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公開番号
2024157037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024139917,2021520608
出願日
2024-08-21,2019-10-21
発明の名称
検出器を備えたエアロゾル発生装置用のケース
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/95 20200101AFI20241029BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル発生装置およびエアロゾル発生装置を受容するためのケースを有する、電気的に作動するエアロゾル発生システムを提供する。
【解決手段】エアロゾル発生装置用のケース401、およびエアロゾル発生装置およびエアロゾル発生装置用のケース401を備えたエアロゾル発生システムであり、ケース401は、ハウジング402と、エアロゾル発生装置の一部分を受容するためのホルダー406であって、ハウジング402に移動可能に結合可能であって、かつエアロゾル発生装置を受容するための開位置とエアロゾル発生装置を保管するための閉位置との間でハウジング402に対して移動可能である、ホルダー406と、ホルダー406が開位置または閉位置にあるかどうかを検出するように適合されたホルダー位置検出器と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生装置用のケースであって、前記ケースが、
ハウジングと、
エアロゾル発生装置の一部分を受容するためのホルダーであって、前記ハウジングに移動可能に結合可能であって、かつエアロゾル発生装置を受容するための開位置とエアロゾル発生装置を保管するための閉位置との間で前記ハウジングに対して移動可能である、ホルダーと、
前記ホルダーが前記開位置または前記閉位置にあるかを検出するように適合されたホルダー位置検出器と、を備える、ケース。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記ホルダー位置検出器が、前記ハウジングに対する前記ホルダーの前記位置を感知するように適合されたセンサーを含む、請求項1に記載のケース。
【請求項3】
前記センサーが近接センサーである、請求項2に記載のケース。
【請求項4】
前記ホルダー位置検出器が、前記開位置と前記閉位置との間の前記ケースに対する前記ホルダーの移動時に作動するように配置されたスイッチを含む、請求項1に記載のケース。
【請求項5】
前記スイッチが、前記ハウジングの上またはその中に配置され、前記ホルダーが、前記ホルダーが前記開位置と前記閉位置との間で移動した時に前記スイッチを作動させるように適合されたスイッチ係合部分を含む、請求項4に記載のケース。
【請求項6】
前記スイッチがトグルスイッチである、請求項4または5に記載のケース。
【請求項7】
前記ホルダー位置検出器が、前記ハウジングに対する前記ホルダーの前記位置を判定するように適合された回路を含む、請求項1~6のいずれかに記載のケース。
【請求項8】
前記ホルダー位置検出器回路が、前記ホルダーの前記閉位置から前記開位置、および前記開位置から前記閉位置のうちの少なくとも一つの各移動をカウントするように適合される、請求項7に記載のケース。
【請求項9】
前記ホルダー位置検出器回路が、前記ホルダーの各移動の前記カウントを閾値と比較するように適合される、請求項8に記載のケース。
【請求項10】
前記ケースが、
電源と、
前記電源を前記ホルダー内に受容されたエアロゾル発生装置に電気的に接続するように構成された電気コネクターと、
前記電源から、前記ホルダー内に受容され、かつ前記電気コネクターに接続されたエアロゾル発生装置への電力供給を制御するように構成された電力供給源制御回路と、を備える、請求項9に記載のケース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル発生システム、特に、エアロゾル発生装置およびエアロゾル発生装置を受容するためのケースを有する、電気的に作動するエアロゾル発生システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
公知の電気的に作動するエアロゾル発生システムは一般に、アトマイザーおよび電力をアトマイザーに供給するための電力供給源を含むエアロゾル発生装置を備える。アトマイザーは電気ヒーターとし得る。また、公知のシステムは一般に、装置によって受容され、アトマイザーによって霧状にされて、ユーザーによる吸入のためのエアロゾルを形成するエアロゾル形成基体内の揮発性化合物を放出するエアロゾル形成基体を備える。一部の公知のシステムはまた、使用されていない時にエアロゾル発生装置を受容するためのケースを備える。使用されていない時に装置を保護すること、装置の電池を再充電すること、および、エアロゾル形成基体が液体エアロゾル形成基体である一部のインスタンスにおいて、装置に液体エアロゾル形成基体を再充填することなど、異なるシステムにおけるケースが異なる機能を提供することは公知である。
