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公開番号
2025074715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185719
出願日
2023-10-30
発明の名称
二酸化炭素排出量演算システム、該方法および該プログラム
出願人
株式会社神戸製鋼所
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、製品の種類別の観点で、購入原料が製品となり、工場屑が工場内で回転屑として回転するとマクロ的に捉える場合でも、CO
2
排出量を求めることができるCO
2
排出量演算システム、該方法および該プログラムを提供する。
【解決手段】本発明は、原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場において、CO
2
排出量を求めるCO
2
排出量演算システムであり、前記マクロ的に捉える場合において、前記複数の種類には、前記購入原料量と前記製品量とが不一致である種類が含まれ、前記購入原料量のうち前記製品量を超える超過量aにおける単位量当たりのCO
2
排出量を、前記購入原料量の不足量を前記工場屑で補填する補填量cにおける単位量当たりのCO
2
排出量として求める。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場において、CO
2
排出量を求める二酸化炭素排出量演算システムであって、
所定の期間において、購入原料の購入原料量と製品の製品量とが一致し、前記工程の実施によって発生する工場屑が回転屑として前記製品の製造に再利用され、前記再利用できない量を無視すれば前記回転屑の回転屑量が一定量とみなされる場合において、
前記複数の種類には、前記購入原料量と前記製品量とが不一致である種類が含まれ、
前記購入原料量が前記製品量より多い場合に前記購入原料量のうち前記製品量を超える超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、前記購入原料量が前記製品量より少ない場合に前記購入原料量の不足量を前記工場屑で補填する補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求める単位排出量演算部を備える、
二酸化炭素排出量演算システム。
続きを表示(約 5,200 文字)
【請求項2】
前記複数の種類それぞれについて、前記所定の期間における当該種類の製品における、購入原料量の総量である総購入原料量、工場屑の総量である総工場屑量および製品量の総量である総製品量を総製品情報として当該種類に対応付けて記憶する製品情報記憶部と、
前記複数の種類それぞれについて、当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を原料単位排出量情報として当該種類に対応付けて記憶する単位排出量情報記憶部とをさらに備え、
前記単位排出量演算部は、
前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における超過量の総量である総超過量を求め、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について求めた前記総超過量の合計を合計超過量として求める合計超過量演算部と、
前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における超過量の総量である総超過量を求め、前記原料単位排出量情報に基づいて当該種類の製品について求めた前記総超過量におけるCO
2
排出量を求め、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について求めた前記総超過量におけるCO
2
排出量の合計を合計超過量CO
2
排出量として求める合計超過量排出量演算部と、
前記合計超過量排出量演算部で求めた合計超過量CO
2
排出量を、前記合計超過量演算部で求めた合計超過量で除算することによって、前記超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、前記補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求める原単位演算部とを備える、
請求項1に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項3】
前記複数の種類それぞれについて、前記所定の期間における当該種類の製品における、購入原料量の総量である総購入原料量、工場屑の総量である総工場屑量および製品量の総量である総製品量を総製品情報として当該種類に対応付けて記憶する製品情報記憶部と、
前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より少ない種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における補填量の総量である総補填量を求め、前記求めた前記総補填量に、前記単位排出量演算部で求めた前記補填量における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算することによって前記求めた総補填量におけるCO
2
排出量を求める補填量排出量演算部をさらに備える、
請求項1に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項4】
前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より少ない種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における補填量の総量である総補填量を求め、前記求めた前記総補填量に、前記単位排出量演算部で求めた前記補填量における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算することによって前記求めた総補填量におけるCO
