TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025096731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212608
出願日2023-12-18
発明の名称防振防音装置、防振防音機能付きブラケット、および車両用電動補機の固定構造
出願人住友理工株式会社
代理人弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類G10K 11/16 20060101AFI20250623BHJP(楽器;音響)
要約【課題】防音カバーから騒音が発生するという課題、または、部品点数が多いという課題のいずれかを解決する防振防音装置、防振防音機能付きブラケット、および車両用電動補機の固定構造を提供する。
【解決手段】車両用電動補機20に取付けられる防振防音装置10aであって、車両用電動補機20に取付けられるブラケット本体30と、ブラケット本体30に取付けられ、ブラケット本体30と車両の車体Bとを弾性連結する防振装置40と、ブラケット本体30、防振装置40、または、車両用電動補機20に取付けられ、車両用電動補機20を非接触状態で覆う防音カバー50と、を備える防振防音装置10a。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
車両用電動補機に取付けられる防振防音装置であって、
前記車両用電動補機に取付けられるブラケット本体と、
前記ブラケット本体に取付けられ、前記ブラケット本体と車両の車体とを弾性連結する防振装置と、
前記ブラケット本体、前記防振装置、または、前記車両用電動補機に取付けられ、前記車両用電動補機を非接触状態で覆う防音カバーと、を備える防振防音装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記防音カバーの内面と前記車両用電動補機の外面とが対向する全ての面の間には、隙間が形成されている、請求項1に記載の防振防音装置。
【請求項3】
前記ブラケット本体は、前記車両用電動補機のうち前記防音カバーに覆われていない部位に取付けられている、請求項1に記載の防振防音装置。
【請求項4】
前記ブラケット本体は、前記車両用電動補機に取付けられる第一主面を有し、
前記防音カバーは、前記ブラケット本体のうち前記第一主面側において前記車両用電動補機の少なくとも一部を覆う、請求項1に記載の防振防音装置。
【請求項5】
前記防音カバーは、前記ブラケット本体に取付けられている、請求項1に記載の防振防音装置。
【請求項6】
前記防音カバーは、接着材料により前記ブラケット本体に取付けられている、請求項5に記載の防振防音装置。
【請求項7】
前記防音カバーは、防振部材を介して前記ブラケット本体に取付けられている、請求項5に記載の防振防音装置。
【請求項8】
前記防音カバーと前記ブラケット本体とが接合する接合面積は、前記防音カバーと前記車両用電動補機とが対向する対向面積よりも小さい、請求項5に記載の防振防音装置。
【請求項9】
前記防振装置は、
前記ブラケット本体に取付けられる外筒と、
前記外筒の内側に配置され、前記車体に取付けられる内筒と、
前記外筒と前記内筒とを連結する弾性体と、を備え、
前記防音カバーは、前記防振装置の前記内筒に取付けられている、請求項1に記載の防振防音装置。
【請求項10】
前記防音カバーは、防振部材を介して前記車両用電動補機に取付けられている、請求項1に記載の防振防音装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防振防音装置、防振防音機能付きブラケット、および車両用電動補機の固定構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近時、EV(Electric Vehicle)の普及により、車室内の静粛性が向上したため、車両に搭載された車両用電動補機が作動する際に発生する音や振動が問題となっている。
【0003】
車両用電動補機が作動すると、車両用電動補機から作動音が発生する場合がある。この作動音が車室内に侵入すると、乗員にとっては騒音となりうる。また、車両用電動補機が作動すると、車両用電動補機が振動する場合がある。この振動が、車両用電動補機と車両の車体とを連結するブラケットに伝達され、さらには車両の車体にまで伝達されることにより、車両用電動補機、ブラケット、および車両の車体が振動し、結果として、車両用電動補機、ブラケット、および車両の車体から音が発生する場合がある。
【0004】
