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公開番号
2025034616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141103
出願日
2023-08-31
発明の名称
ステアリング装置
出願人
日本精工株式会社
,
NSKステアリング&コントロール株式会社
代理人
個人
主分類
B62D
3/12 20060101AFI20250306BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】エチレンプロピレンゴムの主原料であるエタノールの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに置き換えて、それから得られるバイオエチレン・バイオプロピレンとし、環境にやさしいバイオマスエチレンプロピレンゴムからなるゴム組成物で異物浸入防止装置を形成したステアリング装置を提供する。
【解決手段】異物浸入防止装置としてのボールジョイント用ブーツ15を備えるステアリング装置1において、前記ボールジョイント用ブーツ15が、原料のエチレン・プロピレンの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに起因するバイオエチレン・バイオプロピレンとしたバイオマスエチレンプロピレンゴムを含有するゴム組成物にて構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
異物浸入防止装置を備えるステアリング装置において、
前記異物浸入防止装置が、原料のエチレン・プロピレンの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに起因するバイオエチレン・バイオプロピレンとしたバイオマスエチレンプロピレンゴムを含有するゴム組成物にて構成されていることを特徴とするステアリング装置。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記異物浸入防止装置が、ブーツ、ガスケットの少なくともどちらか一方であることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
【請求項3】
バイオマスエチレンプロピレンゴムのバイオ度を20%以上としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステアリング装置、詳しくは、車両用ステアリング装置の異物浸入装置を構成しているゴム材料の改良に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用のステアリング装置として、例えば、ラックアンドピニオン式のステアリング装置が多く使用されている。
【0003】
ラックアンドピニオン式のステアリング装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されているように、ラックの端部(ラックエンド)に設けられているボールジョイントは、動きを滑らかにするために内部にグリースが封入され、その流出防止と外部からの水やダスト等の浸入を防ぐために異物浸入防止装置としてのボールジョイント用ブーツで覆われている。
【0004】
例えば、特許文献1に開示しているように、ボールジョイント用ブーツでは、耐候性と水・ブレーキオイルに対する耐薬品性を考慮し、ゴム材料として、エチレンプロピレンゴムを原料ゴムとするゴム組成物が用いられてきた。
しかしながら、従来のボールジョイント用ブーツに用いられているエチレンプロピレンゴムは、主原料のエチレン・プロピレンを含めて、全て石油由来のものであり、環境に考慮したものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-6843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は従来技術の有するこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、エチレンプロピレンゴムの主原料であるエタノールの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに置き換えて、それから得られるバイオエチレン・バイオプロピレンとし、環境にやさしいバイオマスエチレンプロピレンゴムからなるゴム組成物で異物浸入防止装置を形成したステアリング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために、第1の本発明は、異物浸入防止装置を備えるステアリング装置において、前記異物浸入防止装置が、原料のエチレン・プロピレンの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに起因するバイオエチレン・バイオプロピレンとしたバイオマスエチレンプロピレンゴムを含有するゴム組成物にて構成されていることを特徴とするステアリング装置としたことである。
【0008】
第2の本発明は、第1の本発明において、前記異物浸入防止装置が、ブーツ、ガスケットの少なくともどちらか一方であることを特徴とするステアリング装置としたことである。
【0009】
第3の本発明は、第1の本発明又は第2の本発明において、バイオマスエチレンプロピレンゴムのバイオ度を20%以上としたことを特徴とするステアリング装置としたことである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、エチレンプロピレンゴムの主原料であるエタノールの少なくとも一部を植物由来のバイオエタノールに置き換えて、それから得られるバイオエチレン・バイオプロピレンとし、環境にやさしいバイオマスエチレンプロピレンゴムからなるゴム組成物で異物浸入防止装置を形成したステアリング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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