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公開番号
2024169721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024168447,2021049040
出願日
2024-09-27,2021-03-23
発明の名称
カバー付き配線部材
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01B
7/08 20060101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】カバーの固定強度の減少を抑制しつつ、シートを小さくできる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材付き被着体10は、シート22と、前記シート22に固定された線状伝送部材26とを含む配線部材20と、車両において前記配線部材20が配置される位置に設けられ、第1固定部材を介して前記シート22と固定された被着体40と、前記シート22とは反対側から前記線状伝送部材26を覆っているカバー50と、を備える。前記カバー50は、少なくとも前記配線部材20の片側において、第2固定部材を介して前記被着体40と固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートと、前記シートに固定された線状伝送部材とを含む配線部材と、
車両において前記配線部材が配置される位置に設けられ、第1固定部材を介して前記シートと固定された被着体と、
前記シートとは反対側から前記線状伝送部材を覆っているカバーと、
を備え、
前記カバーは、少なくとも前記配線部材の片側において、第2固定部材を介して前記被着体と固定されている、配線部材付き被着体。
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【請求項2】
請求項1に記載の配線部材付き被着体であって、
前記シートの幅方向において、前記シートのうち前記線状伝送部材が配置されない側縁部の領域の寸法よりも、前記カバーと前記被着体とが前記第2固定部材を介して固定される領域の寸法の方が大きい、配線部材付き被着体。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材付き被着体であって、
前記カバーは、前記線状伝送部材と接触しつつ、前記シートの幅方向に沿って張った状態で固定されている、配線部材付き被着体。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材付き被着体であって、
前記カバーと前記シートとが別部材であり、
前記配線部材の両側で、前記カバーが前記被着体と固定されている、配線部材付き被着体。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材付き被着体であって、
前記カバーは前記シートを構成する基材の一部が折り返されて設けられ、
前記配線部材の片側のみで、前記カバーが前記被着体と固定されている、配線部材付き被着体。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材付き被着体であって、
前記第1固定部材及び前記第2固定部材が共に接着部材である、配線部材付き被着体。
【請求項7】
請求項6に記載の配線部材付き被着体であって、
前記カバーは、前記シートの側縁部と重なる部分であって前記接着部材を介して前記シートの前記側縁部と接着されたシート接着部と、前記シート接着部から前記シートの幅方向に沿って前記シートの前記側縁部よりも外側に突出する部分であって前記接着部材を介して前記被着体と接着された被着体接着部とを有する、配線部材付き被着体。
【請求項8】
シートと、前記シートに固定された線状伝送部材とを含む配線部材と、
前記配線部材を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、少なくとも前記配線部材の片側において、前記シートの側縁部と重なる部分であって接着部材を介して前記シートの前記側縁部と接着されたシート接着部と、前記シート接着部から前記シートの幅方向に沿って前記シートの前記側縁部よりも外側に突出する突出部分とを有する、カバー付き配線部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材付き被着体及びカバー付き配線部材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電線及びカバーがシート材に固定されたワイヤーハーネスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/189177号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
線状伝送部材及びシートを有する配線部材を覆うカバーが設けられるにあたり、カバーの固定強度の減少を抑制しつつ、シートが小さくされることが望まれている。
【0005】
そこで、カバーの固定強度の減少を抑制しつつ、シートを小さくできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材付き被着体は、シートと、前記シートに固定された線状伝送部材とを含む配線部材と、車両において前記配線部材が配置される位置に設けられ、第1固定部材を介して前記シートと固定された被着体と、前記シートとは反対側から前記線状伝送部材を覆っているカバーと、を備え、前記カバーは、少なくとも前記配線部材の片側において、第2固定部材を介して前記被着体と固定されている、配線部材付き被着体である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、カバーの固定強度の減少を抑制しつつ、シートを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材付き被着体を示す平面図である。
図2は図1のII-II線に沿った断面図である。
図3は配線部材付き被着体を製造する様子を示す説明図である。
図4は実施形態2にかかる配線部材付き被着体を示す断面図である。
図5は配線部材付き被着体を製造する様子を示す説明図である。
図6は実施形態3にかかる配線部材付き被着体を示す断面図である。
図7は配線部材付き被着体を製造する様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材付き被着体は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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