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公開番号
2025042918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150119
出願日
2023-09-15
発明の名称
リニアガイド
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
F16C
29/08 20060101AFI20250321BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】案内レールの端部とスライダの端部とを覆う防塵カバーを備えたリニアガイドにおいて、簡易な構成によって、防塵カバーの着脱作業をスムーズ且つ容易にできるリニアガイドを提供する。
【解決手段】長手方向に沿った軌道面を有する案内レールと、案内レールを跨ぐようにスライド自在に係合するスライダと、スライダの軸方向端部と、案内レールの端面との間に配置され、スライダのスライド位置に応じて軸方向に伸縮する防塵カバーと、を備え、スライダの軸方向端部に取付けた取付部材と、防塵カバーの軸方向端部に取付けた被取付体と、を着脱する着脱機構を設けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向に沿った軌道面を有する案内レールと、
前記案内レールを跨ぐようにスライド自在に係合するスライダと、
前記スライダの軸方向端部と、前記案内レールの端面との間に配置され、前記スライダのスライド位置に応じて軸方向に伸縮する防塵カバーと、を備え、
前記スライダの軸方向端部に取付けた取付部材と、前記防塵カバーの軸方向端部に取付けられ、前記取付部材に着脱可能に取付けられる被取付体と、を有する着脱機構を設けた、
リニアガイド。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記取付部材は、前記被取付体に設けた係止孔に係止する、第1係止片を有する、
請求項1に記載のリニアガイド。
【請求項3】
前記取付部材は、前記被取付体の上端を抑える第2係止片を有する、
請求項1に記載のリニアガイド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防塵カバーを備えたリニアガイドに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、リニアガイドは、軸方向に延びる案内レールと、案内レールに相対移動可能に跨架されたスライダと、を備え、案内レール及びスライダに形成された転動体転動溝間を循環する複数の転動体を介して、スライダが案内レール上を軸方向に相対移動する。特に工作機械に組み込まれるリニアガイドには、切粉や溶接スパッタ等の異物が発生する環境下で使用されることがあるため、案内レール上に塵埃、切削屑、切削油等の異物が付着することを防止する防塵カバーが設けられる。
【0003】
特許文献1には、ハウジングの左右両端に取付けられたガイドレールと、一対のガイドレール上に往復移動可能に設けられたスライダと、スライダに連結されるテーブルと、ハウジングの上方を覆うカバーと、を備え、スライダがガイドレール上を移動してもカバーによってハウジングの内部が露出しないようにする直動テーブル装置が開示されている。
特許文献2には、案内レールの端面に着脱可能に固定される第一の取付板と、スライダの端部に装着されるサイドシールに重ね合わされた状態でねじ固定される第二の取付板と、案内レールの一端とスライダの端部の間をカバーするカバー体と、を有する防塵カバーを設けた直動案内装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-167345号公報
特許第6557993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、左右一対のガイドレールを有するハウジングを覆うジャバラを設けることによってガイドレール上への異物の侵入を少なくすることを目的としている。しかし、一対のガイドレールを含むハウジング全体をジャバラで覆う構成のため、ジャバラの設置に手間がかかり、製造コストも高くなるという課題があった。
【0006】
特許文献2は、カバー体をスライダ側に固定するためには、サイドシールをスライダに固定するねじを一旦取り外し、カバー体を案内レールに通してからカバー体側の第二取付板とサイドシールとをスライダ端部のエンドキャップに共締めする必要がある。このため、防塵カバーのスライダへの設置作業に手間と時間が掛かるという課題があった。また、防塵カバーをスライダから取り外す際に、誤ってエンドキャップとスライダを固定するねじを外してしまう事態も考えられるという課題があった。
【0007】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、案内レールの端部とスライダの端部とを覆う防塵カバーを備えたリニアガイドにおいて、簡易な構成によって、防塵カバーの着脱作業をスムーズ且つ容易にできるリニアガイドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 長手方向に沿った軌道面を有する案内レールと、
前記案内レールを跨ぐようにスライド自在に係合するスライダと、
前記スライダの軸方向端部と、前記案内レールの端面との間に配置され、前記スライダのスライド位置に応じて軸方向に伸縮する防塵カバーと、を備え、
前記スライダの軸方向端部に取付けた取付部材と、前記防塵カバーの軸方向端部に取付けられ、前記取付部材に着脱可能に取付けられる被取付体と、を有する着脱機構を設けた、
リニアガイド。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易な構成によって、防塵カバーの着脱作業をスムーズ且つ容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明に係るリニアガイドの側面図である。
図2は、本発明に係るリニアガイドの正面図である。
図3(A)は、取付部材の正面図であり、図3(B)は、取付部材の側面図である。
図4(A)は、被取付体の正面図であり、図4(B)は、被取付体の側面図である。
図5は、スライダへの取付部材の取付態様を示す側面図である。
図6は、取付部材への防塵カバーの取付態様を示す側面図である。
図7(A)は、第2実施形態の取付部材の正面図であり、図7(B)は、第2実施形態の取付部材の側面図である。
図8(A)は、第2実施形態の被取付体の正面図であり、図8(B)は、第2実施形態の被取付体の側面図である。
図9は、第2実施形態の取付部材と被取付体の取付状態を示す要部側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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