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公開番号
2024151631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065129
出願日
2023-04-12
発明の名称
光ケーブルおよび複合ケーブル
出願人
日東電工株式会社
,
沖電線株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
G02B
6/44 20060101AFI20241018BHJP(光学)
要約
【課題】伝送損失の増大を低減できる光ケーブルおよび複合ケーブルを提供すること。
【解決手段】光ケーブル2は、複数のプラスチック光ファイバー21と、複数のプラスチック光ファイバー21を囲むチューブ22と、を備える。複数のプラスチック光ファイバー21のそれぞれは、最外部分に配置されるオーバークラッド213を含む。オーバークラッド213のガラス転移温度における、チューブ22の周波数1Hzにおける引張貯蔵弾性率E’は、1.5MPa以下である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のプラスチック光ファイバーと、
複数の前記プラスチック光ファイバーを囲むチューブと、を備え、
前記複数のプラスチック光ファイバーのそれぞれは、前記プラスチック光ファイバーに直交する断面において最も大きな面積を有する層を含み、
前記層のガラス転移温度における、前記チューブの周波数1Hzにおける引張貯蔵弾性率E’は、1.5MPa以下である、光ケーブル。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
70℃における前記チューブの前記引張貯蔵弾性率E’は、10MPa以上である、請求項1に記載の光ケーブル。
【請求項3】
20℃における前記チューブの引張貯蔵弾性率E’は、100MPa以下である、請求項1または請求項2に記載の光ケーブル。
【請求項4】
前記チューブの材料は、アイオノマー樹脂である、請求項3に記載の光ケーブル。
【請求項5】
請求項4に記載の光ケーブルと、
電気信号ケーブルと、
前記光ケーブルと、前記電気信号ケーブルとを囲むシースと、を備える、複合ケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ケーブルおよび複合ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の光ファイバー、および、複数の光ファイバーを囲むチューブを備える光ケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-191587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光ケーブルは、加熱を伴う押出成形を用いて、複数の光ファイバーを集合させながら、それらをチューブで囲むことによって、製造される。
【0005】
光ケーブルには、伝送損失の増大の抑制が求められる。しかし、特許文献1に記載の光ケーブルでは、成形性が不十分になり、その結果、伝送損失の増大を十分に抑制できない場合がある。
【0006】
本発明は、伝送損失の増大を抑制できる光ケーブルおよび複合ケーブルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明(1)は、複数のプラスチック光ファイバーと、複数の前記プラスチック光ファイバーを囲むチューブと、を備え、前記複数のプラスチック光ファイバーのそれぞれは、前記プラスチック光ファイバーに直交する断面において最も大きな面積を有する層を含み、前記層のガラス転移温度における、前記チューブの周波数1Hzにおける引張貯蔵弾性率E’は、1.5MPa以下である、光ケーブルを含む。
【0008】
この光ケーブルでは、最も大きな面積を有する層のガラス転移温度における、チューブの引張貯蔵弾性率E’が1.5MPa以下と低いので、光ケーブルを、層のガラス転移温度またはそれ以上の温度の押出成形によって製造するときに、複数のプラスチック光ファイバーにおける層の外形形状を可及的に確保しつつ、チューブを軟らかくできる。そのため、この光ケーブルは、チューブの成形性に優れる。その結果、低温成形することが可能になりプラスチック光ファイバーに熱が加わりにくく、光ケーブルは、伝送損失の増大を抑制できる。
【0009】
本発明(2)は、70℃における前記チューブの前記引張貯蔵弾性率E’は、10MPa以上である、(1)に記載の光ケーブルを含む。
【0010】
この光ケーブルでは、70℃におけるチューブの引張貯蔵弾性率E’10MPa以上と高いので、光ケーブルを押出成形によって製造するときに、押出後の冷却途中から成形した形状を確実に保持できる。そのため、光ケーブルは、伝送損失の増大を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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