2
排出量を求め、前記購入原料量が前記製品量より少ない種類について求めた前記総補填量におけるCO
2
排出量の合計を合計補填量CO
2
排出量として求める合計補填量排出量演算部と、
前記合計超過量排出量演算部で求めた前記合計超過量CO
2
排出量から、前記合計補填量排出量演算部で求めた合計補填量CO
2
排出量を減算することによって、未配分CO
2
排出量を求め、前記求めた未配分CO
2
排出量を前記複数の種類それぞれに配分する配分処理部とをさらに備える、
請求項2に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項5】
前記単位排出量情報記憶部は、さらに、前記工場屑が前記回転屑として当該種類の製品の製造に再利用する際に生じるCO
2
排出量において、前記回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量を回転屑単位排出量情報として当該種類に対応付けて記憶し、
前記複数の種類それぞれについて、当該種類の総回転屑量を求める回転屑量演算部と、
前記複数の種類それぞれについて、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量を、前記総製品情報に基づく前記所定の期間における当該種類の総製品量で除算することによって、当該種類における単位量当たりのCO
2
排出量を求める第1種別単位排出量演算部をさらに備え、
前記回転屑量演算部は、
当該種類が、前記購入原料量が前記製品量より多い種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総工場屑量を当該種類の総回転屑量とすることによって当該種類の総回転屑量を求め、
当該種類が、前記購入原料量が前記製品量より少ない種類である場合には、前記総製品情報に基づいて当該種類の総工場屑から当該種類の総補填屑を減算することによって当該種類の総回転屑量を求め、
前記第1種別単位排出量演算部は、
前記購入原料量が前記製品量より多い種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総購入原料量から当該種類の総超過量を減算することによって求めた減算結果に、前記原料単位排出量情報に基づく当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算した第1乗算結果、前記回転屑量演算部で求めた当該種類の総回転屑量に、前記回転屑単位排出量情報に基づく当該種類の回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量製品を乗算した第2乗算結果、および、前記配分処理部で当該種類に配分された配分量の和を、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量として求め、
前記購入原料量が前記製品量より少ない種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総購入原料量に前記原料単位排出量情報に基づく当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算した第3乗算結果、前記合計補填量排出量演算部で求めた当該種類の総補填量におけるCO
2
排出量、前記回転屑量演算部で求めた当該種類の総回転屑量に、前記回転屑単位排出量情報に基づく当該種類の回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量製品を乗算した第4乗算結果、および、前記配分処理部で当該種類に配分された配分量の和を、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量として求める、
請求項4に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項6】
前記所定の期間おいて製造された製品の製品量を個別製品情報として記憶する個別製品情報記憶部と、
前記個別製品情報に基づく前記製品の製品量に、前記第1種別単位排出量演算部で求めた前記製品の種類における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算することによって、前記製品におけるCO
2
排出量を求める第1製品排出量演算部とをさらに備える、
請求項5に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項7】
前記単位排出量情報記憶部は、さらに、前記工場屑が前記回転屑として当該種類の製品の製造に再利用する際に生じるCO
2
排出量において、前記回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量を回転屑単位排出量情報として当該種類に対応付けて記憶し、
前記複数の種類それぞれについて、当該種類の総回転屑量を求める回転屑量演算部と、
前記複数の種類それぞれについて、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量を、前記総製品情報に基づく前記所定の期間における当該種類の総購入原料量および総工場屑の和である総素材量で除算することによって、当該種類における単位量当たりのCO
2
排出量を求める第2種別単位排出量演算部をさらに備え、
前記回転屑量演算部は、
当該種類が、前記購入原料量が前記製品量より多い種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総工場屑量を当該種類の総回転屑量とすることによって当該種類の総回転屑量を求め、
当該種類が、前記購入原料量が前記製品量より少ない種類である場合には、前記総製品情報に基づいて当該種類の総工場屑から当該種類の総補填屑を減算することによって当該種類の総回転屑量を求め、
