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公開番号2025072786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183110
出願日2023-10-25
発明の名称通電制御装置及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250501BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】交流電圧の周期が乱れても、ヒータのオン及びオフの制御が正しく行われるようにすること。
【解決手段】
通電制御装置81は、通電により発熱する定着ヒータ31への通電を、交流電圧のゼロクロス点でオフ及びオフにするトライアック86,87と、トライアック86,87を駆動させることで、トライアック86,87に交流電圧のゼロクロス点で通電をオンにさせるトライアック駆動回路82と、交流電圧の正負の検出を行うAC半波検出部83と、その検出の結果から、交流電圧が正となる正期間、及び、交流電圧が負となる負期間を特定し、正期間に含まれる第1タイミング、又は、負期間に含まれる第2タイミングで、トライアック駆動回路82にトライアック86,87を駆動させる印刷制御部103とを備える。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
通電により発熱するヒータへの前記通電を、交流電圧のゼロクロス点でオン及びオフにするスイッチと、
前記スイッチを駆動させることで、前記スイッチに前記交流電圧のゼロクロス点で前記通電をオンにさせる駆動部と、
前記交流電圧の正負の検出を行う検出部と、
前記検出の結果から、前記交流電圧が正となる正期間、及び、前記交流電圧が負となる負期間を特定し、前記正期間に含まれる第1タイミング、又は、前記負期間に含まれる第2タイミングで、前記駆動部に前記スイッチを駆動させる制御部と、を備えること
を特徴とする通電制御装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記検出の結果に基づいて、前記交流電圧が正となる期間及び前記交流電圧が負となる期間を、それぞれ平均することにより、前記正期間及び前記負期間を特定すること
を特徴とする請求項1に記載の通電制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記正期間の始期及び終期よりも、前記正期間の中間に近いタイミングを前記第1タイミングとし、前記負期間の始期及び終期よりも、前記負期間の中間に近いタイミングを前記第2タイミングとすること
を特徴とする請求項1に記載の通電制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記正期間の始期及び終期よりも、前記正期間の中間に近いタイミングを前記第1タイミングとし、前記負期間の始期及び終期よりも、前記負期間の中間に近いタイミングを前記第2タイミングとすること
を特徴とする請求項2に記載の通電制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記正期間の中間を前記第1タイミングとし、前記負期間の中間を前記第2タイミングとすること
を特徴とする請求項1に記載の通電制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記正期間の中間を前記第1タイミングとし、前記負期間の中間を前記第2タイミングとすること
を特徴とする請求項2に記載の通電制御装置。
【請求項7】
請求項1から6の何れか一項に記載の通電制御装置と、
現像剤像を形成する画像形成部と、
前記現像剤像を媒体に転写する転写部と、
前記ヒータを用いて、前記現像剤像を前記媒体に定着させる定着部と、を備えること
を特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通電制御装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プロセスを利用した画像形成装置は、媒体に転写された現像剤像であるトナー像を、熱源としてのヒータにより加熱して、そのトナー像を媒体に定着させている。
従来から、画像形成装置は、AC(Alternating Current)電圧のゼロクロス点をゼロクロス回路により検出し、検出されたゼロクロス点を基準にヒータのオン又はオフを制御する位相制御を行っている。
(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-1016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AC電圧の周期(例えば、10ms周期)に合わせてヒータのオン又はオフを制御する場合に、AC電圧の周期が乱れると、ヒータのオン又はオフの制御が正しく行われない。
【0005】
そこで、本開示の一又は複数の態様は、AC電圧の周期が乱れても、ヒータのオン及びオフの制御が正しく行われるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る通電制御装置は、通電により発熱するヒータへの前記通電を、交流電圧のゼロクロス点でオン及びオフにするスイッチと、前記スイッチを駆動させることで、前記スイッチに前記交流電圧のゼロクロス点で前記通電をオンにさせる駆動部と、前記交流電圧の正負の検出を行う検出部と、前記検出の結果から、前記交流電圧が正となる正期間、及び、前記交流電圧が負となる負期間を特定し、前記正期間に含まれる第1タイミング、又は、前記負期間に含まれる第2タイミングで、前記駆動部に前記スイッチを駆動させる制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一又は複数の態様によれば、AC電圧の周期が乱れても、ヒータのオン及びオフの制御を正しく行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る画像形成装置の要部構成図を概略的に示す要部構成図である。
画像形成装置の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
(A)及び(B)は、定着器の内部構成を概略的に示す要部構成図である。
定着器の面状の定着ヒータの通電を制御する通電制御装置81の回路図である。
定着器の温度制御期間及び温度制御タイミングを決定する動作を示すフローチャートである。
AC半波信号の状態を監視する動作を示すフローチャートである。
AC電圧が標準的な状態におけるAC半波信号を示す概略図である。
AC電圧が負側に少し偏った状態におけるAC半波信号を示す概略図である。
AC半波信号と、タイムスタンプと、AC半波信号の状態とを示すタイムチャートである。
変化点情報の一例を示す概略図である。
温度制御期間及び温度制御タイミングの算出結果を示す概略図である。
印刷制御部が温度制御を行う動作を示すフローチャートである。
AC電圧と、第1ヒータオン信号のオンオフと、実際にメインヒータに出力されるヒータ電流とを示すタイムチャートである。
(A)及び(B)は、ハードウェア構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態に係る画像形成装置11の要部構成図を概略的に示す要部構成図である。
【0010】
画像形成装置11は、例えば、電子写真方式のカラープリンタである。
画像形成装置11は、4つの独立した画像形成部としてのイメージドラムユニット(以後、IDユニットと称す)12K,12Y,12M,12Cが、記録媒体40の搬送方向である矢印A方向に沿って、搬送方向の上流側から順に着脱自在に配置されている。
IDユニット12K,12Y,12M,12Cは、それぞれ現像剤像としてのトナー像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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