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公開番号
2024176777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095569
出願日
2023-06-09
発明の名称
コンデンサ装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01G
2/08 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気部品への電気的影響を小さくバスバーの放熱性能を向上させたコンデンサ装置を提供する。
【解決手段】コンデンサ装置は、コンデンサ20と、ケース70と、ケースカバー80と、を有する。コンデンサは、厚さ方向TDに離れた第1端面23と第2端面24に電極を有し、電気部品2,14に接続される。バスバーは電極および電気部品を電気的に接続する。ケースは、コンデンサおよびバスバーを収納する。ケースカバーは、ケースの外側からケースを覆い、ケースとともに冷媒流路151,152、153,154を形成する。バスバーは、厚さ方向に関して端面に重なる重複部41,51と、電気部品に接続される接続部43,45,53,55と、電気部品に非接続である非接続部46,56と、を備える。厚さ方向に直交する平面方向に関して、非接続部と冷媒流路の少なくとも一部が重なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
厚さ方向(TD)に離れた第1端面(23)と第2端面(24)に電極を有し、電気部品(2,14)に接続されるコンデンサ(20)と、
前記電極および前記電気部品を電気的に接続するバスバー(40,50)と、
前記コンデンサおよび前記バスバーを内側の収納空間(78)に収納するケース(70)と、
前記ケースの外側から前記ケースを覆い、前記ケースとともに冷媒が流通可能な冷媒流路(151,152、153,154)を形成するケースカバー(80)と、を備え、
前記バスバーは、
前記厚さ方向に関して前記第1端面または前記第2端面に重なり前記電極に接続される重複部(41,51)と、
前記重複部に連なるとともに前記電気部品に接続される接続部(43,45,53,55)と、
前記重複部に連なるとともに前記電気部品に非接続である非接続部(46,56)と、を備え、
前記厚さ方向に直交する平面方向に関して、前記非接続部と前記冷媒流路の少なくとも一部が重なっているコンデンサ装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記重複部における、前記平面方向の1つである前記コンデンサと前記電気部品が並ぶ第1並び方向(DP)の端部に、前記接続部が連なり、
前記重複部における、前記平面方向における前記第1並び方向とは異なる第2並び方向(WD)の端部に、前記非接続部が連なり、
前記非接続部と前記冷媒流路の少なくとも一部とが前記第2並び方向で重なっている請求項1に記載のコンデンサ装置。
【請求項3】
前記非接続部が前記コンデンサの側面(25)に沿うように延び、
前記非接続部がさらに前記コンデンサと前記第2並び方向で重なっている請求項2に記載のコンデンサ装置。
【請求項4】
前記接続部は、前記重複部における前記第1並び方向の一端に連なりバッテリ(2)に接続されるバッテリ側接続部(43,53)と、前記重複部における前記第1並び方向の他端に連なりパワーモジュール(14)に接続されるパワーモジュール側接続部(45、55)と、を有し、
前記非接続部が前記重複部における前記第2並び方向の一端と他端の少なくとも一方に設けられ、
前記重複部における、前記第2並び方向の一端と他端の少なくとも一方に設けられた前記非接続部に、前記冷媒流路の少なくとも一部が前記第2並び方向で重なっている請求項3に記載のコンデンサ装置。
【請求項5】
前記バスバーは、前記第1端面および前記電気部品に接続される高電位側バスバー(40)と、前記第2端面および前記電気部品に接続される低電位側バスバー(50)と、を有し、
前記高電位側バスバーの前記バッテリ側接続部と前記低電位側バスバーの前記バッテリ側接続部が前記第1並び方向の一端で前記第2並び方向で重なり、
前記高電位側バスバーの前記パワーモジュール側接続部と前記低電位側バスバーの前記パワーモジュール側接続部が前記第1並び方向の他端で前記第2並び方向で重なり、
前記高電位側バスバーの前記非接続部、および、前記低電位側バスバーの前記非接続部、もしくは、前記高電位側バスバーの前記非接続部、または、前記低電位側バスバーの前記非接続部が、前記冷媒流路の少なくとも一部に前記第2並び方向で重なっている請求項4に記載のコンデンサ装置。
【請求項6】
