TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025051174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160140
出願日
2023-09-25
発明の名称
玉軸受用冠型保持器、及び玉軸受
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
F16C
33/41 20060101AFI20250328BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】高速回転時における摩耗、振動、発熱等を抑制できる玉軸受用冠型保持器及び玉軸受を提供する。
【解決手段】 主部20の外周面には、ポケット40が形成される周方向位置に、径方向外側に突出する径方向凸部25が形成され、爪部31は、主部20の径方向外側に配置され、ポケット40の外周面20cから玉軸受用冠型保持器10の中心までの距離をr0とし、柱部30が形成されている主部20の外周面20aから中心までの距離をr1としたとき、r1<r0であり、爪部31の外周面31eから中心までの距離をr2とし、爪部31の内周面31dから中心までの距離をr3とし、主部20の内周面20bから中心までの距離をr4としたとき、r2<r0、かつ、r4<r3である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円環状の主部と、
前記主部から周方向に所定の間隔で軸方向に突出する複数の柱部と、
隣り合う前記柱部の間に形成される複数のポケットと、
を備える、玉軸受用冠型保持器であって、
前記ポケットは、玉を保持可能な円筒面形状の凹面を有し、
前記柱部は、先端部が互いに間隔をあけて配置される一対の爪部と、前記一対の爪部を接続する接続部と、を有し、
前記ポケットを構成する隣り合う二つの前記爪部の先端部同士の間には、前記玉の直径より短い幅を有し、かつ、前記玉を挿入するための、入口部が設けられ、
前記主部の外周面には、前記ポケットが形成される周方向位置に、径方向外側に突出する径方向凸部が形成され、
前記爪部は、前記主部の径方向外側に配置され、
前記ポケットの外周面から前記玉軸受用冠型保持器の中心までの距離をr0とし、
前記柱部が形成されている前記主部の外周面から前記中心までの距離をr1としたとき、
r1<r0であり、
前記爪部の外周面から前記中心までの距離をr2とし、
前記爪部の内周面から前記中心までの距離をr3とし、
前記主部の内周面から前記中心までの距離をr4としたとき、
r2<r0、かつ、r4<r3である、
玉軸受用冠型保持器。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記主部の底面には、軸方向に突出する凸部が設けられ、
前記凸部は、少なくとも一部が、周方向及び径方向において前記ポケットと重なる、
請求項1に記載の玉軸受用冠型保持器。
【請求項3】
外輪と、
内輪と、
前記外輪と、前記内輪と、の間に配置された複数の前記玉と、
請求項1又は2に記載の玉軸受用冠型保持器と、
を備える、玉軸受。
【請求項4】
前記外輪の内周面から前記玉軸受の中心までの距離をRoutとし、
前記内輪の外周面から前記玉軸受の中心までの距離をRinとしたとき、
r4-Rin<Rout-r0である、
請求項3に記載の玉軸受。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、玉軸受用冠型保持器、及び玉軸受に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
図13は、従来例に係る玉軸受1の断面図である。一般に、各種回転機械の回転部分を支持するために、図13に示すような玉軸受1が使用されている。玉軸受1は、外周面に内輪軌道2を有する内輪3と、内輪3と同心に配置され、内周面に外輪軌道4を有する外輪5と、内輪軌道2と外輪軌道4との間に転動自在に配置される複数の玉6と、を備える。
【0003】
各玉6は、保持器100により転動自在に保持される。また、外輪5の内周面の軸方向両端部には、それぞれ円輪状の一対のシールド板7、7の外周縁が係止される。一対のシールド板7,7は、軸受空間に存在するグリース等の潤滑剤が外部に漏洩したり、外部に浮遊する塵埃が軸受空間に侵入したりすることを防止している。なお、密封装置として、非接触型のシールド板7,7に代えて、接触型のシールを使用してもよい。
【0004】
保持器100は、樹脂製の冠型保持器である。図14は、従来例に係る保持器100の斜視図である。図15は、従来例に係る保持器100の一部を上面側から見た図である。図16は、従来例に係る保持器100の一部を径方向内側から見た図である。図17は、従来例に係る保持器100の一部を径方向外側から見た図である。図18は、図14のXVIII-XVIII線に沿った断面図矢視図である。図14~図18に示すように、保持器100は、円環状の主部101と、主部101から周方向に所定の間隔で軸方向に突出する複数の柱部102と、隣り合う柱部102の間に形成され、玉6を保持可能な球面形状のポケット103と、を備える。
【0005】
柱部102は、先端部が互いに間隔をあけて配置される一対の爪部105,105を有する。ポケット103を構成する隣り合う二つの爪部105,105が玉6を保持することで、保持器100が外輪5と内輪3の間から軸方向に脱落するのを防止している。