前記第2種別単位排出量演算部は、
前記購入原料量が前記製品量より多い種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総購入原料量から当該種類の総超過量を減算することによって求めた減算結果に、前記原料単位排出量情報に基づく当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算した第1乗算結果、前記回転屑量演算部で求めた当該種類の総回転屑量に、前記回転屑単位排出量情報に基づく当該種類の回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量製品を乗算した第2乗算結果、および、前記配分処理部で当該種類に配分された配分量の和を、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量として求め、
前記購入原料量が前記製品量より少ない種類である場合には、前記総製品情報に基づく当該種類の総購入原料量に前記原料単位排出量情報に基づく当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算した第3乗算結果、前記合計補填量排出量演算部で求めた当該種類の総補填量におけるCO
2
排出量、前記回転屑量演算部で求めた当該種類の総回転屑量に、前記回転屑単位排出量情報に基づく当該種類の回転屑における単位量当たりのCO
2
排出量製品を乗算した第4乗算結果、および、前記配分処理部で当該種類に配分された配分量の和を、前記所定の期間における当該種類の総CO
2
排出量として求める、
請求項4に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項8】
前記所定の期間おいて製造された製品の素材量を個別製品情報として記憶する個別製品情報記憶部と、
前記個別製品情報に基づく前記製品の素材量に、前記第2種別単位排出量演算部で求めた前記製品の種類における単位量当たりのCO
2
排出量を乗算することによって、前記製品におけるCO
2
排出量を求める第2製品排出量演算部とをさらに備える、
請求項7に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項9】
原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場において、CO
2
排出量を求める二酸化炭素排出量演算方法であって、
所定の期間において、購入原料の購入原料量と製品の製品量とが一致し、前記工程の実施によって発生する工場屑が回転屑として前記製品の製造に再利用され、前記再利用できない量を無視すれば前記回転屑の回転屑量が一定量とみなされる場合において、
前記複数の種類には、前記購入原料量と前記製品量とが不一致である種類が含まれ、
前記購入原料量が前記製品量より多い場合に前記購入原料量のうち前記製品量を超える超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、前記購入原料量が前記製品量より少ない場合に前記購入原料量の不足量を前記工場屑で補填する補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求める、
二酸化炭素排出量演算方法。
【請求項10】
原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場において、CO
2
排出量を求める二酸化炭素排出量演算プログラムであって、コンピュータを、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の二酸化炭素排出量演算システムとして機能させるための二酸化炭素排出量演算プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、購入原料が製品となり、工場屑が工場内で回転屑として回転するとマクロ的に捉える場合において、製品に関する二酸化炭素の排出量を求める二酸化炭素排出量演算システム、二酸化炭素排出量演算方法および二酸化炭素排出量演算プログラムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球環境の保全等の観点から、二酸化炭素の排出量(CO
2
排出量)に関心が寄せられており、このような二酸化炭素の排出量に関する技術が研究、開発されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-087405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製品を製造する工場には、一定の期間で外部から調達する原料の原料量(購入原料量)は、前記期間に生産した製品量に相当し、素材(購入原料および後記工場屑)を加工して発生した前記素材の屑(工場屑)は、基本的に前記素材の一部として再利用されるため、「購入原料が製品となり((購入原料量)=(製品量))」、工場屑が工場内で回転屑として回転する(再利用できずに廃棄や滅失した量を無視すれば、(回転屑量)=一定)」と、マクロ的にみなすことができる場合がある。特に、原料を溶解して製品を製造する金属系素材の場合には、工場屑は、再利用され得る。なお、このようにマクロ的には回転屑量は一定とみなされるが、或る1個の製品の製造で生じた屑は、一旦工場屑となって必要に応じて他の製品の製造に再利用されるため、ミクロ的には回転屑自体は入れ替わる。このような場合、製品から見た素材のCO
2
排出量は、製品量相当の購入原料におけるCO
2
排出量と、工程の実施によって生じるロスのロス量相当(歩留落ち量相当)の回転屑におけるCO
2
排出量と和で計算できる。なお、歩留とは、一般に、原料の投入量に対し、完成した製品量の割合であり、歩留落ちとは、この歩留の対語であり、原料の投入量に対し、原料から製品となるまでに生じるロス(損失)のロス量(損失量)の割合である。
【0005】