前記非接続部と前記ケースとが接触している、または、前記非接続部と前記ケースとの間に放熱部材(160)が設けられ、前記放熱部材が前記ケースに接触している請求項5に記載のコンデンサ装置。
【請求項7】
前記ケースに連なり前記平面方向に延びて前記パワーモジュールが設けられるフレーム(130)と、
前記ケースカバーに連なり前記厚さ方向で前記フレームに重なるように前記平面方向に延びるフレームカバー(140)と、をさらに備え、
前記フレームカバーは、前記フレームとともに、前記冷媒流路であるケース冷媒流路(151、152,153,154)に連なる、フレーム冷媒流路(155,156)を形成し、
前記厚さ方向で前記フレーム冷媒流路の少なくとも一部に、前記パワーモジュールが重なっている請求項6に記載のコンデンサ装置。
【請求項8】
前記冷媒流路は前記コンデンサを囲むように延びている請求項1~7のいずれか1項に記載のコンデンサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載の開示は、コンデンサ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の蓄電モジュールは、複数の蓄電セルから成る積層体と、積層体の表面に配置され流路部が形成された樹脂プレートと、樹脂プレートに一体形成され複数の蓄電セルを電気的に接続するバスバーと、を備える。流路部はバスバーの一部を覆いつつ内部を冷却水が流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-121926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の蓄電モジュールにおいては、バスバーが隣合う蓄電セルを電気的に接続している。流路部はバスバーの一部を覆っているためにバスバーから冷却水に効率的に熱が放熱される。蓄電セルの積層方向にバスバーの長さを長くすると、流路部との重複部分が増大するとともに蓄電セル間の電気抵抗が増大する。特許文献1においては蓄電セルへの電気的影響を小さくバスバーの放熱性能を向上させることが難しかった。
【0005】
本開示の目的は、電気部品への電気的影響を小さくバスバーの放熱性能を向上させたコンデンサ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によるコンデンサ装置は、
厚さ方向(TD)に離れた第1端面(23)と第2端面(24)に電極を有し、電気部品(2,14)に接続されるコンデンサ(20)と、
電極および電気部品を電気的に接続するバスバー(40,50)と、
コンデンサおよびバスバーを内側の収納空間(78)に収納するケース(70)と、
ケースの外側からケースを覆い、ケースとともに冷媒が流通可能な冷媒流路(151,152、153,154)を形成するケースカバー(80)と、を備え、
バスバーは、
厚さ方向に関して第1端面または第2端面に重なり電極に接続される重複部(41,51)と、
重複部に連なるとともに電気部品に接続される接続部(43,45,53,55)と、
重複部に連なるとともに電気部品に非接続である非接続部(46,56)と、を備え、
厚さ方向に直交する平面方向に関して、非接続部と冷媒流路の少なくとも一部が重なっている。
【0007】
非接続部(46,56)の面積が増大するほど、冷媒流路(151,152、153,154)にコンデンサ(20)の熱が放熱される。非接続部は電気部品に非接続であるために、電気部品への電気的影響を小さく、非接続部の面積を増大できる。電気部品への電気的影響を小さくバスバーの放熱性能を向上させることができる。
【0008】
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車載システムを説明する電気回路図である。
コンデンサ装置の平面図である。
コンデンサ装置の平面図である。
コンデンサモジュールの斜視図である。
冷媒流路を説明する平面図である。
図2に示すVI-VI線に沿う断面図である。
図2に示すVII-VII線に沿う断面図である。
図2に示すVIII-VIII線に沿う断面図である。
第2実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第3実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第4実施形態のコンデンサモジュールの斜視図である。
第4実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第5実施形態のコンデンサモジュールの斜視図である。
第6実施形態の冷媒流路を説明する平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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