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公開番号2025072612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025020984,2023546541
出願日2025-02-12,2022-06-16
発明の名称マルチリンクオペレーションのための管理リンク
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 48/10 20090101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチリンク(ML)Beaconフレームの重複による利用可能なネットワーク帯域幅の削減を抑える通信方法、管理フレーム、無線通信デバイス及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】方法は、アフィリエイテッドアクセスポイント(AP)の中から、管理及び制御フレームを処理するための管理APを選択する。管理APから送信するML Beaconフレームは、アフィリエイテッドAPの全てのプロファイルを運び、一方、他のアフィリエイテッドAPからは、例えば、完全なML Beaconフレームをどこで発見できるかを示すより軽いML Beaconフレームを送信する。
【選択図】図10a
特許請求の範囲【請求項1】
無線ネットワークにおける通信方法であって、複数のアフィリエイテッドAPを有するアクセスポイント(AP)マルチリンクデバイス(MLD)において、
報告側アフィリエイテッドAPにより、管理フレームの送信が行われる工程を含み、
前記管理フレームが、前記アフィリエイテッドAPの1つが全ての前記アフィリエイテッドAPのプロファイルを提供する管理APであることのシグナリングを行う
ことを特徴とする通信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
無線ネットワークにおける通信方法であって、non-access point(非AP)マルチリンクデバイス(MLD)において、
複数のアフィリエイテッドAPを有するAP MLDの報告側アフィリエイテッドAPから、前記アフィリエイテッドAPの1つが全ての前記アフィリエイテッドAPのプロファイルを提供する管理APであることのシグナリングを行う管理フレームを受信する工程と、
前記管理APからアフィリエイテッドAPのプロファイルを取得する工程と、を有する
ことを特徴とする通信方法。
【請求項3】
前記管理APによりプロファイルを提供することが、管理フレームにおいて全ての前記アフィリエイテッドAPのプロファイルを知らせることを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記管理フレームが、Beaconフレームである
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信方法。
【請求項5】
前記報告側アフィリエイテッドAPが前記管理APであり、前記管理フレームがさらに全ての前記アフィリエイテッドAPのプロファイルを知らせる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信方法。
【請求項6】
前記報告側アフィリエイテッドAP以外の他の前記アフィリエイテッドAPの前記プロファイルが、前記管理フレームのBasic variant Multi-Linkエレメントにおいて運ばれる
ことを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
【請求項7】
前記AP MLDの前記アフィリエイテッドAPのうち、1つのみが管理APである
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信方法。
【請求項8】
前記アフィリエイテッドAPのうち、周波数帯ごとに1つのアフィリエイテッドAPが前記管理APである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項9】
前記報告側アフィリエイテッドAPが非管理APであり、前記管理フレームが、前記報告側アフィリエイテッドAPのプロファイル、及び、1つ以上の管理APの管理APプロファイルのみを提供する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項10】
前記管理APプロファイルが、前記管理フレームのBasic variant Multi-LinkエレメントのLink Infoフィールドに含まれるPer-STAフィールドにおいて運ばれる
ことを特徴とする請求項9に記載の通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、無線通信に関連し、より具体的にはマルチリンク(ML)通信に関連する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信ネットワークは、音声、映像、パケットデータ、メッセージ、放送等の様々な通信サービスを提供するために、広く展開されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することにより、複数のユーザをサポート可能な多重接続ネットワークでありうる。そのような多重接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時間分割多重接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク及びシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークを含む。
【0003】
Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEEは登録商標)により採用された802.11ファミリ規格は、ステーション間の無線通信のための多数のメカニズムを提供する。
【0004】
オンラインゲーミング、リアルタイム映像配信、仮想現実、ドローン又はロボット遠隔制御のような遅延に敏感なアプリケーションの発展に伴い、より良いスループット、低遅延及びロバストネスへの要求と課題を考慮する必要がある。そのような問題のある課題は、802.11be又は EHT(Extremely High Throughput)として知られる、IEEE802.11ワーキンググループの次の主要な802.11リリースを発行する主な目的として現在検討されている。
【0005】
IEEE P802.11be/D1.0版(2021年5月)は、マルチリンク(ML)オペレーション(MLO)を定義する。MLOは、並列かつ不連続な複数の通信リンク上での、ステーション間の通信を可能にすることにより、データスループットを改善する。
【0006】
マルチリンクオペレーション(MLO)は、非AP(アクセスポイント)MLD(MLデバイス)がAP MLDに登録すること(例えば、検出、認証、アソシエーション及びAP MLDとの複数のリンクのセットアップ)を可能とする。各リンクは、アソシエーションの間に交換されたサポートされる機能に基づいて、非AP MLDとAP MLDとの間のチャネルアクセス及びフレーム交換を可能にする。
【0007】
MLDは、1つ以上のアフィリエイテッド非APステーション(STA)を有し、1つのMACデータサービスを含む、1つの論理リンク制御(LLC)への媒体アクセス制御(MAC)サービスアクセスポイント(SAP)を有する論理的なエンティティである。AP MLDは、このように、複数のアフィリエイテッドAPにより構成され、一方、非AP MLDは、複数の非AP ステーションにより構成される。AP MLD及び非AP MLDの双方のアフィリエイテッド非APステーションは、セットアップされた複数の通信リンクのそれぞれの上で、他のMLDのアフィリエイテッド非APステーションと、802.11メカニズムを使用して通信しうる。
【0008】
MLディスカバリの間、非AP MLDは、(例えば、複数のアフィリエイテッドAPにより提供される)AP MLDにより利用可能な様々な無線リンクを検出する。そのために、AP MLDの複数のアフィリエイテッドAPは、MLOに特有のマルチリンクエレメントにより802.11axの管理フレームと比較して拡張された、例えばブロードキャストビーコンフレームのような管理フレームを送信する。
【0009】
マルチリンクエレメントは、フレームに直接含まれる、そのフレームを送信しているアフィリエイテッドAP(報告側アフィリエイテッドAPとして知られる)のプロファイルに加えて、そのAP MLDに帰属する全ての他のAP(被報告側アフィリエイテッドAPとして知られる)のプロファイル(例えば、機能と動作のパラメータ)を規定する。
【0010】
この追加の情報は、複数のアフィリエイテッドAPと非AP MLDの複数のアフィリエイテッド非APステーションとの間の複数のアソシエーションを実行するために必要な情報が、1つのステップのみに集約されるため、アソシエーション手順を好都合に簡易化する。
(【0011】以降は省略されています)

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