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公開番号
2025090758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025039801,2021076631
出願日
2025-03-12,2021-04-28
発明の名称
焼却システム
出願人
メタウォーター株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
F23G
5/04 20060101AFI20250610BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】被焼却物の乾燥を被焼却物の性状に合わせて行う焼却システムを提供する。
【解決手段】焼却炉1と、焼却炉からの廃熱で加熱された第1熱媒の熱エネルギーにより発電する熱電併給システム10と、第1熱媒の熱エネルギーで加熱された第2熱媒の熱エネルギーにより焼却炉に供給する被焼却物を乾燥する乾燥機5と、第2熱媒の温度を調整する調整システムと、を備え、調整システムは、乾燥機と熱電併給システムとの間において第2熱媒が循環する循環経路に設けられ、第2熱媒と流体とを熱交換する熱交換器21を備え、流体は、白煙防止空気である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
焼却炉と、
前記焼却炉からの廃熱で加熱された第1熱媒の熱エネルギーにより発電する熱電併給システムと、
前記第1熱媒の熱エネルギーで加熱された第2熱媒の熱エネルギーにより前記焼却炉に供給する被焼却物を乾燥する乾燥機と、
前記第2熱媒の温度を調整する調整システムと、を備え、
前記調整システムは、前記乾燥機と前記熱電併給システムとの間において前記第2熱媒が循環する循環経路に設けられ、前記第2熱媒と流体とを熱交換する熱交換器を備え、
前記流体は、白煙防止空気である、焼却システム。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
焼却炉と、
前記焼却炉からの廃熱で加熱された第1熱媒の熱エネルギーにより発電する熱電併給システムと、
前記第1熱媒の熱エネルギーで加熱された第2熱媒の熱エネルギーにより前記焼却炉に供給する被焼却物を乾燥する乾燥機と、
前記第2熱媒の温度を調整する調整システムと、を備え、
前記調整システムは、前記乾燥機と前記熱電併給システムとの間において前記第2熱媒が循環する循環経路に設けられ、前記第2熱媒と流体とを熱交換する熱交換器と、前記循環経路において前記熱交換器を迂回する迂回経路とを備え、
前記流体は、白煙防止空気、または、前記焼却炉から排出されたガスであって除塵未処理のガスである、焼却システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、焼却システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
汚泥等の被焼却物(以下、単に被焼却物とも呼ぶ)を焼却する焼却炉の排ガスは、800~900℃程度の高温の排ガスである。そのため、例えば、この高温の排ガスをボイラーに導いて水蒸気を発生させ、蒸気タービンにより発電機を回転させる廃熱発電を行う廃熱発電システムを備えた焼却システムが提案されている。
【0003】
そして、上記のような焼却システムでは、例えば、焼却前の被焼却物を乾燥する熱源として、廃熱発電システムから回収された熱エネルギーが利用される(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-000983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような焼却システムでは、被焼却物の乾燥を被焼却物の性状に合わせて行うことが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明における焼却システムは、焼却炉と、前記焼却炉からの廃熱で加熱された第1熱媒の熱エネルギーにより発電する熱電併給システムと、前記第1熱媒の熱エネルギーで加熱された第2熱媒の熱エネルギーにより前記焼却炉に供給する被焼却物を乾燥する乾燥機と、前記第2熱媒の温度を調整する調整システムと、を備え、前記調整システムは、前記乾燥機と前記熱電併給システムとの間において前記第2熱媒が循環する循環経路に設けられ、前記第2熱媒と流体とを熱交換する熱交換器を備え、前記流体は、白煙防止空気である。
【発明の効果】
【0007】
本発明における焼却システムによれば、被焼却物の乾燥を被焼却物の性状に合わせて行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、比較例における焼却システム900の構成例を説明する図である。
図2は、第1の実施の形態における焼却システム100の構成例を説明する図である。
図3は、第2の実施の形態における焼却システム200の構成例を説明する図である。
図4は、第3の実施の形態における焼却システム300の構成例を説明する図である。
図5は、第4の実施の形態における焼却システム400の構成例を説明する図である。
図6は、第5の実施の形態における焼却システム500の構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
[比較例における焼却システム900]
初めに、比較例における焼却システム900について説明を行う。図1は、比較例における焼却システム900の構成例を説明する図である。なお、以下に示すライン(配管)やポンプ等の配置位置や数は、例示であり、これに限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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