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公開番号2025095308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211231
出願日2023-12-14
発明の名称作業車両
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B62D 53/00 20060101AFI20250619BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】固縛作業がしやすい作業車両を提供する。
【解決手段】車体の前部となる前フレーム2と、車体の後部となる後フレーム3と、前フレーム2と後フレーム3とを左右方向に屈曲可能に連結するセンタピン10と、を備えたホイールローダ1において、前フレーム2および後フレーム3のうちの少なくとも一方のフレームには、センタピン10を挟んだ左右両側に、固縛用具としてのワイヤロープ6を引っ掛けるための穴51L,51R,52L,52R,53が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体の前部となる前フレームと、
前記車体の後部となる後フレームと、
前記前フレームと前記後フレームとを左右方向に屈曲可能に連結するセンタピンと、
を備えた作業車両において、
前記前フレームおよび前記後フレームのうちの少なくとも一方のフレームには、前記センタピンを挟んだ左右両側に、固縛用具を引っ掛けるための穴が形成されている
ことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業車両において、
前記前フレームは、前記後フレーム側に向かって凸となる前側凸部を含み、
前記後フレームは、前記前フレーム側に向かって凸となる後側凸部を含み、
前記センタピンは、前記前側凸部と前記後側凸部とを連結し、
前記穴は、前記前側凸部および前記後側凸部のうちの少なくとも一方の凸部に形成されている
ことを特徴とする作業車両。
【請求項3】
請求項2に記載の作業車両において、
前記前側凸部および前記後側凸部はそれぞれ、前記車体の上下方向に間隔を空けて複数並んで配置され、
前記穴は、最下位置に配置された前記前側凸部および前記後側凸部のうちの少なくともいずれか一方の凸部に形成されている
ことを特徴とする作業車両。
【請求項4】
請求項1に記載の作業車両において、
前記一方のフレームの前記穴は、
前記前フレームの前記後フレームに対する屈曲角度が所定の角度未満である場合には、上下方向で他方のフレームに重ならない位置に配置され、
前記前フレームの前記後フレームに対する屈曲角度が前記所定の角度以上である場合には、少なくとも一部が上下方向で前記他方のフレームに重なる位置に配置される
ことを特徴とする作業車両。
【請求項5】
請求項1に記載の作業車両において、
前記穴は、前記前フレームおよび前記後フレームのそれぞれにおける前記センタピンを挟んだ左右両側に設けられている
ことを特徴とする作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アーティキュレート式の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、作業車両をトレーラなどで輸送する場合には、ワイヤロープなどを用いて車体をトレーラに固縛する必要がある。例えば、特許文献1に開示されたホイールローダでは、車体フレームの側面に固縛用のブラケットが溶接されており、このブラケットにワイヤロープを引っ掛けて車体をトレーラに固縛することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-179797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の固縛用のブラケットは、車体フレームの側面に設けられているため、車体に装備されている車輪やフェンダーなどが障害物となって固縛作業がしづらい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、固縛作業がしやすい作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、車体の前部となる前フレームと、前記車体の後部となる後フレームと、前記前フレームと前記後フレームとを左右方向に屈曲可能に連結するセンタピンと、を備えた作業車両において、前記前フレームおよび前記後フレームのうちの少なくとも一方のフレームには、前記センタピンを挟んだ左右両側に、固縛用具を引っ掛けるための穴が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、固縛作業がしやすい。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るホイールローダの一構成例を示す外観側面図である。
前フレームの一構成例を示す斜視図である。
後フレームの一構成例を示す斜視図である。
穴の一構成例を示し、車体を下方から見た場合の斜視図である。
穴と前フレームとの位置関係を示し、前フレームが左方向に屈曲した状態を下方から見た場合の平面図である。
ホイールローダがトレーラに乗っている様子を示す図である。
穴にワイヤロープが引っ掛けられた様子を示す図である。
第1変形例に係る穴の一構成例を示し、車体を下方から見た場合の斜視図である。
第1変形例に係る穴と後フレームとの位置関係を示し、前フレームが左方向に屈曲した状態を下方から見た場合の平面図である。
第2変形例に係る穴の一構成例を示し、車体を下方から見た場合の斜視図である。
第3変形例に係る穴の一構成例を示し、車体を下方から見た場合の斜視図である。
第3変形例に係る穴の他の構成例を示し、車体を下方から見た場合の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係る作業車両の一態様として、荷役作業を行うホイールローダを例に挙げて説明する。
【0010】
<ホイールローダ1の全体構成>
まず、本発明の実施形態に係るホイールローダ1の全体構成について、図1を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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