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公開番号
2025073383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184126
出願日
2023-10-26
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
B62J
45/00 20200101AFI20250502BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】操舵系に支持される外部機器接続機構を、雨水による被水や車両走行による振動から保護することができる鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両は、車体フレーム(11)と、操舵系(40)と、操舵系(40)に支持されたメーター(65)とヘッドライト(70)とヘッドライトバイザー(80)と外部機器接続ユニット(100)と、を備え、外部機器接続ユニット(100)は、外部機器接続機構(130)と外部機器接続ラバー(120)と外部機器接続ステー(110)とを備え、外部機器接続ユニット(100)は、上下方向ではメーター(65)よりも下方且つ上端部部材(60)と下端部部材(61)との間に配置され、前後方向では車体側面視においてステアリングシャフト(62)よりも前方でヘッドライトバイザー(80)よりも後方に配置され、下向きの接続端子口(133)を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドパイプ(18)を有する車体フレーム(11)と、前記ヘッドパイプ(18)に操舵可能に支持された操舵系(40)であって、前記ヘッドパイプ(18)に挿通されたステアリングシャフト(62)と、前記ヘッドパイプ(18)よりも上方で前記ステアリングシャフト(62)の上端部に支持された上端部部材(60)と、前記ヘッドパイプ(18)よりも下方で前記ステアリングシャフト(62)の下端部に支持された下端部部材(61)と、前記上端部部材(60)を介して前記ステアリングシャフト(62)に接続されたハンドル(21)と、前記下端部部材(61)を介して前記ステアリングシャフト(62)に接続されたフロントフォーク(14)と、を有する操舵系(40)と、前記操舵系(40)に支持されたメーター(65)と、前記操舵系(40)に支持されたヘッドライト(70)と、前記ヘッドライト(70)を前方から覆うヘッドライトバイザー(80)と、前記操舵系(40)に支持された外部機器接続ユニット(100)と、を備えた鞍乗り型車両において、
前記外部機器接続ユニット(100)は、外部機器が接続される接続端子口(133)を有する外部機器接続機構(130)と、前記外部機器接続機構(130)を覆う外部機器接続ラバー(120)と、前記外部機器接続ラバー(120)が取り付けられる外部機器接続ステー(110)と、を備え、
前記外部機器接続ユニット(100)は、車体上下方向では、前記メーター(65)よりも下方で、且つ、前記上端部部材(60)と前記下端部部材(61)との間に配置されると共に、車体前後方向では、車体側面視において、前記ステアリングシャフト(62)よりも前方であって前記ヘッドライトバイザー(80)よりも後方に配置され、
前記外部機器接続機構(130)は、下向きの前記接続端子口(133)を備える
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記フロントフォーク(14)は、左右一対であって、
前記上端部部材(60)は、左右一対の前記フロントフォーク(14)を接続するトップブリッジ(60)であって、
前記下端部部材(61)は、左右一対の前記フロントフォーク(14)を接続するボトムブリッジ(61)であって、
前記外部機器接続機構(130)は、左側の前記フロントフォーク(14)の車幅方向外端(14a)と、右側の前記フロントフォーク(14)の車幅方向外端(14a)と、の間に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記外部機器接続ステー(110)は、前記外部機器接続機構(130)よりも車体幅方向外側に配置される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記外部機器接続ステー(110)は、前記外部機器接続ラバー(120)に取り付けられる取付凸部(114、115)を備え、
前記外部機器接続ラバー(120)は、前記取付凸部(114、115)が差し込まれる取付凹部(123、124)を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記取付凹部(123、124)は、前記取付凸部(114、115)が貫通可能に形成され、
前記取付凸部(114、115)の先端部には、抜け防止の幅広部(114b、115b)が形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記取付凸部(114、115)は、板状に形成され、
前記取付凹部(123、124)には、前記取付凸部(114、115)が貫通可能なスリット孔(123a、124a)が形成され、
前記取付凸部(114、115)および前記取付凹部(123、124)は、少なくとも、第1取付凸部(114)および第1取付凹部(123)と、第2取付凸部(115)および第2取付凹部(124)と、備え、
前記第1取付凸部(114)と、前記第2取付凸部(115)とは、同一の延出方向に延びて前記延出方向に直交する断面形状が非平行に設定されている
ことを特徴とする請求項4または5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記外部機器接続ステー(110)には、前記ヘッドライトバイザー(80)の裏面に締結されるヘッドライトバイザー取付部(111)が設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項8】
前記外部機器接続ステー(110)には、前記ヘッドライト(70)の裏側に設けられたリブ(74)に引っ掛けられるヘッドライト引掛け部(112)が設けられ、
前記ヘッドライト(70)は、前記ヘッドライトバイザー(80)と前記外部機器接続ステー(110)に挟持される
ことを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鞍乗り型車両において、携帯端末などの外部機器と接続するための外部機器接続機構を操舵系に設ける構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、操舵系に支持されたヘッドライトの側方に外部接続機構が配置される構成が記載されており、外部機器接続機構がステーを介してヘッドライトに取り付けられる。特許文献1の外部接続機構は、外部機器が接続される接続端子口が水平方向で車幅方向外側を向いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第115465391号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、外部機器と電気的に接続される外部機器接続機構は、雨水や車両走行時の振動から保護することが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、操舵系に支持される外部機器接続機構を、雨水による被水や車両走行による振動から保護することができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、ヘッドパイプを有する車体フレームと、前記ヘッドパイプに操舵可能に支持された操舵系であって、前記ヘッドパイプに挿通されたステアリングシャフトと、前記ヘッドパイプよりも上方で前記ステアリングシャフトの上端部に支持された上端部部材と、前記ヘッドパイプよりも下方で前記ステアリングシャフトの下端部に支持された下端部部材と、前記上端部部材を介して前記ステアリングシャフトに接続されたハンドルと、前記下端部部材を介して前記ステアリングシャフトに接続されたフロントフォークと、を有する操舵系と、前記操舵系に支持されたメーターと、前記操舵系に支持されたヘッドライトと、前記ヘッドライトを前方から覆うヘッドライトバイザーと、前記操舵系に支持された外部機器接続ユニットと、を備えた鞍乗り型車両において、前記外部機器接続ユニットは、外部機器が接続される接続端子口を有する外部機器接続機構と、前記外部機器接続機構を覆う外部機器接続ラバーと、前記外部機器接続ラバーが取り付けられる外部機器接続ステーと、を備え、前記外部機器接続ユニットは、車体上下方向では、前記メーターよりも下方で、且つ、前記上端部部材と前記下端部部材との間に配置されると共に、車体前後方向では、車体側面視において、前記ステアリングシャフトよりも前方であって前記ヘッドライトバイザーよりも後方に配置され、前記外部機器接続機構は、下向きの前記接続端子口を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、操舵系に支持される外部機器接続機構を、雨水による被水や車両走行による振動から保護することができる鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の要部拡大図である。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の正面図である。
本発明の実施の形態に係るヘッドライトバイザーの背面図である。
本発明の実施の形態に係るヘッドライトバイザーを左後方から見た斜視図である。
ヘッドライトバイザーにヘッドライトが取り付けられた状態を示す斜視図である。
ヘッドライトバイザーにヘッドライトが取り付けられた状態を示す背面図である。
本発明の実施の形態に係るUSBユニットの斜視図である。
本発明の実施の形態に係るUSBユニットの分解斜視図である。
本発明の実施の形態に係るUSBユニットの左側面図である。
本発明の実施の形態に係るUSBユニットの右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)
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