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公開番号2025034742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141320
出願日2023-08-31
発明の名称偽情報判定装置、偽情報判定方法及び偽情報判定プログラム
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 16/906 20190101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】偽情報を精度良く判定できる偽情報判定装置、偽情報判定方法及び偽情報判定プログラムを提供すること。
【解決手段】判定装置1は、真偽判定を行う対象データの入力を受け付ける入力部11と、対象データを生成AIに与え、対象データをインターネットで検索するためのキーワードを取得するテーマ解析部12と、キーワードによりインターネットを検索した検索結果のうち、上位所定数のURLにアクセスして複数のページデータを取得し、複数のページデータからそれぞれ特定のタグで示されたデータを除いた複数の文書データを抽出する情報収集部13と、複数の文書データを生成AIに与え、要約を取得する要約取得部14と、要約及び対象データを生成AIに与え、両者に矛盾があるか否かの回答を取得し、矛盾がある場合に対象データを偽情報と判定する真偽判定部15と、判定結果を出力する出力部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
真偽判定を行う対象データの入力を受け付ける入力部と、
対象データを生成ＡＩに与え、当該対象データをインターネットで検索するためのキーワードを取得するテーマ解析部と、
前記キーワードによりインターネットを検索した検索結果のうち、上位所定数のＵＲＬにアクセスして複数のページデータを取得し、当該複数のページデータからそれぞれ特定のタグで示されたデータを除いた複数の文書データを抽出する情報収集部と、
前記複数の文書データを生成ＡＩに与え、要約を取得する要約取得部と、
前記要約及び前記対象データを生成ＡＩに与え、両者に矛盾があるか否かの回答を取得し、矛盾がある場合に前記対象データを偽情報と判定する真偽判定部と、
前記真偽判定部による判定結果を出力する出力部と、を備える偽情報判定装置。
続きを表示（約 540 文字）【請求項２】
前記出力部は、前記判定結果とともに、前記キーワード、前記検索結果、及び前記要約を出力する請求項１に記載の偽情報判定装置。
【請求項３】
真偽判定を行う対象データの入力を受け付ける入力ステップと、
対象データを生成ＡＩに与え、当該対象データをインターネットで検索するためのキーワードを取得するテーマ解析ステップと、
前記キーワードによりインターネットを検索した検索結果のうち、上位所定数のＵＲＬにアクセスして複数のページデータを取得し、当該複数のページデータからそれぞれ特定のタグで示されたデータを除いた複数の文書データを抽出する情報収集ステップと、
前記複数の文書データを生成ＡＩに与え、要約を取得する要約取得ステップと、
前記要約及び前記対象データを生成ＡＩに与え、両者に矛盾があるか否かの回答を取得し、矛盾がある場合に前記対象データを偽情報と判定する真偽判定ステップと、
前記真偽判定ステップにおける判定結果を出力する出力ステップと、をコンピュータが実行する偽情報判定方法。
【請求項４】
請求項１又は請求項２に記載の偽情報判定装置としてコンピュータを機能させるための偽情報判定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報の真偽を判定するための装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、学習したデータをもとに、文章、画像、音声、動画等、様々なコンテンツを自動生成する、生成ＡＩと呼ばれる技術が活用されている（例えば、非特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
ＣｈａｔＧＰＴ、インターネット、＜https://openai.com/＞
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
生成ＡＩは、一見するとあらゆる質問の正答を示してくれるように見えるが、内部的には言語モデルであり、学習時点でより多く存在する情報を回答として生成している。このため、フェイクニュース（偽情報）のように、最新の情報を改変して流布するような行為に対しては真偽の判定が困難であった。
【０００５】
本発明は、偽情報を精度良く判定できる偽情報判定装置、偽情報判定方法及び偽情報判定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る偽情報判定装置は、真偽判定を行う対象データの入力を受け付ける入力部と、対象データを生成ＡＩに与え、当該対象データをインターネットで検索するためのキーワードを取得するテーマ解析部と、前記キーワードによりインターネットを検索した検索結果のうち、上位所定数のＵＲＬにアクセスして複数のページデータを取得し、当該複数のページデータからそれぞれ特定のタグで示されたデータを除いた複数の文書データを抽出する情報収集部と、前記複数の文書データを生成ＡＩに与え、要約を取得する要約取得部と、前記要約及び前記対象データを生成ＡＩに与え、両者に矛盾があるか否かの回答を取得し、矛盾がある場合に前記対象データを偽情報と判定する真偽判定部と、前記真偽判定部による判定結果を出力する出力部と、を備える。
【０００７】
前記出力部は、前記判定結果とともに、前記キーワード、前記検索結果、及び前記要約を出力してもよい。
【０００８】
本発明に係る偽情報判定方法は、真偽判定を行う対象データの入力を受け付ける入力ステップと、対象データを生成ＡＩに与え、当該対象データをインターネットで検索するためのキーワードを取得するテーマ解析ステップと、前記キーワードによりインターネットを検索した検索結果のうち、上位所定数のＵＲＬにアクセスして複数のページデータを取得し、当該複数のページデータからそれぞれ特定のタグで示されたデータを除いた複数の文書データを抽出する情報収集ステップと、前記複数の文書データを生成ＡＩに与え、要約を取得する要約取得ステップと、前記要約及び前記対象データを生成ＡＩに与え、両者に矛盾があるか否かの回答を取得し、矛盾がある場合に前記対象データを偽情報と判定する真偽判定ステップと、前記真偽判定ステップにおける判定結果を出力する出力ステップと、をコンピュータが実行する。
【０００９】
本発明に係る偽情報判定プログラムは、前記偽情報判定装置としてコンピュータを機能させるためのものである。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、偽情報を精度良く判定できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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