【0006】
ところで、最近のモータの高速回転の要求により、モータの回転軸を支持する転がり軸受(特に玉軸受)にも高速回転への対応が求められている。特に、家庭用掃除機は、小型、軽量化のトレンドにあり、空気を吸引するファンも従来の3分の1程度と小径化の傾向にある。ファンを小径化した場合であっても吸引力を維持するため、ファンモータの回転数はより高くなっており、使用される軸受にも高速回転化が求められている。この結果、高速回転の特性を示すdmN値においては、150万域での使用に耐えられる仕様が必要となっている。
【0007】
高速回転化のためには、(i)保持器柱部の遠心力による拡開を抑制し、ポケットの底部に発生する応力を下げて、疲労破壊を防ぐことや、(ii)保持器の変形を抑制することで、玉や外輪、シールに対する保持器の接触を避けて、保持器の摩耗、振動、発熱を抑制すること、等が求められる。
【0008】
図14~図18に示すような従来型の保持器100においては、高速回転時に遠心力によって応力が保持器100に作用し、保持器100が径方向外側に変形してしまう可能性がある。図13には、保持器100が変形した様子が破線で示されている。この場合、保持器100が外輪5に接触したり(図13中のA部分を参照)、保持器100がシールド板7と接触したりしてしまい(図13中のB部分を参照)、保持器100が摩耗、振動、発熱することが懸念される。また、図13の破線で示した状態では保持器100の爪部105が玉6に強く押し当てられるため、摩擦により軸受が発熱してしまうことが懸念される。
【0009】
特許文献1では、円環状基部と、円環状基部の軸方向一側面から軸方向へ突出する複数の片持ち状弾性片と、を備える深溝玉軸受用冠型樹脂保持器が開示されている。この保持器には、円環状基部及び弾性片の内径側部分の全周又は一部を段落ちさせた内側段落ち部が設けられている。これにより、高速回転時における玉と保持器の接触を抑制することを図っている。しかしながら、保持器形状が複雑になり、コストアップにつながるおそれがある。
【0010】
特許文献2の転がり軸受の保持器は、転がり軸受の転動体よりも軸方向一方側に位置する環状体と、環状体の径方向外側の部分から軸方向他方側に延びて設けられる複数のつのと、つのの径方向内側に位置しかつ環状体の径方向内側の部分から軸方向他方側に延びて設けられ転がり軸受の内輪の軌道に接触することで保持器の位置決めを行うガイド部と、を有する。そして、つのとガイド部との間の溝に潤滑剤を溜め、その潤滑剤が溝から転動体を通じて内輪側に供給することを図っている。しかしながら、保持器形状が複雑になり、コストアップにつながるおそれがある。また、保持器を軸受の内輪に組み込む際、保持器材質の強度が低い場合や、保持器のガイドと内輪とのはめあい量が大きい場合、破損のおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精工株式会社
ボールねじ
10日前
日本精工株式会社
リニアガイド
10日前
日本精工株式会社
台車搬送装置
13日前
日本精工株式会社
台車搬送装置
13日前
日本精工株式会社
ハブユニット軸受
12日前
日本精工株式会社
ステアリング装置
25日前
日本精工株式会社
こま式ボールねじ
11日前
日本精工株式会社
磁歪式トルクセンサ
4日前
日本精工株式会社
制御装置および制御方法
17日前
日本精工株式会社
センサ付ハブユニット軸受
3日前
日本精工株式会社
転がり軸受及びその製造方法
25日前
日本精工株式会社
制御システムおよび制御方法
1か月前
日本精工株式会社
ボールねじのナットの加工装置
10日前
日本精工株式会社
パラレルリンクを含むロボット
24日前
日本精工株式会社
回転センサ一体型軸受の取付構造
11日前
日本精工株式会社
搬送装置および実験支援システム
25日前
日本精工株式会社
センタリング機構および搬送装置
25日前
日本精工株式会社
玉軸受用冠型保持器、及び玉軸受
3日前
日本精工株式会社
軸受用冠型保持器、及び転がり軸受
26日前
日本精工株式会社
ハブユニット軸受の予圧測定方法及び予圧測定装置
10日前
日本精工株式会社
玉軸受、及び、玉軸受におけるグリースの塗布方法
3日前
日本精工株式会社
パラレルリンクを含むロボット、および、パラレルリンクを含むロボットの製造方法
5日前
日本精工株式会社
アクチュエータ、アクチュエータの製造方法、および、パラレルリンクを含むロボット
24日前
個人
トーションバー
3日前
個人
ボルトナットセット
17日前
個人
回転式配管用支持具
1か月前
株式会社三協丸筒
枠体
10日前
個人
ベルトテンショナ
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
25日前
協和工業株式会社
空気弁
1か月前
株式会社不二工機
電動弁
6日前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
25日前
個人
角型菅の連結構造及び工法
1か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
1か月前
AWJ株式会社
配管支持具
25日前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
25日前
続きを見る
他の特許を見る