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公開番号2024151764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065423
出願日2023-04-13
発明の名称電池アセンブリ
出願人トヨタ自動車株式会社,スズキ株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20241018BHJP(車両一般)
要約【課題】電池パックの電池モジュールへの荷重の伝達を低減することができる電池アセンブリを実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係る電池アセンブリ(1)は、電池モジュール(5)を収容するケース(6)を含む電池パック(2)と、電池パック(2)の外側に配置され、電池パック(2)と車両(4)の車体(17)とを接続する接続部材(3)と、を備える電池アセンブリである。ケース(6)は、ロアープレート(13)と、サイドフレーム(12)と、を備える。接続部材(3)は、衝撃吸収部(18)と、衝撃吸収部(18)とロアープレート(13)とを接続する接続部(19)と、を備える。接続部材(3)の接続部(19)は、ロアープレート(13)の側に向かって傾斜する傾斜部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電池モジュールを収容するケースを含む電池パックと、前記電池パックの外側に配置され、前記電池パックと車両の車体とを接続する接続部材と、を備える電池アセンブリであって、
前記ケースは、当該ケースの底部を形成するロアープレートと、前記ケースの側壁部を形成し、前記電池モジュールの側面を覆うサイドフレームと、を備え、
前記接続部材は、空洞部が形成された衝撃吸収部と、前記衝撃吸収部から前記ロアープレートに荷重を伝達可能に、前記衝撃吸収部と前記ロアープレートとを接続する接続部と、を備え、
前記接続部材の接続部は、前記ロアープレートの側に向かって傾斜する傾斜部を有する、電池アセンブリ。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記サイドフレームには、前記接続部材が接続されており、
前記サイドフレームは、前記車両の左右方向に間隔を開けて配置される第1のプレート部及び第2のプレート部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部との間に形成された空洞部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部とを接続し、前記車両の左右方向に延在する第1の接続部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部とを接続し、前記車両の左右方向に対して斜めの方向に延在する第2の接続部と、を備える、請求項1に記載の電池アセンブリ。
【請求項3】
前記サイドフレームと前記接続部材の接続部とが接続されている、請求項2に記載の電池アセンブリ。
【請求項4】
前記サイドフレームの第1の接続部は、前記サイドフレームにおける前記接続部材の接続部と接続される部分の高さ位置に配置されていない、請求項3に記載の電池アセンブリ。
【請求項5】
前記サイドフレームは、前記電池パックのエンドプレートである、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電池アセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池アセンブリに関し、例えば、電池モジュールを収容するケースを含む電池パックと、電池パックの外側に配置され、電池パックと車両の車体とを接続する接続部材と、を備える電池アセンブリに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電池パックを車両に搭載する場合、電池パックへの車両の側面衝突などによる荷重の伝達が抑制可能な構造とされることが好ましい。そのため、特許文献1に開示されているように、電池パックは、EA(Energy Absorption)材として機能する接続部材を介して車両の車体に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-121916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1の電池パックの搭載構造は、電池パックの電池モジュールに接続部材が隣接して配置されているため、車両の側面衝突などによる荷重が電池モジュールに伝達され易い課題を有する。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、電池パックの電池モジュールへの荷重の伝達を低減することができる電池アセンブリを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電池アセンブリは、電池モジュールを収容するケースを含む電池パックと、前記電池パックの外側に配置され、前記電池パックと車両の車体とを接続する接続部材と、を備える電池アセンブリであって、
前記ケースは、当該ケースの底部を形成するロアープレートと、前記ケースの側壁部を形成し、前記電池モジュールの側面を覆うサイドフレームと、を備え、
前記接続部材は、空洞部が形成された衝撃吸収部と、前記衝撃吸収部から前記ロアープレートに荷重を伝達可能に、前記衝撃吸収部と前記ロアープレートとを接続する接続部と、を備え、
前記接続部材の接続部は、前記ロアープレートの側に向かって傾斜する傾斜部を有する。
【0007】
上述の電池アセンブリにおいて、前記サイドフレームには、前記接続部材が接続されており、
前記サイドフレームは、前記車両の左右方向に間隔を開けて配置される第1のプレート部及び第2のプレート部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部との間に形成された空洞部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部とを接続し、前記車両の左右方向に延在する第1の接続部と、前記第1のプレート部と前記第2のプレート部とを接続し、前記車両の左右方向に対して斜めの方向に延在する第2の接続部と、を備えることが好ましい。
【0008】
上述の電池アセンブリにおいて、前記サイドフレームと前記接続部材の接続部とが接続されていることが好ましい。
【0009】
上述の電池アセンブリにおいて、前記サイドフレームの第1の接続部は、前記サイドフレームにおける前記接続部材の接続部と接続される部分の高さ位置に配置されていないことが好ましい。
【0010】
上述の電池アセンブリにおいて、前記サイドフレームは、前記電池パックのエンドプレートであることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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