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公開番号2025086072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199879
出願日2023-11-27
発明の名称重畳画像表示装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人ネクスト
主分類B60K 35/23 20240101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約【課題】他車両の接近に伴う車線移動のリスクを乗員に示唆するとともに、他車両が接近する方向についても併せて示唆することを可能にした重畳画像表示装置を提供する。
【解決手段】自車両の周辺状況を取得し、周辺状況に基づいて自車両と異なる車線を走行する他車両が自車両の方向に接近すると判定された場合に、自車両と他車両との間にある区画線に沿って案内オブジェクトを表示し、更に案内オブジェクトを表示する際には、他車両が接近する方向を示す態様でアニメーション表示するように構成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
自車両において前記自車両の乗員へ情報を案内する案内オブジェクトを、前記自車両周辺の風景に重畳して視認させる重畳画像表示装置であって、
自車両の周辺状況を取得する周辺状況取得手段と、
前記周辺状況に基づいて自車両と異なる車線を走行する他車両が自車両の方向に接近すると判定された場合に、自車両と他車両との間にある区画線に沿って案内オブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、を有し、
前記オブジェクト表示手段は、前記他車両が接近する方向を示す態様で前記案内オブジェクトをアニメーション表示する重畳画像表示装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記オブジェクト表示手段は、前記他車両が接近する方向から自車両の方向へと前記案内オブジェクトが移動するアニメーション表示を行う請求項1に記載の重畳画像表示装置。
【請求項3】
自車両に対する他車両の相対速度を取得する速度取得手段を有し、
前記オブジェクト表示手段は、前記他車両の相対速度が速い程、前記案内オブジェクトを速く移動させるアニメーション表示を行う請求項2に記載の重畳画像表示装置。
【請求項4】
前記案内オブジェクトは、前記自車両の進行方向に沿って所定距離の間隔を開けて配置された複数の壁形状を有するオブジェクトである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の重畳画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の走行支援を行う重畳画像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両の乗員に対して経路案内や障害物の警告等の車両の走行支援を行う為の各種情報を提供する情報提供手段として、様々な手段が用いられている。例えば、車両に設置された液晶ディスプレイによる表示や、スピーカから出力する音声等である。そして、近年、このような情報提供手段の一つとして、乗員の周辺環境(風景、実景)に重畳する画像を表示することによって、情報の提供を行う装置がある。例えば、ヘッドアップディスプレイ、ウインドウシールドディスプレイの他、液晶ディスプレイに表示した車両周辺の撮像画像に重畳して画像を表示する方法等が該当する。
【0003】
そして、上記周辺環境に重畳する画像を表示することにより行われる走行支援の一つとして、例えば特開2015-210644号公報には自車両に接近する後方車両がある場合において車線移動を行うリスクを乗員に示唆する為に、区画線に沿った壁状のオブジェクトを表示する技術について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-210644号公報(段落0024-0026、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記特許文献1の技術は壁状のオブジェクトを表示することで後方車両が接近することを乗員に示唆するものであるが、自車両に接近する他車両は後方車両に限られることなく、例えば減速する前方車両であったり、自車両の方向へ車線変更する側方車両も存在する。そして、他車両がどの方向から接近するかによって乗員が注意すべき内容も大きく異なる。しかしながら、上記特許文献1では後方車両以外の他車両の接近については想定しておらず、他車両が接近する方向を乗員に示唆することができなかった。
【0006】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、自車両に接近する他車両がある場合において、他車両の接近に伴う車線移動のリスクを乗員に示唆するとともに、他車両が接近する方向についても併せて示唆することを可能にした重畳画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る重畳画像表示装置は、自車両において前記自車両の乗員へ情報を案内する案内オブジェクトを、前記自車両周辺の風景に重畳して視認させる重畳画像表示装置であって、自車両の周辺状況を取得する周辺状況取得手段と、前記周辺状況に基づいて自車両と異なる車線を走行する他車両が自車両の方向に接近すると判定された場合に、自車両と他車両との間にある区画線に沿って案内オブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、を有し、前記オブジェクト表示手段は、前記他車両が接近する方向を示す態様で前記案内オブジェクトをアニメーション表示する。
尚、「風景」とは、実際に車両から視認される風景(実景)に加えて、風景を撮像した画像、風景を再現した画像等も含む。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る重畳画像表示装置によれば、自車両に接近する他車両がある場合において、自車両と他車両との間にある区画線に沿って案内オブジェクトを表示することで、他車両の接近に伴う車線移動のリスクを乗員に示唆することが可能となる。更に、他車両が接近する方向を示す態様で案内オブジェクトをアニメーション表示することにより、他車両が接近する方向についても併せて示唆することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る重畳画像表示装置の概略構成図である。
車両の乗員によって視認される風景と風景に重畳される虚像の一例を示した図である。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。
本実施形態に係る走行支援処理プログラムのフローチャートである。
推奨車線への移動を促す案内オブジェクトの例を示した図である。
他車両が接近する状況において、車両の乗員から視認される案内オブジェクトの例を示した図である。
他車両が自車両の後方から接近する場合の案内オブジェクトの相対位置の変化を示した図である。
他車両が自車両の前方から接近する場合の案内オブジェクトの相対位置の変化を示した図である。
他車両が自車両の側方から接近する場合の案内オブジェクトの相対位置の変化を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る重畳画像表示装置1を具体化した実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る重畳画像表示装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係る重畳画像表示装置1の概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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