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公開番号
2025038512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145157
出願日
2023-09-07
発明の名称
電子眼鏡及び焦点距離調整方法
出願人
株式会社ニコン・エシロール
代理人
個人
主分類
G02C
7/06 20060101AFI20250312BHJP(光学)
要約
【課題】焦点距離が合わないことによる不便さを抑制する。
【解決手段】直流電源と、直流電源からの電力によって作動する可変焦点レンズと、可変焦点レンズの焦点距離を制御する制御部と、を備える電子眼鏡であって、制御部は、直流電源の出力電圧が所定値を下回った場合には、焦点距離を予め設定された所定距離に変更して焦点距離を所定距離に維持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電源と、
前記直流電源からの電力によって作動する可変焦点レンズと、
前記可変焦点レンズの焦点距離を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記直流電源の出力電圧が所定値を下回った場合には、前記焦点距離を予め設定された所定距離に変更して当該焦点距離を前記所定距離に維持する、電子眼鏡。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記直流電源は、
主電源と、
前記主電源の代わりに電力を供給可能な予備電源と、を備え、
前記制御部は、前記主電源の出力電圧が前記所定値を下回った場合には、前記予備電源の電力を用いて前記焦点距離を前記所定距離に維持する、請求項1に記載の電子眼鏡。
【請求項3】
前記制御部は、視認対象にピントが合うように前記焦点距離を常時調整する第1制御と、前記焦点距離を前記所定距離に維持する第2制御と、を実行可能であり、前記出力電圧が前記所定値を下回った場合には、前記第1制御から前記第2制御に切り替える、
請求項1に記載の電子眼鏡。
【請求項4】
前記直流電源は、
主電源と、
前記主電源の代わりに電力を供給可能な予備電源と、を備え、
前記第1制御は、前記主電源の電力を用いて前記焦点距離を調整し、
前記第2制御は、前記予備電源の電力を用いて前記焦点距離を前記所定距離に維持する、請求項3に記載の電子眼鏡。
【請求項5】
前記直流電源は、1つの電源系統のみから直流電力を供給し、
前記制御部は、前記電源系統の電圧が前記所定値を下回った場合に、前記第1制御から前記第2制御に切り替える、
請求項3に記載の電子眼鏡。
【請求項6】
前記可変焦点レンズは、一対であって、眼鏡フレームに保持された第1可変焦点レンズと第2可変焦点レンズとを備え、
前記第1可変焦点レンズの前記所定距離は、前記第2可変焦点レンズの前記所定距離と異なる、
請求項1から5のいずれか一項に記載の電子眼鏡。
【請求項7】
前記所定距離は、遠方の物体を見るための焦点距離である第1焦点距離と、近方と前記遠方との間である中間から当該近方までにある物体を見るための焦点距離である第2焦点距離とのいずれかに設定可能である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の電子眼鏡。
【請求項8】
前記可変焦点レンズは、一対であって、眼鏡フレームに保持された第1可変焦点レンズと第2可変焦点レンズとを備え、
前記第1可変焦点レンズの前記所定距離は、前記第1焦点距離に設定され、
前記第2可変焦点レンズの前記所定距離は、前記第2焦点距離に設定される、
請求項7に記載の電子眼鏡。
【請求項9】
前記制御部は、前記焦点距離を前記所定距離に変更した場合には、前記可変焦点レンズの一部の領域に所定の情報を表示させる、
請求項1から5のいずれか一項に記載の電子眼鏡。
【請求項10】
前記所定の情報は、電池残量が少ないこと又は充電が必要であることを利用者に知らせるための情報である、請求項9に記載の電子眼鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子眼鏡及び焦点距離調整方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、直流電源を有する電子眼鏡が記載されている。直流電源の出力電圧が低下していくと、可変焦点レンズにおける焦点距離の調整ができなくなる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/168570号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の第1の態様に従えば、直流電源と、前記直流電源からの電力によって作動する可変焦点レンズと、可変焦点レンズの焦点距離を制御する制御部と、を備え、制御部は、直流電源の出力電圧が所定値を下回った場合には、焦点距離を予め設定された所定距離に変更して当該焦点距離を所定距離に維持する、電子眼鏡が提供される。
【0005】
本開示の第2の態様に従えば、直流電源と、直流電源からの電力によって作動する可変焦点レンズとを備える電子眼鏡の焦点距離調整方法であって、直流電源の出力電圧が所定値を下回ったかを判定することと、出力電圧が所定値を下回った場合には、可変焦点レンズの焦点距離を所定距離に変更することと、焦点距離を所定距離に維持することと、を含む焦点距離調整方法が提供される。
【0006】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る電子眼鏡の斜視図である。
第1実施形態に係る電子眼鏡の主要構成のブロック図である。
第1実施形態に係る直流電源の概略構成図である。
第1実施形態に係る制御部における各機能部の構成図である。
第1実施形態に係る焦点距離調整方法のフロー図である。
第2実施形態に係る電子眼鏡の主要構成のブロック図である。
第2実施形態に係る直流電源の概略構成図である。
第2実施形態に係る制御部における各機能部の構成図である。
第2実施形態に係る焦点距離調整方法のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0009】
なお、以下の説明において、前、後、上、下、右、左とは、装着者が電子眼鏡1を装着した状態で、装着者からみた前、後、上、下、右、左の各方向を意味する。前後方向とは、装着者の正面方向である。左右方向とは、前後方向及び鉛直方向のそれぞれに垂直な方向である。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電子眼鏡1の斜視図である。図2は、第1実施形態に係る電子眼鏡の主要構成のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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