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公開番号2025092397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024153929,2023207545
出願日2024-09-06,2023-12-08
発明の名称フローセル
出願人WOTA株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類G01N 21/05 20060101AFI20250612BHJP(測定;試験)
要約【課題】気泡の通過などによる測定不具合を抑制乃至は回避することが可能なフローセルに関する。
【解決手段】液体の流入口及び流出口、並びに、流入口と流出口との間の領域に設けられた流速制御路を有する容器本体と、流速制御路を流動する液体に向けて光を照射可能な発光部と、発光部から発せられた光を受光する受光部とを備え、流速制御路は、流入口から流入された液体が流入される制御路流入口と、制御路流入口に流入された液体が流出される制御路流出口とを有しており、制御路流入口の開口面積及び制御路流出口の開口面積が等しい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体の流入口及び流出口、並びに、前記流入口と前記流出口との間の領域に設けられた流速制御路を有する容器本体と、
前記流速制御路を流動する液体に向けて光を照射可能な発光部と、
前記発光部から発せられた光を受光する受光部と
を備え、
前記流速制御路は、
前記流入口から流入された液体が流入される制御路流入口と、
前記制御路流入口に流入された液体が流出される制御路流出口と
を有しており、
前記制御路流入口の開口面積及び前記制御路流出口の開口面積が等しい
フローセル。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記発光部は、前記流速制御路の流路方向の一端部に設けられ、
前記受光部は、前記流速制御路の流路方向の他端部に設けられている
請求項1に記載のフローセル。
【請求項3】
前記流速制御路の流路断面積は、前記制御路流入口の開口面積及び前記制御路流出口の開口面積と等しい
請求項1又は2に記載のフローセル。
【請求項4】
前記流速制御路の流路断面積は、前記流入口及び前記流出口の少なくとも一方の開口面積と等しい
請求項1又は2に記載のフローセル。
【請求項5】
前記流速制御路の下流側に設けられた前記発光部及び前記受光部のいずれか一方は、高さ方向において、前記流速制御路の上流側に設けられた前記発光部及び前記受光部のいずれか他方とは異なる位置に設けられている
請求項2に記載のフローセル。
【請求項6】
前記容器本体は、前記発光部を装着可能な発光部側装着部及び前記受光部を装着可能な受光部側装着部を有し、
前記発光部側装着部は、前記流速制御路内に前記発光部を露出させる貫通孔を有し、
前記受光部側装着部は、前記流速制御路内に前記受光部を露出させる貫通孔を有する
請求項1又は2に記載のフローセル。
【請求項7】
前記容器本体は、前記流速制御路を複数有する
請求項1又は2に記載のフローセル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フローセルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、光源及びセンサを用いて液体の水質を判定する際に、フローセルが用いられている。例えば、特許文献1には、液体の流入路及び流出路と、容器本体とを備えたフローセルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/027172号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のフローセルでは、流入路の断面積と容器本体の断面積との比が大きく、流入路から容器本体の内部に液体が流入したときに液体の流速が大幅に変化するため、容器本体の内部で乱流が発生する。また、特許文献1に記載のフローセルでは、流入路と容器本体とで断面積が変化するため、流入路と容器本体の内部とで圧力変動が生じる。
【0005】
このように、特許文献1に記載のフローセルでは、容器本体の内部で乱流が発生すると共に、流入路と容器本体の内部とで圧力変動が生じるため、容器本体の内部に気泡が発生する。このような気泡の発生は、センサに測定誤差が生じる原因となっている。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、気泡の通過などによる測定不具合を抑制乃至は回避することが可能なフローセルに関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るフローセルは、液体の流入口及び流出口、並びに、前記流入口と前記流出口との間の領域に設けられた流速制御路を有する容器本体と、前記流速制御路を流動する液体に向けて光を照射可能な発光部と、前記発光部から発せられた光を受光する受光部とを備え、前記流速制御路は、前記流入口から流入された液体が流入される制御路流入口と、前記制御路流入口に流入された液体が流出される制御路流出口とを有しており、前記制御路流入口の開口面積及び前記制御路流出口の開口面積が等しい。
【0008】
本発明に係るフローセルにおいて、前記発光部は、前記流速制御路の流路方向の一端部に設けられ、前記受光部は、前記流速制御路の流路方向の他端部に設けられていることが好ましい。
【0009】
本発明に係るフローセルにおいて、前記流速制御路の流路断面積は、前記制御路流入口の開口面積及び前記制御路流出口の開口面積と等しくても良い。
【0010】
本発明に係るフローセルにおいて、前記流速制御路の流路断面積は、前記流入口及び前記流出口の少なくとも一方の開口面積と等しいことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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