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公開番号
2024164276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024151472,2021556990
出願日
2024-09-03,2020-03-13
発明の名称
喫煙代用システム
出願人
インペリアル、タバコ、リミテッド
,
IMPERIAL TOBACCO LTD.
代理人
個人
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】ユーザが、より好都合に加熱要素に物理的にアクセスして加熱要素を洗浄することを可能にし、それによってより頻繁な洗浄ルーチンを容易にすることができる喫煙代用デバイスを提供する。
【解決手段】喫煙代用デバイス201が、本体209と、本体から延びる加熱要素と、本体に取外し可能に取り付けられたキャップ210とを有する。キャップは、本体の長手方向軸に沿って、第1の位置と第2の位置との間で可動である。第1の位置で、加熱要素は、キャップ内に隠され、第2の位置で、加熱要素は、少なくとも部分的に露出される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
喫煙代用デバイスのキャップを喫煙代用デバイスの本体から取り外すようになっているアンロック手段と、
前記キャップが前記本体から取り外されると前記喫煙代用デバイスを洗浄するようになっている洗浄手段と
を含む取り外しツール。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記アンロック手段および前記洗浄手段が、前記取り外しツールの異なる端部に配置されている、請求項1に記載の取り外しツール。
【請求項3】
前記洗浄手段が、少なくとも1つの洗浄ブラシを含む、請求項1または2記載の取り外しツール。
【請求項4】
請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の取り外しツールと、喫煙代用デバイスとを備える喫煙代用システム。
【請求項5】
前記喫煙代用デバイスが管状加熱器を有する、請求項4記載の喫煙代用システム。
【請求項6】
前記キャップが、前記喫煙代用デバイスの加熱要素を選択的に隠しまたは露出させるように、第1の位置と第2の位置との間で可動である、請求項4記載の喫煙代用システム。
【請求項7】
前記キャップが、前記第2の位置で、保持手段によって、前記本体で保持可能である、請求項6に記載の喫煙代用システム。
【請求項8】
前記保持手段が、
前記本体から延びる少なくとも1つの可撓性のロックアームと、
前記少なくとも1つのロックアームに配置されたロック突起とを含み、前記ロック突起が、前記キャップを前記本体で保持するために、前記キャップ内に画定されたスロットに係合するように構成される、請求項7に記載の喫煙代用システム。
【請求項9】
前記ロック突起が、前記キャップが前記第1の位置と前記第2の位置との間で動くとき、前記スロット内で保持される、請求項8に記載の喫煙代用システム。
【請求項10】
前記本体が、前記本体の第1の側壁を通って開いている横断方向空洞を画定し、前記横断方向空洞が、前記キャップが前記第2の位置にあるとき、前記加熱要素のベースを少なくとも部分的に露出させるように、前記加熱要素のベースと並置される、請求項6から9のいずれか一項に記載の喫煙代用システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[1]本発明は、喫煙代用システムに関し、それだけには限らないが詳細には、喫煙代用デバイスと、デバイスのためのツールとを含む喫煙代用システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
[2]タバコの喫煙は、喫煙者を、潜在的に有害な物質にさらすものと一般的にみなされている。タバコが燃えること、および/またはタバコの燃焼によって引き起こされる熱、ならびにタバコの煙それ自体における燃えたタバコの成分を通して、著しい量の潜在的に有害な物質が生成されると一般的に考えられている。
【0003】
[3]シガレットなどの従来の可燃性喫煙物品は、通常、ラッパーによって取り囲まれたタバコの細片を含む円柱状のタバコロッドを含み、通常は、巻かれたタバコロッドと当接関係で軸方向に位置合わせされた円柱状フィルタも含む。フィルタは、通常、プラグラップによって外接された濾過材料を含む。巻かれたタバコロッドおよびフィルタは、フィルタの長さ全体および巻かれたタバコロッドの隣接部分に外接する巻かれた帯状のチップペーパーによって一緒にまとめられる。このタイプの従来のシガレットは、フィルタとは反対の位置にある端部に火をつけて、タバコロッドを燃やすことによって使用される。喫煙者は、シガレットの口側端またはフィルタ端で吸い込むことによって、自身の口の中に主流煙を受け入れる。
【0004】
[4]タバコなどの有機材料の燃焼は、タールおよび他の潜在的に有害な副産物を生み出すことが知られている。タバコの喫煙を回避するために、さまざまな喫煙代用システム(または「代用喫煙システム」)が提案されている。
【0005】
[5]そのような喫煙代用システムは、喫煙をやめ、ニコチンへの依存を克服することを望む人々に向けたニコチン置換療法の一部を形成することができる。
【0006】
[6]喫煙代用システムは、エアロゾル(「蒸気」とも呼ばれる)を生み出すことによって、ユーザが喫煙の行為をシミュレートするのを可能にする電子システムを含み、エアロゾルは、口を通って肺の中に吸い込まれ(吸入され)、次いで吐き出される。吸入されたエアロゾルは、通常、従来の喫煙に関連付けられた匂いおよび健康リスクのない、または匂いおよび健康リスクがより少ない、ニコチンおよび/または風味付けを有している。
【0007】
[7]一般に、喫煙代用システムは、従来の喫煙および可燃性タバコ製品で体験したものと同様の体験および満足感をユーザに提供しながら、喫煙の習慣的行為の代用を提供することを意図している。いくつかの喫煙代用システムは、喫煙代用物品(「消耗品」とも呼ばれる)を使用し、そのような喫煙代用物品は、従来のシガレットに似せて設計されており、一端にマウスピースのついた円柱状の形である。
【0008】
[8]喫煙代用システムの人気および使用は、過去数年間で急速に成長している。もともとはタバコの喫煙をやめたいと望む常習的な喫煙者を支援する補助として市販化されたものの、消費者は、喫煙代用システムを、望ましいライフスタイルの付属品としてますます見るようになっている。
【0009】
[9]いくつかの異なるカテゴリの喫煙代用システムが存在し、その各々が、異なる喫煙代用アプローチを利用する。
【0010】
[10]喫煙代用システムのための1つのアプローチが、いわゆる加熱式タバコ(「HT」)アプローチであり、このアプローチでは、タバコ(「eリキッド」ではない)は、加熱され、または加温されて蒸気を放出する。HTは、「非燃焼加熱式」(「HNB」)としても知られている。タバコは、葉タバコであっても再構成タバコであってもよい。蒸気は、ニコチンおよび/または風味付けを含有することができる。HTアプローチにおいて、その意図は、タバコが燃やされずに加熱され、すなわちタバコが燃焼を受けないことである。
(【0011】以降は省略されています)
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