特許文献1においては、車両用電動補機の作動時に発生する音や振動を低減するために、車両用電動補機の外周面を防音カバーで覆うとともに、車両用電動補機を車両の車体に取り付けるブラケットと車両の車体との間に防振材を介在させる技術が記載されている。
【0005】
特許文献1に係る技術においては、車両用電動補機は、支持ブラケットによって車両の車体に固定されている。防振材は、支持ブラケットと車体との間に介在されている。防音カバーは、第1カバー部と、第2カバー部と、を有する。第1カバー部は、支持ブラケットと車体との間に配置されている。第2カバー部は、車両用電動補機のうち、支持ブラケットに対して車体と反対側の外周面を覆っている。第1カバー部と第2カバー部とによって、車両用電動補機全体が覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-147641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の技術においては、防音カバーの内周面は、車両用電動補機の外周面に接触している。このため、車両用電動補機が作動すると、車両用電動補機で発生した振動が防音カバーに伝達され、防音カバーが振動するおそれがある。防音カバーが振動すると、防音カバー自体から音が発生するという課題がある。
【0008】
また、上記の技術においては、車両用電動補機を車両の車体に取り付けるために用いられる部材は、支持ブラケット、防振材、および防音カバーである。このため、部品点数が多いという課題がある。
【0009】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、上記のいずれかの課題を解決する防振防音装置、防振防音機能付きブラケット、および車両用電動補機の固定構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様は、
車両用電動補機に取付けられる防振防音装置であって、
前記車両用電動補機に取付けられるブラケット本体と、
前記ブラケット本体に取付けられ、前記ブラケット本体と車両の車体とを弾性連結する防振装置と、
前記ブラケット本体、前記防振装置、または、前記車両用電動補機に取付けられ、前記車両用電動補機を非接触状態で覆う防音カバーと、を備える防振防音装置にある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

住友理工株式会社
ブッシュ
今日
住友理工株式会社
接触検知装置
今日
住友理工株式会社
動作判別装置
24日前
住友理工株式会社
筒型防振装置
2か月前
住友理工株式会社
接触検知装置
2か月前
住友理工株式会社
接触検知装置
2か月前
住友理工株式会社
産業用ホース
20日前
住友理工株式会社
ブロック装置
10日前
住友理工株式会社
冷却用熱交換器
1か月前
住友理工株式会社
冷却用熱交換器
1か月前
住友理工株式会社
動作判別システム
24日前
住友理工株式会社
カップ付シートラバー
7日前
住友理工株式会社
電動コンプレッサの支持構造
1か月前
住友理工株式会社
モータ支持用の筒型防振装置
1か月前
住友理工株式会社
モータマウント用の筒型防振装置
1か月前
住友理工株式会社
冷却用熱交換器及び冷却用熱交換器の製造方法
24日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン周辺構造の支持装置
1か月前
住友理工株式会社
車両用冷却液輸送ホース用組成物および車両用冷却液輸送ホース
1か月前
住友理工株式会社
防振防音装置、防振防音機能付きブラケット、および車両用電動補機の固定構造
2か月前
住友理工株式会社
マトリックスポリマーにフィラーが分散されたポリマー複合材料を解析する方法
4日前
住友理工株式会社
導電性熱可塑性エラストマー組成物、それを用いた導電性シート、および導電性シートの製造方法
6日前
個人
破裂爆発波動体感バルーン
4日前
富士フイルム株式会社
消音器
1か月前
三井化学株式会社
吸音構造体
1か月前
積水化学工業株式会社
吸音構造体
27日前
ヤマハ株式会社
弦楽器用の支持装置
1か月前
株式会社イシダ
商品処理装置
18日前
富士フイルム株式会社
消音器付き風路
1か月前
株式会社総合車両製作所
吸音パネル
1か月前
川崎重工業株式会社
表面材
今日
日本音響エンジニアリング株式会社
騒音低減装置
3日前
ヤマハ株式会社
リード
25日前
株式会社フジタ
環境音快音化システム
3日前
個人
歌唱技術表示装置および歌唱技術表示方法
6日前
株式会社レゾナック
吸音材及び車両部材
1か月前
NOK株式会社
吸音構造体
17日前
続きを見る