【0003】
一部の公知のエアロゾル発生システムでは、エアロゾル発生装置は、捲縮したたばこシートの集合体などの固体エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成される。これらのシステムでは、装置は通常、ヒーターブレードの形態のアトマイザーを含み、これは、物品が装置内に受容されてエアロゾル形成基体を内部から加熱する時に固体エアロゾル形成基体を貫通するように配置される。物品が装置から外された時、エアロゾル形成基体からの少量の残留物がヒーターブレード上に残る場合がある。熱分解によってヒーターブレードから残留物をクリーニングすることは公知であり、装置は、ヒーターブレードがエアロゾル形成基体を加熱する使用温度よりも高い高温にヒーターブレードを加熱して、熱劣化によってヒーターブレードから残留物を取り除くように構成される。ケースを備えるシステムでは、装置がケース内に受容された時に、熱分解サイクルを実施することが好ましい場合がある。ヒーターブレードが残留物の熱分解に必要な高温に加熱される際、ケースがユーザーにヒーターブレードからの追加的な保護を提供し得るため、エアロゾル発生装置がケース内にある時に熱分解を実施することは概して有利である。
【0004】
装置についての情報を収集する、エアロゾル発生装置用のケースを提供することが望ましい。装置の使用を追跡する、エアロゾル発生装置用のケースを提供することが特に望ましい。また、装置およびエアロゾル発生システムのユーザー体験を高めるケースを提供することも望ましい。
【発明の概要】
【0005】
本発明の第一の態様によれば、エアロゾル発生装置用のケースが提供されており、ケースは、ハウジングと、エアロゾル発生装置の一部分を受容するためのホルダーであって、ハウジングに移動可能に結合可能であって、かつエアロゾル発生装置を受容するための開位置とエアロゾル発生装置を保管するための閉位置との間でハウジングに対して移動可能な、ホルダーと、ホルダーが開位置または閉位置にあるかをどうかを検出するように適合されたホルダー位置検出器とを備える。
【0006】
ホルダー位置検出器を備えたケースを提供することにより、ケースが、ハウジングに対するホルダーの位置を判定することが可能になる。有利なことに、これは、ケースがエアロゾル発生装置の使用を追跡することを可能にし得る。例えば、ホルダーの閉位置から開位置への移動は、ユーザーがケースを開いて装置をホルダーから取り外したことを示し、ホルダーの開位置から閉位置への移動は、ユーザーがユーザー体験を終了して、使用と使用の間の保管のために装置をケース内に戻したことを示す。結果として、装置ホルダーの位置を監視することは、装置が使用のためにケースから取り外された回数の表示を提供し得る。
【0007】
本明細書で使用する「開位置」という用語は、エアロゾル発生装置がホルダーによって受容され、そしてホルダーから取り外され得る、ハウジングに対するホルダーの位置または配向を記述するのに使用される。同様に、本明細書で使用する「閉位置」という用語は、エアロゾル発生装置がホルダーによって受容されることが実質的に防止または抑止され得る、およびエアロゾル発生装置がホルダーから取り外されることが実質的に防止または抑止される、ハウジングに対するホルダーの位置を記述するのに使用される。
【0008】
本明細書で使用される場合、「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを生成する装置を指す。一定の実施形態では、エアロゾル発生装置はエアロゾル形成基体を加熱して、エアロゾル形成基体からの揮発性化合物の放出を促進し得る。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品、またはエアロゾル形成基体を含むカートリッジと相互作用し得る。電気的に作動するエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を加熱してエアロゾルを形成するための、電気ヒーターなどのアトマイザーを備え得る。
【0009】
本明細書で使用する「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含む物品を指す。ある一定の実施形態では、エアロゾル発生物品は加熱時に、凝縮してエアロゾルを形成できる揮発性の化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含み得る。
【0010】
ホルダー位置検出器は、ハウジングに対するホルダーの位置を検出または感知するのに適した任意のタイプの検出器であり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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