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公開番号2025080690
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023194002
出願日2023-11-14
発明の名称車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G01M 17/007 20060101AFI20250519BHJP(測定;試験)
要約【課題】ブーツが破れる前の適切な時期にブーツの交換を判定できる車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置を提供する。
【解決手段】ブーツ交換判定部62により、デフ側等速自在継手40のスライド量L40及び/又は回動角度A40の累積値ΣΣL40及び/又はΣΣA40に基づいてブーツ40eの交換が判定される。これにより、ブーツ40eが破れる充分前の適切な時期にブーツ40eの交換が判定される。同様に、ブーツ交換判定部62により、車輪側等速自在継手42の回動角度A42の累積値ΣΣA42に基づいてブーツ42gの交換が判定される。これにより、ブーツ42gが破れる充分前の適切な時期にブーツ42gの交換が判定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の差動歯車装置と、懸架装置を介して車体を支持する駆動輪との間を連結するドライブシャフトの自在継手に設けられたブーツの交換を判定する車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置であって、
前記自在継手のスライド量及び/又は角度の累積値に基づいて前記ブーツの交換を判定するブーツ交換判定部を、備える
ことを特徴とする車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドライブシャフト用継手のブーツの交換を判定する車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の動力伝達経路において、差動歯車装置と、懸架装置を介して車体を支持する駆動輪との間を連結するドライブシャフトには、駆動輪の上下運動を許容するために、バーフィールド型等速継手、トリポート型等速継手等のブーツを備えた自在継手が設けられる。
【0003】
ブーツは、継手内に異物が混入することを防止し、或いは継手内の潤滑油脂が漏れることを防止するために、継手を覆うように、複数の襞を有する袋状に形成され、ドライブシャフトに設けられている。このブーツは、弾性変形可能とするために、合成ゴムなどの弾性材料から構成されているため、部品としての耐久寿命の管理が必要である。
【0004】
特許文献1には、ブーツの画像を解析することによってブーツの破れを判定したり、ブーツの目視による検査結果を取得し、検査結果に基づいてブーツの破れを判定し、破れがある場合は、部品交換と判定する判定システムが、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-061681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記従来の技術では、ブーツの機械的な疲労に基づいてブーツの耐久性を判断するものではなく、ブーツの外観からブーツの破れを判断するものであるため、ブーツの交換が遅れる可能性があった。特に、ド・ディオン式懸架装置に用いられるドライブシャフトでは、ブーツの変形が大きく、そのような不都合が顕著となっていた。
【0007】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ブーツが破れる前の適切な時期にブーツの交換を判定できる車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、(1)車両の差動歯車装置と、懸架装置を介して車体を支持する駆動輪との間を連結するドライブシャフトの自在継手に設けられたブーツの交換を判定する車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置であって、(2)前記自在継手のスライド量及び/又は回動角度の累積値に基づいて前記ブーツの交換を判定するブーツ交換判定部を、備えることにある。
【発明の効果】
【0009】
本発明の車両用ドライブシャフトのブーツ交換判定装置によれば、前記ブーツ交換判定部により、前記自在継手のスライド量及び/又は回動角度の累積値に基づいて前記ブーツの交換が判定される。これにより、ブーツが破れる前の適切な時期にブーツの交換が判定される。
【0010】
ここで、好適には、前記自在継手のスライド量及び回動角度は、予め記憶された関係から、ストロークセンサにより検出された前記懸架装置のストローク量に基づいてそれぞれ算出される。懸架装置のストローク量は、懸架装置を介して車体を支持する駆動輪の、車体に対する上下方向の相対移動量に対応する懸架装置の構成部品の移動量である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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