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公開番号2024169464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024158170,2023088436
出願日2024-09-12,2018-10-01
発明の名称光軸調整用装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G01S 7/497 20060101AFI20241128BHJP(測定;試験)
要約【課題】光軸調整を好適に実行可能な光軸調整用装置を提供する。
【解決手段】第2実施例に係る光軸調整用装置20Aは、調整対象となるライダユニット2の光軸の位置を示す罫書き線LNが描かれた台座7と、台座上において支持され、罫書き線LNが示す光軸に対して所定の位置関係で固定され、所定の曲率で湾曲した形状を有する曲面板8Rと、を有する。また、第2実施例に係る光軸調整方法は、計測を行うライダユニット2の理想の光軸に対する現在の光軸のずれを検出する制御方法であって、ライダユニット2の計測範囲Rg内の所定位置に置かれた光軸調整用装置20Aを計測した計測画像を取得する取得工程と、計測画像に基づいて、光軸のずれを検出する検出工程と、を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
調整対象となる測距装置の光軸の情報が示された台座と、
前記台座上において支持され、前記光軸の情報が示す光軸に対して所定の位置関係で固定され、所定の形状を有する板と、
を有する光軸調整用装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学機器の光軸を調整する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、センサのエイミング(光軸調整)に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、車両の前後軸線上の所定距離前方にエイミング冶具を設置し、エイミング冶具の基準反射体を検出することで上下方向のエイミングを行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-131434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に取り付けたセンサの検出結果を用いて自動運転やその他のADAS(Advanced Driver Assistance System)を行う場合、それぞれのセンサには高精度な検出精度が求められ、これらのセンサの取り付けは正確に行われる必要がある。そして、ある検出装置が所望の位置からずれて配置されてしまった場合には、当該検出装置の光軸方向が理想的な方向からずれてしまい、検出装置を含むシステム全体を最適な状態で稼働することができなくなる可能性がある。一方、特許文献1には、上下方向以外の方向におけるエイミングについては何ら開示されていない。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、光軸調整を好適に実行可能な光軸調整用装置を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項に記載の発明は、光軸調整用装置であって、調整対象となる測距装置の光軸の情報が示された台座と、前記台座上において支持され、前記光軸の情報が示す光軸に対して所定の位置関係で固定され、所定の形状を有する板と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
光軸調整システムの概略構成である。
光軸調整用装置の概略的な斜視図である。
ライダユニットの光軸ずれの検出及び調整時におけるライダユニットと光軸調整用装置との位置関係を示したX-Z平面図である。
ライダユニットの光軸ずれの検出及び調整時におけるライダユニットと光軸調整用装置との位置関係を示したX-Y平面図である。
ライダユニットの構成例を示す。
ライダユニットの光軸ずれを6個のパラメータにより表した図である。
理想光源位置と実光源位置と光軸調整用装置との位置関係を示したX-Y平面図である。
位置ずれの有無を表した計測画像を示す。
姿勢ずれが発生したときの計測画像を示す。
位置ずれ及び姿勢ずれの両方が発生したときの計測画像を示す。
第1実施例における光軸ずれの検出及び調整に関するフローチャートである。
第2実施例における光軸調整用装置の斜視図を示す。
第2実施例における光軸調整用装置のX-Y平面図である。
位置ずれの有無を表した計測画像を示す。
姿勢ずれが発生したときの計測画像を示す。
第2実施例における光軸ずれの検出及び調整に関するフローチャートである。
変形例における理想計測画像の一例である。
変形例における光軸調整用装置のX-Z平面における断面図を示す。
変形例における台座のX-Y平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の好適な実施形態によれば、光軸調整用装置は、調整対象となる測距装置の光軸の情報が示された台座と、前記台座上において支持され、前記光軸の情報が示す光軸に対して所定の位置関係で固定され、所定の曲率で湾曲した形状を有する板と、を有する。「光軸の情報」は、マークや図形などにより記されてもよく、文字により記されてもよい。光軸調整用装置は、このような構成を有することで、調整対象となる測距装置が台座に示された光軸の情報に従い設置された場合に、湾曲方向において等距離になるように板の被照射面が計測される。よって、この場合、光学機器の計測データに基づいて光軸ずれを好適に検出することが可能となる。
【0009】
上記光軸調整用装置の一態様では、前記板は、前記測距装置の走査方向に沿った断面が円弧状、又は球面状である。この態様により、光学調整用装置は、調整対象となる測距装置が台座に示された光軸の情報に従い設置された場合に、板の被照射面が好適に等距離となるように計測される。
【0010】
上記光軸調整用装置の他の一態様では、前記板は、前記測距装置に光軸ずれが生じていない時の前記測距装置の光源の位置を曲率中心とした形状を有する。この態様により、板の被照射面が測距装置の光源位置に対して等距離となり、測距装置が出力する計測データに基づく光軸ずれの有無の判定が容易となる。好適には、前記板の中心における接線は、前記光軸の情報が示す光軸と垂直になる位置関係であるとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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