一方、原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場の場合、製品の種類別(製品の品種別)の観点では、例えば品質等の理由により規定される、購入原料と工場屑との配合比率や工場屑の配合率の上限が種類ごとに異なる場合がある。このような場合、前記配合比率や配合率の上限による制約のために、種類によっては、製品の製造に、工場屑が不足し、その不足分を購入原料で補う必要があるため、購入原料量と製品量とが一致せずに、購入原料量が製品量より多くなる場合がある。逆に、工場屑を多く利用できる場合には、購入原料量が製品量より少なくなる場合もある。このため、原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場で、CO
2
排出量を求める際に、製品の種類別(製品の品種別)の観点では、「購入原料が製品となり、工場屑が工場内で回転屑として回転する」というマクロ的な捉え方ができない虞がある。
【0006】
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、製品の種類別(製品の品種別)の観点で、購入原料が製品となり、工場屑が工場内で回転屑として回転するとマクロ的に捉える場合でも、二酸化炭素の排出量(CO
2
排出量)を求めることができる二酸化炭素排出量演算システム、二酸化炭素排出量演算方法および二酸化炭素排出量演算プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる二酸化炭素排出量演算システムは、原料から複数の工程を経て製造される製品を、複数の種類で製造可能な工場において、CO
2
排出量を求めるシステムであって、所定の期間において、購入原料の購入原料量と製品の製品量とが一致し、前記工程の実施によって発生する工場屑が回転屑として前記製品の製造に再利用され、前記再利用できない量を無視すれば前記回転屑の回転屑量が一定量とみなされる場合において、前記複数の種類には、前記購入原料量と前記製品量とが不一致である種類が含まれ、前記購入原料量が前記製品量より多い場合に前記購入原料量のうち前記製品量を超える超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、前記購入原料量が前記製品量より少ない場合に前記購入原料量の不足量を前記工場屑で補填する補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求める単位排出量演算部を備える。
【0008】
製品における複数の種類に、購入原料量と製品量とが不一致である種類が含まれると、超過量が一旦回転屑とされて補填量として製品の製造に使用されることになる。このような場合に、購入原料量が製品量より多い種類では、購入原料におけるCO
2
排出量から超過量におけるCO
2
排出量を控除することで、前記マクロ的な捉え方が可能となり、購入原料量が製品量より少ない種類では、購入原料におけるCO
2
排出量に、補填量におけるCO
2
排出量を組み入れることで、前記マクロ的な捉え方が可能となり、そして、前記組み入れの際に、上記二酸化炭素排出量演算システムは、超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求めるので、補填量におけるCO
2
排出量を求めることが可能になるから、購入原料量が製品量より少ない種類でも、前記マクロ的な捉え方が実現できる。したがって、上記二酸化炭素排出量演算システムは、製品の種類別(製品の品種別)の観点で、前記マクロ的に捉える場合でも、CO
2
排出量を求めることができる。
【0009】
他の一態様では、上述の二酸化炭素排出量演算システムにおいて、前記複数の種類それぞれについて、前記所定の期間における当該種類の製品における、購入原料量の総量である総購入原料量、工場屑の総量である総工場屑量および製品量の総量である総製品量を総製品情報として当該種類に対応付けて記憶する製品情報記憶部と、前記複数の種類それぞれについて、当該種類の製品の購入原料における単位量当たりのCO
2
排出量を原料単位排出量情報として当該種類に対応付けて記憶する単位排出量情報記憶部とをさらに備え、前記単位排出量演算部は、前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における超過量の総量である総超過量を求め、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について求めた前記総超過量の合計を合計超過量として求める合計超過量演算部と、前記複数の種類のうち、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について、前記総製品情報に基づいて前記所定の期間における当該種類の製品における超過量の総量である総超過量を求め、前記原料単位排出量情報に基づいて当該種類の製品について求めた前記総超過量におけるCO
2
排出量を求め、前記購入原料量が前記製品量より多い種類について求めた前記総超過量におけるCO
2
排出量の合計を合計超過量CO
2
排出量として求める合計超過量排出量演算部と、前記合計超過量排出量演算部で求めた合計超過量CO
2
排出量を、前記合計超過量演算部で求めた合計超過量で除算することによって、前記超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、前記補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求める原単位演算部とを備える。
【0010】
このような二酸化炭素排出量演算システムは、より具体的な一演算手法により、超過量における単位量当たりのCO
2
排出量を、補填量における単位量当たりのCO
2
排出量として求めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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