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公開番号
2025094832
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210607
出願日
2023-12-13
発明の名称
蓄電装置
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/289 20210101AFI20250618BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】耐振動性又は耐衝撃性の向上を図ることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、第1方向に第1蓄電素子51A、51Bが並んだ第1素子群41、及び第1素子群の第1方向において第1素子群を拘束する第1内側部材42を有する第1素子ユニット31と、第1方向に第2蓄電素子105A、105Bが並んだ第2素子群101、及び第1内側部材と別体で設けられるとともに、第2素子群の第1方向において第2素子群を拘束する第2内側部材102を有し、第1方向に交差する第2方向において第1素子ユニットに隣り合って配置された第2素子ユニット32と、第1内側部材及び第2内側部材の外側から第1素子ユニット及び第2素子ユニットをまとめて拘束する外側部材33と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に第1蓄電素子が並んだ第1素子群、及び前記第1素子群の前記第1方向において前記第1素子群を拘束する第1内側部材を有する第1素子ユニットと、
前記第1方向に第2蓄電素子が並んだ第2素子群、及び前記第1内側部材と別体で設けられるとともに、前記第2素子群の前記第1方向において前記第2素子群を拘束する第2内側部材を有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第1素子ユニットに隣り合って配置された第2素子ユニットと、
前記第1内側部材及び前記第2内側部材の外側から前記第1素子ユニット及び前記第2素子ユニットをまとめて拘束する外側部材と、を備えている
蓄電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記外側部材は、
前記第1内側部材及び前記第2内側部材のうち、前記第1方向の第1側を向く部分のみに跨って配置された第1外側プレートと、
前記第1内側部材及び前記第2内側部材のうち、前記第1方向の第2側を向く部分のみに跨って配置された第2外側プレートと、を備えている
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1外側プレートは、前記第1方向から見て前記第2方向に交差する第3方向に延びる第1外側溶接部によって前記第1内側部材及び前記第2内側部材に接合され、
前記第2外側プレートは、前記第3方向に延びる第2外側溶接部によって前記第1内側部材及び前記第2内側部材に接合されている
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1素子ユニット及び前記第2素子ユニットが前記外側部材により拘束された状態で収容されるケースを備え、
前記外側部材には、前記ケースに形成された位置決め部に係合される係合部が形成されている
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1内側部材は、
前記第1素子群に対して前記第1方向の第1側に配置された第1エンド部と、前記第1エンド部における前記第2方向の両端部から第1方向の第2側に延びる第1サイド部と、を有する第1拘束プレートと、
前記第1素子群に対して前記第1方向の第2側に配置された第2エンド部と、前記第2エンド部における前記第2方向の両端部から前記第1方向の第1側に延びる第2サイド部と、を有する第2拘束プレートと、を備え、
一方の前記第1サイド部及び一方の前記第2サイド部は、前記第1素子群に対して前記第2方向の第1側で互いに重なり合った状態で接合され、
他方の前記第1サイド部及び他方の前記第2サイド部は、前記第1素子群に対して前記第2方向の第2側で互いに重なり合った状態で接合されている
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第1素子ユニットは、
前記一方の第1サイド部、及び前記一方の第2サイド部を接合する第1内側溶接部と、
前記他方の第1サイド部、及び前記他方の第2サイド部を接合する第2内側溶接部と、
前記第1素子群及び前記第1内側部材の間に配置されて、前記第1素子群及び前記第1内側部材の間を絶縁する絶縁部材と、を備え、
前記絶縁部材は、
前記第1内側部材内において、前記第2方向から見て前記第1内側溶接部と重なり合う第1延長部と、
前記第1内側部材内において、前記第2方向から見て前記第2内側溶接部と重なり合う第2延長部と、を備えている
請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第1素子群における前記第1方向から見て前記第2方向に交差する第3方向での寸法は、前記第1素子群における前記第1方向の寸法よりも大きくなっており、
前記第1内側溶接部及び前記第2内側溶接部のそれぞれは、前記第3方向に延びるとともに、前記第1方向に間隔をあけて配置されている
請求項6に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の第1蓄電素子が積層された第1ユニットと、複数の第2蓄電素子が積層された第2ユニットとが、伝熱部材上に取り付けられ、さらに伝熱部材を蓋部材で覆う蓄電モジュールが開示されている。第1ユニットは第1固定部材によって伝熱部材に固定され、第2ユニットは第2固定部材によって伝熱部材に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-4926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に係る構成において、第1ユニットと第2ユニットはそれぞれ独立して固定されている。そのため、伝熱部材上において、第1ユニットと第2ユニットとが、それぞれ移動してしまい、耐振動性又は耐衝撃性の向上を図ることができないおそれがある。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、耐振動性又は耐衝撃性の向上を図ることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、第1方向に第1蓄電素子が並んだ第1素子群、及び前記第1素子群の前記第1方向において前記第1素子群を拘束する第1内側部材を有する第1素子ユニットと、前記第1方向に第2蓄電素子が並んだ第2素子群、及び前記第1内側部材と別体で設けられるとともに、前記第2素子群の前記第1方向において前記第2素子群を拘束する第2内側部材を有し、前記第1方向に交差する第2方向で前記第1素子ユニットに隣り合って配置された第2素子ユニットと、前記第1内側部材及び前記第2内側部材の外側から前記第1素子ユニット及び前記第2素子ユニットをまとめて拘束する外側部材と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
上記態様によれば、耐振動性又は耐衝撃性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る蓄電装置の斜視図である。
図2は、実施形態に係る蓄電装置の分解斜視図である。
図3は、図1のIII-III線に対応する断面図である。
図4は、実施形態に係る蓄電モジュールの分解斜視図である。
図5は、実施形態に係る第1素子群の分解斜視図である。
図6は、図1のVI-VI線に対応する断面図である。
図7は、図1のVII-VII線に対応する断面図である。
図8は、図1のVIII-VIII線に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、第1方向に第1蓄電素子が並んだ第1素子群、及び前記第1素子群の前記第1方向において前記第1素子群を拘束する第1内側部材を有する第1素子ユニットと、前記第1方向に第2蓄電素子が並んだ第2素子群、及び前記第1内側部材と別体で設けられるとともに、前記第2素子群の前記第1方向において前記第2素子群を拘束する第2内側部材を有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第1素子ユニットに隣り合って配置された第2素子ユニットと、前記第1内側部材及び前記第2内側部材の外側から前記第1素子ユニット及び前記第2素子ユニットをまとめて拘束する外側部材と、を備えている。
【0010】
本態様によれば、複数の蓄電素子を第2方向に複数列並べることで、蓄電素子を第1方向に一列で並べる場合に比べて、各素子ユニットの第1方向での小型化を図ることができる。
その上で、各素子群の第1方向への変位を内側部材で拘束することで、各蓄電素子の膨張を抑制して、各蓄電素子の特性を長期に亘って維持できる。特に、各素子群を別々の内側部材で拘束することで、各素子群に対して第1方向に所望の圧力を付与した状態で、各素子群を拘束し易い。
また、外側部材によって各素子ユニットをまとめて拘束することで、各素子ユニットの相対変位を規制できる。これにより、従来のように第1ユニットと第2ユニットとが独立して固定されているだけの構成に比べ、耐振動性又は耐衝撃性の向上を図ることができる。よって、本態様に係る蓄電装置では、第1方向での小型化を図りつつ、長期に亘って信頼に優れた蓄電装置を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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