TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025080528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193729
出願日
2023-11-14
発明の名称
バッテリモジュール
出願人
株式会社FTS
,
株式会社パイオラックス
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01M
50/213 20210101AFI20250519BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】複数のバッテリセルに対して流体が均等に流れ込み易いバッテリモジュールを提供する。
【解決手段】バッテリモジュール10は、円柱状の複数のバッテリセル20と、複数のバッテリセル20の各軸方向が平行となる状態で複数のバッテリセル20を収容空間31Aに収容し、内部に流体が供給される収容部30と、収容空間31Aに流体を供給する供給路34と、を備えている。収容部30は、供給路34と収容空間31Aとに連通するチャンバ36を有している。チャンバ36は、供給路34から供給される流体の流速を下げて収容空間31Aに流体を供給する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
流体を用いて温度調整を行うバッテリモジュールであって、
円柱状の複数のバッテリセルと、
複数の前記バッテリセルの各軸方向が平行となる状態で複数の前記バッテリセルを収容空間に収容し、内部に前記流体が供給される収容部と、
前記収容空間に前記流体を供給する供給路と、
を備え、
前記収容部は、前記供給路と前記収容空間とに連通するチャンバを有し、
前記チャンバは、前記供給路から供給される前記流体の流速を下げて前記収容空間に前記流体を供給するバッテリモジュール。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記チャンバは、前記収容空間につながる複数の開口部を有し、
複数の前記開口部は、それぞれ前記収容空間における異なる位置に前記流体を供給する請求項1に記載のバッテリモジュール。
【請求項3】
前記開口部は、スリット状である請求項2に記載のバッテリモジュール。
【請求項4】
複数の前記バッテリセルは、
前記軸方向に直交する第1方向で並ぶ第1バッテリセル及び第2バッテリセルと、
前記軸方向及び前記第1方向と直交する第2方向で前記第1バッテリセル及び前記第2バッテリセルと離れた位置に配される第3バッテリセルと、
を含み、
前記チャンバは、前記第1方向において前記第1バッテリセルと前記第2バッテリセルとの間に設けられ、前記第1バッテリセル、前記第2バッテリセル、及び前記第3バッテリセルに隣接する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバッテリモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリモジュールに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるバッテリセル用の温度調節装置は、円柱状の複数のバッテリセルを収容する直方体状の中空体を備えている。中空体の内部には、温度調節された流体が供給される。中空体の内部を循環した流体は、中空体の内部から排出される。
【0003】
特許文献2に開示されるバッテリセル用の温度調節装置は、基体に収容された複数のバッテリセルの温度調整を行う装置である。基体は、向かい合う2つのシール要素を備えている。シール要素は、バッテリセルの周囲を包囲している。シール要素は、1つの結合軸に関して対になって向かい合う通過開口部を有している。基体には、結合軸に対して横方向に延在する流路が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/067923号
国際公開第2019/232557号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1,2の装置では、複数のバッテリセルを収容する収容部材内において、流体の入り込む箇所に対して各バッテリセルの位置が異なる。そのため、バッテリセルによっては、流体が流れ込み難いものも想定される。そこで、各バッテリセルに対して流体が均等に流れ込み易い構成が求められている。
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数のバッテリセルに対して流体が均等に流れ込み易いバッテリモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のバッテリモジュールは、
流体を用いて温度調整を行うバッテリモジュールであって、
円柱状の複数のバッテリセルと、
複数の前記バッテリセルの各軸方向が平行となる状態で複数の前記バッテリセルを収容空間に収容し、内部に前記流体が供給される収容部と、
前記収容空間に前記流体を供給する供給路と、
を備え、
前記収容部は、前記供給路と前記収容空間とに連通するチャンバを有し、
前記チャンバは、前記供給路から供給される前記流体の流速を下げて前記収容空間に前記流体を供給する。
【発明の効果】
【0008】
この構成によれば、複数のバッテリセルに対して流体が均等に流れ込み易いバッテリモジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のバッテリモジュールを概略的に示す斜視図
バッテリモジュールの分解斜視図
バッテリモジュールの側断面図
収容部の斜視図
図3のA-A断面図
図3のB-B断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
前記チャンバは、前記収容空間につながる複数の開口部を有し、複数の前記開口部は、それぞれ前記収容空間における異なる位置に前記流体を供給することが好ましい。
このような構成によって、収容空間において異なる位置から流体が流れ込むことで、チャンバから収容空間に流体を分散させて供給し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社FTS
バッテリモジュール
1か月前
株式会社FTS
給油口開閉装置及び給油キャップ
27日前
APB株式会社
二次電池
19日前
日東精工株式会社
端子部品
13日前
レナタ・アーゲー
電池
8日前
株式会社クオルテック
空気電池
5日前
株式会社電知
組電池の製造方法
26日前
株式会社メルビル
ステージ
今日
ローム株式会社
半導体装置
20日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
12日前
三洲電線株式会社
撚線
12日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
7日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
株式会社高田製作所
電源切替器
20日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
7日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
21日前
株式会社村田製作所
電池
20日前
株式会社不二越
ソレノイド
25日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
13日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
21日前
三菱電機株式会社
半導体装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電極及び電池
6日前
三菱電機株式会社
半導体装置
8日前
株式会社ニフコ
構造体
19日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
26日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
今日
トヨタ自動車株式会社
電池モジュール
13日前
TDK株式会社
電子部品
20日前
日本板硝子株式会社
車両用のガラス体
26日前
TDK株式会社
電子部品
20日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
25日前
TDK株式会社
電子部品
20日前
株式会社フジクラ
ファイバレーザ装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る