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公開番号2025094831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210606
出願日2023-12-13
発明の名称電池およびその製造方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人青藍国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類H01M 50/588 20210101AFI20250618BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】信頼性の高い電池、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本開示の電池は、第1電極層100と、第2電極層200と、第1電極層100および第2電極層200の間に配置された固体電解質層300と、を含む発電素子400を備え、第1電極層100は、第1活物質層120と、第1活物質層120の主面上に配置された第1集電体層110と、第1集電体層110の第1側面の少なくとも一部を被覆している第1絶縁層130と、を含み、第2電極層200は、第2活物質層220と、第2活物質層220の主面上に配置された第2集電体層210と、第2集電体層210の第2側面の少なくとも一部を被覆している第2絶縁層230と、を含み、第1絶縁層130および第1集電体層110は、第1ガラス成分を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電極層と、第2電極層と、前記第1電極層および前記第2電極層の間に配置された固体電解質層と、を含む発電素子を備え、
前記第1電極層は、第1活物質層と、前記第1活物質層の主面上に配置された第1集電体層と、前記第1集電体層の第1側面の少なくとも一部を被覆している第1絶縁層と、を含み、
前記第2電極層は、第2活物質層と、前記第2活物質層の主面上に配置された第2集電体層と、前記第2集電体層の第2側面の少なくとも一部を被覆している第2絶縁層と、を含み、
前記第1絶縁層および前記第1集電体層は、第1ガラス成分を含む、
電池。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記第1集電体層の前記第1側面と前記第2集電体層の前記第2側面とは、互いに対向する、
請求項1に記載の電池。
【請求項3】
前記第2絶縁層は、前記第2集電体層に含まれる金属の酸化物、および第2ガラス成分からなる群より選択される少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の電池。
【請求項4】
前記第2絶縁層および前記第2集電体層は、前記第2ガラス成分を含む、
請求項3に記載の電池。
【請求項5】
前記第1ガラス成分および前記第2ガラス成分は、互いに異なる組成を有する、
請求項3に記載の電池。
【請求項6】
前記第1ガラス成分および前記第2ガラス成分は、互いに異なるガラス軟化点を有する、
請求項3に記載の電池。
【請求項7】
前記第1集電体層は、前記第2集電体層とは異なる金属を含む、
請求項1に記載の電池。
【請求項8】
前記第1集電体層の平衡酸素分圧は、前記第2集電体層の平衡酸素分圧よりも大きい、
請求項1に記載の電池。
【請求項9】
前記第1ガラス成分のガラス軟化点は、前記第1集電体層が酸化されない温度である、
請求項1に記載の電池。
【請求項10】
前記第1ガラス成分のガラス軟化点は、前記第2集電体層が酸化される温度よりも高い、
請求項1に記載の電池。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電池の小型化および高性能化を目的として、電池の積層化および面実装対応に関する技術が要望されている。このような電池に関する技術として、例えば、特許文献1および特許文献2には、集電体層にガラス成分を含有させて構造欠陥および界面抵抗を低減する電池が開示されている。また、電池の積層化および面実装対応に関する技術として、端子電極が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-001527号公報
特開2010―140725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、信頼性の高い電池を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の電池は、
第1電極層と、第2電極層と、前記第1電極層および前記第2電極層の間に配置された固体電解質層と、を含む発電素子を備え、
前記第1電極層は、第1活物質層と、前記第1活物質層の主面上に配置された第1集電体層と、前記第1集電体層の第1側面の少なくとも一部を被覆している第1絶縁層と、を含み、
前記第2電極層は、第2活物質層と、前記第2活物質層の主面上に配置された第2集電体層と、前記第2集電体層の第2側面の少なくとも一部を被覆している第2絶縁層と、を含み、
前記第1絶縁層および前記第1集電体層は、第1ガラス成分を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、信頼性の高い電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る電池の概略構成を示す断面図および平面図である。
図2は、第1実施形態に係る電池の第1の変形例の概略構成を示す断面図および平面図である。
図3は、第1実施形態に係る電池の第2の変形例の概略構成を示す断面図および平面図である。
図4は、第1実施形態に係る電池の第3の変形例の概略構成を示す断面図および平面図である。
図5は、第2実施形態に係る電池の概略構成を示す断面図および平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態が図面を参照しながら具体的に説明される。
【0009】
なお、以下で説明する実施形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、製造工程、製造工程の順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0010】
また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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