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公開番号
2024152056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065979
出願日
2023-04-13
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社平和
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20241018BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】所定の報知と解除操作との関係が適切に制御された遊技機を提供する。
【解決手段】第1の情報が記憶手段に記憶されていることに基づき第1の情報が記憶されていることを示唆する第1の報知を実行し、第1の報知を実行している間に第1の解除操作が行われると、第1の報知を終了させ、第2の情報が記憶手段に記憶されていることに基づき第2の情報が記憶されていることを示唆する第2の報知を実行し、第2の報知を実行している間に第2の解除操作が行われると、第2の報知を終了させ、第1の情報および第2の情報が記憶手段に記憶されている特定状況では、第1の報知を実行して第2の報知を実行せず、特定状況において第1の報知を実行している間に、第2の解除操作が行われ、第2の解除操作の後に第1の解除操作が行われた場合、第2の報知を実行することなく、第1の報知を終了させる。
【選択図】図29
特許請求の範囲
【請求項1】
報知の実行を制御する報知制御手段と、
記憶手段と、を備え、
前記記憶手段に記憶され得る情報として、第1の情報と第2の情報とがあり、
前記報知制御手段は、
前記第1の情報が前記記憶手段に記憶されていることに基づき前記第1の情報が記憶されていることを示唆する第1の報知を実行し、前記第1の報知を実行している間に第1の解除操作が行われると、前記第1の報知を終了させ、
前記第2の情報が前記記憶手段に記憶されていることに基づき前記第2の情報が記憶されていることを示唆する第2の報知を実行し、前記第2の報知を実行している間に第2の解除操作が行われると、前記第2の報知を終了させ、
前記第1の情報および前記第2の情報が前記記憶手段に記憶されている特定状況では、前記第1の報知を実行して前記第2の報知を実行せず、
前記特定状況において前記第1の報知を実行している間に、前記第2の解除操作が行われ、前記第2の解除操作の後に前記第1の解除操作が行われた場合、前記第2の報知を実行することなく、前記第1の報知を終了させる、遊技機。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記記憶手段は、特定領域と特定カウンタとを備え、
前記特定領域には、遊技に使用可能な遊技価値数に相当する値が記憶され、
前記特定カウンタは、遊技が行われるごとに遊技価値の獲得に係る値と遊技価値の使用に係る値とに基づき算出される値によって更新され、
前記第1の情報は、前記特定領域の値が所定値に達すると前記記憶手段に記憶され、
前記第2の情報は、前記特定カウンタの値が所定値に達すると前記記憶手段に記憶される、請求項1に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
遊技機として、遊技球(遊技価値)が移動する遊技領域や、遊技球を遊技領域に発射する発射装置等を備えた、パチンコ遊技機が知られている。パチンコ遊技機は、遊技領域に設けられた始動口を備え、始動口への遊技球の進入が検出されると、特別図柄抽選が行われる。特別図柄抽選の結果が大当たりである場合、遊技状態が特別遊技状態に移行し、特別遊技状態において複数回の特別遊技が実行される。各特別遊技では遊技領域に設けられている大入賞口が開状態に動作し、大入賞口への遊技球の進入に基づいて遊技球が払い出される。
【0003】
また、遊技機として、外周面に複数の図柄が配列された複数のリール、スタートレバーおよびストップボタン等を備えた、スロットマシンが知られている。スロットマシンでは、遊技開始操作に基づきリールの回転が開始するとともに、抽選テーブルを用いた内部抽選が行われる。各リールが停止したときに内部抽選に当選した当選役に対応する図柄組合せが表示され、当選役が入賞となると、入賞した当選役に対応する処理として、例えば、遊技価値を付与する払出処理や、遊技価値を新たに消費することなく再度の遊技を可能とする再遊技処理等が行われる。
【0004】
また、この種の遊技機には、エラーが検出されると、液晶ディスプレイ等を介して検出されたエラーが報知されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6885906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、遊技機では、所定の報知と解除操作との関係が適切に制御されることが求められている。
【0007】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、所定の報知と解除操作との関係が適切に制御された遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、
報知の実行を制御する報知制御手段(例えば演出制御手段100)と、
記憶手段(例えば記憶手段60)と、を備え、
前記記憶手段に記憶され得る情報として、第1の情報と第2の情報とがあり、
前記報知制御手段は、
前記第1の情報が前記記憶手段に記憶されていることに基づき前記第1の情報が記憶されていることを示唆する第1の報知を実行し、前記第1の報知を実行している間に第1の解除操作が行われると、前記第1の報知を終了させ、
前記第2の情報が前記記憶手段に記憶されていることに基づき前記第2の情報が記憶されていることを示唆する第2の報知を実行し、前記第2の報知を実行している間に第2の解除操作が行われると、前記第2の報知を終了させ、
前記第1の情報および前記第2の情報が前記記憶手段に記憶されている特定状況では、前記第1の報知を実行して前記第2の報知を実行せず、
前記特定状況において前記第1の報知を実行している間に、前記第2の解除操作が行われ、前記第2の解除操作の後に前記第1の解除操作が行われた場合、前記第2の報知を実行することなく、前記第1の報知を終了させる。
【0009】
第1の情報および第2の情報が記憶手段に記憶されている特定状況において第1の報知を実行している間に、第1の報知に対応する第1の解除操作ではなく第2の報知に対応する第2の解除操作が先に行われ、その後に第1の解除操作が行われたという事態(イレギュラーな事態)が生じた場合であっても、第2の報知は実行されず、第1の報知は終了する。換言すると、第1の解除操作がされたにも関わらず第1の報知が終了しないという事態や、第2の解除操作がされたにも関わらず第2の報知が実行されるという事態が生じない。このため、所定の報知とその解除操作との関係が適切に制御された遊技機を提供できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定の報知と解除操作との関係を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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