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公開番号
2025042940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150151
出願日
2023-09-15
発明の名称
ボールねじ
出願人
日本精工株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16H
25/24 20060101AFI20250321BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】従来技術と比較して、ナットとねじ軸との間の内部空間における内圧変動に伴うボールねじの効率低下を抑制し、かつ加工性を向上できるボールねじを提供する。
【解決手段】ボールねじは、内周転動溝を有するナットと、外周転動溝35を有するねじ軸3と、内周転動溝と外周転動溝35との間に配置される複数の転動体と、を備える。ねじ軸3は、外周面に外周転動溝35が形成されるねじ軸本体31と、ねじ軸本体31よりも外径が小さい小径部32と、連通孔33と、を有する。連通孔33は、ねじ軸本体31のうち軸方向の一方側の端部に開口するように設けられる第一開口部11と、ねじ軸本体31のうち第一開口部11よりも軸方向の他方側に設けられる第二開口部12と、の間を連通するようにねじ軸本体31内に形成される。連通孔33の少なくとも一部は、ねじ軸3の径方向において、小径部32の外周部よりも径方向外側に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内周面に螺旋状の内周転動溝を有するナットと、
外周面に螺旋状の外周転動溝を有するねじ軸と、
前記ナットの前記内周転動溝と前記ねじ軸の前記外周転動溝との間に配置される複数の転動体と、
を備え、
前記ねじ軸は、
前記ねじ軸の軸方向の一方側に設けられ、外周面に前記外周転動溝が形成されるねじ軸本体と、
前記ねじ軸本体よりも前記軸方向の他方側に設けられ、前記ねじ軸本体よりも外径が小さい小径部と、
前記ねじ軸本体のうち前記軸方向の一方側の端部に開口するように設けられる第一開口部と、前記ねじ軸本体のうち前記第一開口部よりも前記軸方向の他方側に設けられる第二開口部と、の間を連通するように前記ねじ軸内に形成される連通孔と、
を有し、
前記連通孔の少なくとも一部は、前記ねじ軸の径方向において、前記小径部の外周部よりも径方向外側に設けられる、
ボールねじ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第一開口部及び前記第二開口部は、前記転動体の非通行領域に設けられる、
請求項1に記載のボールねじ。
【請求項3】
前記第二開口部は、前記ねじ軸に設けられた前記外周転動溝の溝底に設けられる、
請求項1に記載のボールねじ。
【請求項4】
前記溝底に設けられた前記第二開口部の孔径は、前記転動体の直径の1/4よりも大きい、
請求項3に記載のボールねじ。
【請求項5】
前記第二開口部は、前記ねじ軸に設けられた前記外周転動溝のうち、前記転動体の非通行領域に位置する前記外周転動溝の前記溝底に設けられる、
請求項3に記載のボールねじ。
【請求項6】
前記連通孔は、前記径方向に沿って延びる径方向孔を有する、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のボールねじ。
【請求項7】
前記第二開口部は複数設けられ、
複数の前記第二開口部は、前記ねじ軸の周方向において互いに等間隔に設けられる、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のボールねじ。
【請求項8】
前記第二開口部は複数設けられ、
複数の前記第二開口部は、前記軸方向において同等の位置に設けられる、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のボールねじ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールねじに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ナットと、ナットを貫通するねじ軸と、ナットとねじ軸との間に配置される複数の転動体と、を備えるボールねじが知られている。例えば特許文献1には、有底筒状に形成されたナット(いわゆる袋ナット)と、このナットを貫通するねじ軸と、複数の転動体と、を備え、ねじ軸は、転動体を転動体軌道の一端から他端へ導く循環溝を有する構成が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、ナットではなくねじ軸に循環溝を形成することにより、軸方向の一端部が塞がれた袋ナットを使用した場合であっても容易な組み立てが可能である、とされている。また、ナット側に循環溝を形成する場合と比較してナットを小型化できる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-116825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1のようにナットの軸方向の一端部が塞がれた構成の従来技術にあっては、ボールねじの動作中にナットとねじ軸との間の内部空間における内圧が変化するおそれがあった。
【0005】
図7及び図8は、従来技術に係るボールねじ901の断面図である。図7は、ナット902に対してねじ軸903が最も軸方向の一方側に位置する場合を表している。図8は、ナット902に対してねじ軸903が最も軸方向の他方側に位置する場合を表している。図9は、図7のIX-IX線に沿う断面図である。図10は、図9のX部拡大図である。
図7及び図8に示すように、一端部が塞がれたナット902を有する従来技術にあっては、ボールねじ901の動作中にナット902とねじ軸903との間の内部空間920の体積が変動する。このとき、空気の移動は、転動体軌道に配置された複数の転動体904の隙間S(図10参照)を介して行われる。しかしながら、図9及び図10(特に図10)に示すように、複数の転動体同士の隙間Sは非常に小さいため、内部空間920の内圧が変動するおそれがあった。内部空間920の内圧が変動すると、転動体軌道に配置された転動体の隙間Sを通って空気が押し出される際に転動体軌道に塗布されたグリースが漏れ出るおそれがある。その結果、ねじ軸の摺動抵抗が増加し、ボールねじの効率が低下するおそれがあった。また、内部空間920の内圧の変動に伴って発生する荷重は損失となるため、さらにボールねじの効率が低下するおそれがあった。
【0006】
一方、上述した内圧変動への対策として、図7に想像線で示すように、ねじ軸の中心に空気孔910を設ける場合がある。空気孔910は、ねじ軸の中心軸線Cと同軸上に設けられ、ねじ軸の軸方向における一端部から他端部までねじ軸全体を貫通する。これにより、空気孔910を介して内部空間920とボールねじ901の外部とを連通し、内部空間920における内圧変動を抑制できるとされている。
しかしながら、上述した空気孔910を有する従来技術にあっては、特に長いねじ軸に適用する場合、空気孔910が軸方向に長くなることで加工性が悪化するおそれがあった。
【0007】
したがって、従来技術においては、特に一端部が塞がれたナットを有するボールねじにおいて、ナットとねじ軸との間の内部空間における内圧変動に伴うボールねじの効率低下を抑制し、かつ加工性を向上する点において改善の余地があった。
【0008】
そこで、本発明は、従来技術と比較して、ナットとねじ軸との間の内部空間における内圧変動に伴うボールねじの効率低下を抑制し、かつ加工性を向上できるボールねじを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様に係るボールねじは、内周面に螺旋状の内周転動溝を有するナットと、外周面に螺旋状の外周転動溝を有するねじ軸と、前記ナットの前記内周転動溝と前記ねじ軸の前記外周転動溝との間に配置される複数の転動体と、を備え、前記ねじ軸は、前記ねじ軸の軸方向の一方側に設けられ、外周面に前記外周転動溝が形成されるねじ軸本体と、前記ねじ軸本体よりも前記軸方向の他方側に設けられ、前記ねじ軸本体よりも外径が小さい小径部と、前記ねじ軸本体のうち前記軸方向の一方側の端部に開口するように設けられる第一開口部と、前記ねじ軸本体のうち前記第一開口部よりも前記軸方向の他方側に設けられる第二開口部と、の間を連通するように前記ねじ軸内に形成される連通孔と、を有し、前記連通孔の少なくとも一部は、前記ねじ軸の径方向において、前記小径部の外周部よりも径方向外側に設けられる。
【発明の効果】
【0010】
本発明のボールねじによれば、従来技術と比較して、ナットとねじ軸との間の内部空間における内圧変動に伴うボールねじの効率低下を抑制し、かつ加工性を向上できるボールねじを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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