏光板、
前記第1偏光板の一面上に形成される第1透明導電層、
前記第1偏光板と対向する第2偏光板、
前記第2偏光板の一面上に形成され、前記第1透明導電層と対向する第2透明導電層、および
前記第1透明導電層および第2透明導電層の間に備えられる液晶層を含む調光積層体を含み、
前記第1透明導電層および第2透明導電層の少なくとも一つの透明導電層は、前記第1偏光板および第2偏光板のいずれか一つの偏光板と直接接触して形成されるものである、
請求項1に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項9】
前記第1透明導電層および第2透明導電層の少なくとも一つの透明導電層は、透明導電性酸化物、金属、炭素系物質、導電性高分子、導電性インクおよびナノワイヤからなる群より選択される1種以上を含む、請求項8に記載の透過率可変光学積層体。
【請求項10】
前記第1偏光板および第2偏光板の少なくとも一つの偏光板は、保護層、位相差調節層および屈折率調節層からなる群より選択される1種以上の機能層を含む、請求項8に記載の透過率可変光学積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学積層体およびこれを含むサンルーフに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、車両などの移動手段のガラス窓に外光遮断コーティングを施す場合が多い。しかし、従来の移動手段のガラス窓は透過率が固定されており、外光遮断コーティングも透過率が固定されている。したがって、このような従来の移動手段のウィンドウは全体透過率が固定されており、事故を誘発することがある。例えば、全体的な透過率が低く設定されていると、周辺に光量が十分な昼間には問題がない。しかし、周辺に光量が十分ではない夜間などの場合には、運転者などが移動手段の周辺をきちんと確認するにおいて困難性があるしかないという問題点がある。または全体的な透過率が高く設定されていると、周辺に光量が十分な昼間には運転者などに眩しさを引き起こすことがあるという問題点がある。これにより電圧が印加されると、光の透過性を変化させることができる透過率可変光学積層体が開発された。
【0003】
一方、プライバシー保護が重要視される社会雰囲気の下、ガラス窓の反射防止機能を付与するための試みがあり、特に車両のサンルーフの場合、夜間運行する時、サンルーフに映る前座席パネルの反射像が後部座席の着席者の視野に眩しさを引き起こすという問題がある。これにより、サンルーフなどに透過率可変光学積層体を適用する場合、透過率調整機能だけではなく、夜間運行などに備えた反射防止機能の改善が必要である。
【0004】
これにより、光学積層体の一面または両面上に反射防止機能を有するコーティングを付着する技術が開発されている。例えば、韓国公開特許第1999-0028992号公報は、反射防止コーティングを有する窓ガラスを開示しており、具体的に、高くて低い屈折率を有する材料の層を2以上含む窓ガラスに関するものである。
【0005】
しかし、このように反射防止機能の付与のために、多層のコーティング層が取り込まれる場合、光学積層体の厚さが厚くなって透過率調節性能が低下するか、製造工程が複雑になる短所がある。さらに、液晶層や偏光板を必須に含み、偏光板の間に電界駆動型液晶を含む積層体にこのようなコーティングを適用する場合、全体積層体の厚さが過度に厚くなって車両や建物に適用するのに適していない。
【0006】
これにより、外光の透過率を低下させることなく、反射防止機能を有し、かつ厚さが薄くて屈曲特性に有利な光学積層体およびこれを含むサンルーフの開発が必要な実情がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
韓国公開特許第1999-0028992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、外光の透過率を低下させることなく、反射防止機能を有し、かつ厚さが薄くて屈曲特性に有利な光学積層体およびこれを含むサンルーフを提供することを発明の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明は、偏光板の間に電界駆動型液晶を含む調光積層体;および前記調光積層体の室内側の少なくとも一部に配置されるルーバーフィルムを含む透過率可変光学積層体であって、前記ルーバーフィルムは、遮光パターンを含み、前記遮光パターンは、垂直断面で被着面に対して、所定の角度で傾斜したものである、透過率可変光学積層体を提供する。
【0010】
本発明の一実施形態で、前記遮光パターンは、垂直断面で前記被着面に対して、前記遮光パターンの傾斜面を投影した長さaが遮光部ω1の5から50%のものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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