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公開番号
2025084261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198034
出願日
2023-11-22
発明の名称
電子機器及び回転操作ユニット
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03B
17/02 20210101AFI20250527BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】誤検知の低減と小型化を可能とした回転操作部材を備える電子機器を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ100のモードダイヤル107は、ダイヤルノブ1と一体的に回転する反射部材50と、ダイヤルノブ1の回転軸Oの軸方向において反射部材50までの距離を測定する測距センサ9を備える。反射部材50は、回転軸Oと直交し、且つ、ダイヤルノブ1の回転方向に均等な位相で形成され、且つ、測距センサ9からの距離の異なる複数の反射面と、隣接する反射面の間に設けられ、複数の反射面のうち測距センサ9からの距離が最小の反射面よりも更に測距センサ9からの距離が小さいセンサ側先端面51xを有する凸51を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転操作ユニットを備える電子機器であって、
前記回転操作ユニットは、
回転操作部材と、
前記回転操作部材と一体的に回転する反射部材と、
前記回転操作部材の回転軸の軸方向において前記反射部材までの距離を測定する非接触式の測距センサと、を備え、
前記反射部材は、
前記回転軸と直交し、且つ、前記回転操作部材の回転方向に均等な位相で形成され、且つ、前記測距センサからの距離の異なる複数の平面部と、
隣接する前記平面部の間に設けられ、前記複数の平面部のうち前記測距センサからの距離が最小の平面部よりも更に前記測距センサからの距離が小さい平面部を有する凸部と、を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記反射部材は前記軸方向から見たときの形状が円形であり、
前記複数の平面部は前記軸方向から見たときの形状が略扇形状であり、
前記凸部は前記回転軸と直交する方向に延びて隣接する前記平面部を区切ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記測距センサは、
前記反射部材へ投光する投光部と、
前記反射部材からの反射光を受光する受光部と、を有し、
前記凸部の先端面からの反射光の受光率は、前記複数の平面部のうち前記測距センサからの距離が最小の平面部からの反射光の受光率よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記投光部と前記受光部の光学中心を結ぶ直線は前記回転操作部材の回転軸と交わることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記複数の平面部ごとの受光率に応じて動作モードを設定する設定手段と、
前記測距センサが前記凸部の先端面からの反射光を検出している間は、検出前に設定されていた動作モードを維持する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御手段は、前記測距センサが前記凸部の先端面からの反射光を検出している間は、前記平面部からの反射光を検出しているときよりもサンプリングレートを小さくすることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
回転操作ユニットを備える電子機器であって、
前記回転操作ユニットは、
回転操作部材と、
前記回転操作部材と一体的に回転する反射部材と、
前記回転操作部材の回転軸の軸方向において前記反射部材までの距離を測定する非接触式の測距センサと、を備え、
前記反射部材は、
前記回転軸と直交し、且つ、前記回転操作部材の回転方向に均等な位相で形成され、且つ、前記測距センサからの距離の異なる複数の平面部と、
隣接する前記平面部の間に設けられ、前記複数の平面部のうち前記測距センサからの距離が最大の平面部よりも更に前記測距センサからの距離が大きい平面部を有する凹部と、を有することを特徴とする電子機器。
【請求項8】
前記反射部材は前記軸方向から見たときの形状が円形であり、
前記複数の平面部は前記軸方向から見たときの形状が略扇形状であり、
前記凹部は前記回転軸と直交する方向に延びて隣接する前記平面部を区切ることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記測距センサは、
前記反射部材へ投光する投光部と、
前記反射部材からの反射光を受光する受光部と、を有し、
前記凹部の底面からの反射光の受光率は、前記複数の平面部のうち前記測距センサからの距離が最大の平面部からの反射光の受光率よりも小さいことを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記投光部と前記受光部の光学中心を結ぶ直線は前記回転操作部材の回転軸と交わることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及び回転操作ユニットに関し、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の電子機器に搭載される電子ダイヤル等の回転操作ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラやビデオカメラ等の電子機器には、動作モードや各種設定を行うための回転操作ユニットが設けられているものがある。回転操作ユニットにおいてユーザが操作を行う操作部材であるダイヤルノブ(ダイヤルつまみ)のポジションを検出する方法には様々な方式がある。例えば、機器本体に固定された基板上に設けられた導電パターンに対してダイヤルノブに固定された板ばね状の位相接片を摺動させる構成が知られている。
【0003】
しかしながら、このような構成の場合、位相接片と導電パターンの摺動によって発生する摩耗粉によって信号がショートして誤検知が発生することがある。このような問題に対して、特許文献1は、ダイヤルノブの回転をラック機構(ピニオンとラック)によって直動部材の直線移動に変換し、直動部材の位置をリニアセンサで測定することにより、ダイヤルノブのポジションを検出する手法を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-324110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載された技術によれば、非接触な位相検出方法を採用することにより、接触式の位相検知方法に比べて、誤検知を低減させることができる。
【0006】
しかしながら、ラック機構やリニアセンサ等を用いることによって回転操作ユニットが大型化してしまう。
【0007】
本発明は、誤検知の低減と小型化を可能とした回転操作部材を装備した電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電子機器は、回転操作ユニットを備える電子機器であって、前記回転操作ユニットは、回転操作部材と、前記回転操作部材と一体的に回転する反射部材と、前記回転操作部材の回転軸の軸方向において前記反射部材までの距離を測定する非接触式の測距センサと、を備え、前記反射部材は、前記回転軸と直交し、且つ、前記回転操作部材の回転方向に均等な位相で形成され、且つ、前記測距センサからの距離の異なる複数の平面部と、隣接する前記平面部の間に設けられ、前記複数の平面部のうち前記測距センサからの距離が最小の平面部よりも更に前記測距センサからの距離が小さい平面部を有する凸部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、誤検知の低減と小型化を可能とした回転操作部材を装備した電子機器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図である。
参考例に係るモードダイヤルの構成を示す図である。
参考例に係るモードダイヤルでの測距センサと反射部材との関係を説明する図である。
第1実施形態に係るモードダイヤルの斜視図である。
第1実施形態に係るモードダイヤルでの測距センサと反射部材との関係を説明する図である。
第1実施形態に係るモードダイヤルでの測距センサから反射部材の各反射面までの距離と測距センサの受光率と関係を示す図である。
第2実施形態に係るモードダイヤルの構成並びに測距センサと反射部材との関係を説明する図である。
第3実施形態に係るモードダイヤルの構成並びに測距センサと反射部材との関係を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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