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公開番号2025100417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024216045
出願日2024-12-10
発明の名称電池パック及び電動車両
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人
主分類H01M 50/293 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池パック及びその電池パックを組み込んだ電動車両を提供する。
【解決手段】電池パック100は、下部筐体底板13及び梁構造を含む箱体1と、箱体内に配置され複数のソフトパックセル23を積層して形成されるセルスタック2と、ソフトパックセルの長さ方向に沿ってソフトパックセル端部から梁構造に延伸するタブと、セルスタックと下部筐体底板との間に配置された熱伝導性構造接着剤と、タブと梁構造との間に充填された発泡性接着剤29と、を含む。前記技術的試案によれば、ソフトパックセルを基にソフトパック型CTP電池パックを構築し、ソフトパックセルを積層して形成されるセルスタックに対して優れた保護効果を有し、組み立てが容易で、電池パックの全体の安定性がより優れている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内部に取付空間を有する箱体と、
複数の積層されて配置されるソフトパックセルを含み、前記取付空間内に配置されたセルスタックと、
前記取付空間内に配置され、前記セルスタックと前記箱体との間に直接接続される少なくとも2種の接着構造と、
を含むことを特徴とする、電池パック。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記箱体は下部筐体を含み、前記下部筐体は下部筐体底板及び梁構造を含み、前記セルスタックは前記下部筐体底板上に配置され、前記接着構造は、前記セルスタックと前記下部筐体底板との間及び前記セルスタックと前記梁構造との間に充填される、
ことを特徴とする、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記接着構造の一方は第1接着層として構成され、前記セルスタックの底部と前記下部筐体底板との間に充填されて接着され、前記接着構造の他方は第2接着層として構成され、前記セルスタックのタブ側と前記梁構造との間に充填されて接着される、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記第1接着層は熱伝導性構造接着剤を含む、
ことを特徴とする、請求項3に記載の電池パック。
【請求項5】
前記第2接着層は発泡性接着剤でを含む、
ことを特徴とする、請求項3に記載の電池パック。
【請求項6】
前記梁構造は側梁を含み、各前記ソフトパックセルのタブの一部は前記側梁に面し、前記第2接着層は前記タブと前記側梁との間に配置される、
ことを特徴とする、請求項3に記載の電池パック。
【請求項7】
前記梁構造は1又は複数の箱体中央梁をさらに含み、前記ソフトパックセルのタブの別の一部は前記箱体中央梁に面し、前記第2接着層はさらに前記タブと前記箱体中央梁との間に配置される、
ことを特徴とする、請求項6に記載の電池パック。
【請求項8】
1又は複数の前記箱体中央梁は、前記下部筐体底板を複数の領域に分割し、前記セルスタックは複数であり、各前記セルスタックは前記領域の1つに配置される、
ことを特徴とする、請求項7に記載の電池パック。
【請求項9】
前記発泡性接着剤の高さH1、前記タブの高さH2及び前記ソフトパックセルの本体高さH3は、数式H2≦H1≦H3を満たす、
ことを特徴とする、請求項5に記載の電池パック。
【請求項10】
前記第2接着層は前記ソフトパックセルのタブを包む、
ことを特徴とする、請求項9に記載の電池パック。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動力電池の技術分野に関し、特に、電池パック及びその電池パックを組み込んだ電動車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
二次電池単体の動作電圧は約2.5V~4.5Vである。大容量及び高電圧出力を必要とする電動車両又はエネルギー貯蔵システムでは、通常、複数のセル(cell)を直列及び/又は並列に接続して電池モジュール(module)を形成し、次に電池モジュールを直列に接続及び/又は接続して電池パック(pack)を形成し、さらに、電池パックを電動車両に電力を供給するエネルギーシステム又はエネルギー貯蔵システムとして使用する必要がある。電池パックを構成するために使用される電池モジュールの数、形状、及び電池モジュールを構成するために使用されるセルの数、形状等は、実際の必要に応じて柔軟に変更することができる。
【0003】
電動車両に使用される動力電池の分野では、電動車両のフル充電持続時間と充電速度を向上させるために、電池パックのエネルギー密度と冷却性能をさらに向上させる必要がある。エネルギー密度を高める解決策として、CTP(セル・トゥ・パック)型電池パックは、セルを電池モジュールに形成する工程を省略し、セルを電池パックに直接一体化することにより、電池モジュールの形成に必要な構造部品と電気コネクタが不要になり、セル自体に残される空間が増加する。
【0004】
現在、一般的な電池セルは、構造の違いにより、円筒形セル、角形セル、及びソフトパックセル等に分類される。角形セルを使用したCTP型電池パックが広く使用されているが、ソフトパックセルは、外部衝撃に耐えるのが難しく、組み立て性能が低いため、CTP型電池パックに統合する工程中に依然として一連の問題に直面することになる。従来技術では、ソフトパックされたセルスタックを電池パックに直接取り付けるのは面倒であり、セルスタックを効果的に保護することは容易でなく、その結果、電池パックの全体的な安定性が低下する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の上述の欠点を考慮して、本発明の目的は、組み立てが容易で、全体の安定性がより優れたバッテリパックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的及び他の関連する目的を達成するために、本発明は、内部に取付空間を有する箱体と;複数の積層されて配置されるソフトパックセルを含み、前記取付空間内に配置されたセルスタックと;前記取付空間内に配置され、前記セルスタックと前記箱体との間に直接接続される少なくとも2種の接着構造と、を含む電池パックを提供する。
【0007】
任意に、前記箱体は下部筐体を含み、前記下部筐体は下部筐体底板及び梁構造を含み、前記セルスタックは前記下部筐体底板上に配置され、前記接着構造は、前記セルスタックと前記下部筐体底板との間及び前記セルスタックと前記梁構造との間に充填される。
【0008】
任意に、接着構造は第1接着層として構成され、前記セルスタックの底部と前記下部筐体底板との間に充填されて接着され、別の接着構造は第2接着層として構成され、前記セルスタックのタブ側と前記梁構造との間に充填されて接着される。
【0009】
任意に、第1接着層は熱伝導性構造接着剤を含む。
【0010】
任意に、第2接着層は発泡性接着剤を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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