TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025069496
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179235
出願日
2023-10-18
発明の名称
電気化学セル、セルスタック、ホットモジュール及び水素製造装置
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
C25B
9/00 20210101AFI20250423BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】反りを簡易に低減できる電気化学セル、セルスタック、ホットモジュール及び水素製造装置を提供する。
【解決手段】電気化学セルは、順に燃料極、固体電解質、空気極を含み、燃料極は、順に基板層および機能層を含む固体酸化物形であって、基板層の内部に配置された拘束層を備え、拘束層は、空気極が重なる部分に位置する線状部を複数含む第1部と、空気極が重ならない部分に位置する枠状の第2部と、を含み、線状部の両端は第2部につながり、第1部および第2部の気孔率は、基板層の気孔率よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
順に燃料極、固体電解質、空気極を含み、
前記燃料極は、順に基板層および機能層を含む固体酸化物形電気化学セルであって、
前記基板層の内部に配置された拘束層を備え、
前記拘束層は、前記空気極が重なる部分に位置する線状部を複数含む第1部と、
前記空気極が重ならない部分に位置する枠状の第2部と、を含み、
前記線状部の両端は前記第2部につながり、
前記第1部および前記第2部の気孔率は、前記基板層の気孔率よりも小さい電気化学セル。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1部は、前記線状部に交わり網状となす複数の線状部をさらに含む請求項1記載の電気化学セル。
【請求項3】
前記第1部および前記第2部の材料は、前記固体電解質の材料と同じである請求項1又は2に記載の電気化学セル。
【請求項4】
前記第1部と前記空気極とが重なる面積は、前記固体電解質に前記空気極が重なる面積の10%以上40%以下である請求項1又は2に記載の電気化学セル。
【請求項5】
前記第1部の前記線状部の幅は0.5mm以上2.0mm以下である請求項1又は2に記載の電気化学セル。
【請求項6】
前記第1部の網目の寸法は5mm以上20mm以下である請求項2記載の電気化学セル。
【請求項7】
前記電気化学セルは電解セルである請求項1記載の電気化学セル。
【請求項8】
請求項1、2、6又は7に記載の電気化学セルを複数積層したセルスタック。
【請求項9】
請求項8記載のセルスタックと、
前記セルスタックに供給される水蒸気を生成する気化器と、
前記セルスタックに供給されるガスと熱交換を行う熱交換器と、
前記セルスタックを加熱するためのヒータと、
前記セルスタック、前記気化器、前記熱交換器および前記ヒータが内部に配置される断熱材と、を備えるホットモジュール。
【請求項10】
請求項9記載のホットモジュールを備える水素製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電気化学セル、セルスタック、ホットモジュール及び水素製造装置に関する。
続きを表示(約 850 文字)
【背景技術】
【0002】
固体酸化物形の電気化学セルの反りを低減するため、成形体を加圧しながら焼結する先行技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-282817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術では反りを低減するための成形体を加圧する操作が煩雑である。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、反りを簡易に低減できる電気化学セル、セルスタック、ホットモジュール及び水素製造装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための第1の態様は、順に燃料極、固体電解質、空気極を含み、燃料極は、順に基板層および機能層を含む固体酸化物形電気化学セルであって、基板層の内部に配置された拘束層を備え、拘束層は、空気極が重なる部分に位置する線状部を複数含む第1部と、空気極が重ならない部分に位置する枠状の第2部と、を含み、線状部の両端は第2部につながり、第1部および第2部の気孔率は、基板層の気孔率よりも小さい。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、第1部は、線状部に交わり網状となす複数の線状部をさらに含む。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、第1部および第2部の材料は、固体電解質の材料と同じである。
【0009】
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、第1部と空気極とが重なる面積は、固体電解質に空気極が重なる面積の10%以上40%以下である。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、第1部の線状部の幅は0.5mm以上2.0mm以下である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本特殊陶業株式会社
センサ
17日前
日本特殊陶業株式会社
センサ
17日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
今日
日本特殊陶業株式会社
圧電素子
18日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
22日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
22日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
23日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
23日前
日本特殊陶業株式会社
メタン発生抑制装置
2日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ素子及びガスセンサ
23日前
日本特殊陶業株式会社
材料粉末および材料粉末の製造方法
24日前
日本特殊陶業株式会社
セラミックスヒータおよび保持部材
28日前
日本特殊陶業株式会社
蒸発器および蒸発器を備えるホットモジュール
10日前
日本特殊陶業株式会社
誘電体組成物、誘電体素子、及び積層電子部品
4日前
日本特殊陶業株式会社
セラミック粉末およびセラミック粉末の製造方法
24日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
10日前
日本特殊陶業株式会社
水素製造装置、水素製造装置の制御装置、及び、水素製造方法
10日前
日本特殊陶業株式会社
電気化学セル、セルスタック、ホットモジュール及び水素製造装置
1日前
日本特殊陶業株式会社
電極および蓄電デバイス
21日前
日本特殊陶業株式会社
電気化学単セル、セルスタック、ホットモジュール、水素製造装置、及び、電気化学単セルの製造方法
9日前
個人
水素を作る方式 水の電気分解
今日
大和ハウス工業株式会社
水素システム
1か月前
京セラ株式会社
エネルギーシステム
22日前
株式会社クオルテック
水素製造装置および水素製造方法
28日前
株式会社SCREENホールディングス
電極構造体
29日前
株式会社栗本鐵工所
金属材料
1か月前
株式会社東芝
電解装置
1か月前
株式会社SCREENホールディングス
電極構造体
29日前
株式会社SCREENホールディングス
電極構造体
29日前
三菱マテリアル株式会社
接着構造体
1か月前
株式会社ワールドテック
水素飲料生成装置
1か月前
オリオン機械株式会社
処理装置および燃料供給システム
1日前
日本特殊陶業株式会社
固体酸化物形電解セルの製造方法
1か月前
日本特殊陶業株式会社
固体酸化物形電解セルの製造方法
1か月前
三菱重工業株式会社
水素製造設備及び水素製造方法
15日前
三菱重工業株式会社
水素生成システム及びその制御方法
8日前
続きを見る
他の特許を見る