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公開番号2024148344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061406
出願日2023-04-05
発明の名称券売機及び券売機の発券方法
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G07B 5/00 20060101AFI20241010BHJP(チェック装置)
要約【課題】利用客に有用な情報を提供することが可能な券売機及び券売機の発券方法を提供する。
【解決手段】表示装置であるアイキャッチャーは、表示部の上に位置し、経路確定部において経路が確定される前に第1表示モードで表示し、経路確定部において経路が確定された後に表示データを外部サーバーから受信したことに基づいて第2表示モードで表示し、第2表示モードにおいて、確定された経路の、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報のうち少なくとも1つを表示する、券売機。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置であるアイキャッチャーと、
経路情報の入力を受け付ける経路情報入力部と、
前記経路情報入力部に入力された前記経路情報に基づいて経路を検索する経路検索部と、
前記経路検索部によって検索された前記経路のうち、少なくとも1つを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記経路のうち、いずれか1つの前記経路の確定を受け付ける経路確定部と、
前記経路確定部において確定された前記経路の確定データを外部サーバーに送信し、前記アイキャッチャーに表示する表示データを前記外部サーバーから受信する通信部と、
前記経路確定部において確定された前記経路に基づいて乗車券を発行する発券部と、を備え、
前記アイキャッチャーは、前記表示部の上に位置し、前記経路確定部において前記経路が確定される前に第1表示モードで表示し、前記経路確定部において前記経路が確定された後に前記表示データを前記外部サーバーから受信したことに基づいて第2表示モードで表示し、前記第2表示モードにおいて、確定された前記経路の、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報のうち少なくとも1つを表示する、券売機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記アイキャッチャーは、前記第1表示モードにおいて、取り扱い機能、取り扱い券種、遅延情報、振替輸送情報のうち少なくとも1つを表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項3】
前記アイキャッチャーは、前記第1表示モードにおいて、複数の画面を切り替えて表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項4】
前記アイキャッチャーは、前記第2表示モードにおいて、複数の画面を切り替えて表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項5】
さらに、利用客の接近を検出する接近センサーを備え、
前記アイキャッチャーは、前記接近センサーが利用客の接近を非検出と判断したのに基づいて、前記第2表示モードから前記第1表示モードに切り替えて表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項6】
さらに、利用客の接近を検出する接近センサーを備え、
前記アイキャッチャーは、前記接近センサーが利用客の接近を非検出と判断したのに基づいて、画面をオフ表示し、前記接近センサーが利用客の接近を検出したことに基づいて、画面をオン表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項7】
前記通信部は、前記アイキャッチャーに表示する前記第1表示モードの前記表示データを前記外部サーバーから受信し、
前記アイキャッチャーは、前記第1表示モードにおいて、前記通信部が受信した前記第1表示モードの前記表示データを表示する、請求項1に記載の券売機。
【請求項8】
アイキャッチャーに第1表示モードで表示し、
経路情報の入力を受け付け、
入力された前記経路情報に基づいて経路を検索し、
検索された前記経路のうち、少なくとも1つを表示し、
表示された前記経路のうち、いずれか1つの前記経路の確定を受け付け、
確定された前記経路の確定データを外部サーバーに送信し、
前記アイキャッチャーに表示する第2表示モードの表示データを前記外部サーバーから受信し、
前記第2表示モードの前記表示データを前記外部サーバーから受信したことに基づいてアイキャッチャーに前記第2表示モードで表示し、
確定された前記経路に基づいて乗車券を発行し、
前記第2表示モードにおいて、確定された前記経路の、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報のうち少なくとも1つを前記アイキャッチャーに表示する、券売機の発券方法。
【請求項9】
前記第1表示モードにおいて、取り扱い機能、取り扱い券種、遅延情報、振替輸送情報のうち少なくとも1つを前記アイキャッチャーに表示する、請求項8に記載の券売機の発券方法。
【請求項10】
前記第1表示モードにおいて、前記アイキャッチャーに複数の画面を切り替えて表示する、請求項8に記載の券売機の発券方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、券売機及び券売機の発券方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
駅に設置されている券売機は表示画面の上にアイキャッチャーを備えており、従来、アイキャッチャーには、取扱い機能や券種などが固定表示されていた。しかし、アイキャッチャーを固定表示とすることで、券売機の取扱い機能や券種などが固定されてしまうため、汎用性のある効率的な券売機の運用が図り難いという課題があった。当該課題を解決するために、アイキャッチャーの表示内容を簡単に変更できて、その表示エリアを効率的に活用することができる券売機が知られている。具体的には、縦長の表示画面を上部と下部に分割して表示し、券売機で取り扱う取引の識別情報を上部に表示し、取引に関する選択肢を下部に表示する券売機が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-237641号公報
特開2010-55414号公報
特開2021-168003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の目的は、利用客に有用な情報を提供することが可能な券売機及び券売機の発券方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る券売機は、表示装置であるアイキャッチャーと、経路情報の入力を受け付ける経路情報入力部と、前記経路情報入力部に入力された前記経路情報に基づいて経路を検索する経路検索部と、前記経路検索部によって検索された前記経路のうち、少なくとも1つを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記経路のうち、いずれか1つの前記経路の確定を受け付ける経路確定部と、前記経路確定部において確定された前記経路の確定データを外部サーバーに送信し、前記アイキャッチャーに表示する表示データを前記外部サーバーから受信する通信部と、前記経路確定部において確定された前記経路に基づいて乗車券を発行する発券部と、を備え、前記アイキャッチャーは、前記表示部の上に位置し、前記経路確定部において前記経路が確定される前に第1表示モードで表示し、前記経路確定部において前記経路が確定された後に前記表示データを前記外部サーバーから受信したことに基づいて第2表示モードで表示し、前記第2表示モードにおいて、確定された前記経路の、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報のうち少なくとも1つを表示する。
【0006】
一実施形態に係る券売機の発券方法は、アイキャッチャーに第1表示モードで表示し、経路情報の入力を受け付け、入力された前記経路情報に基づいて経路を検索し、検索された前記経路のうち、少なくとも1つを表示し、表示された前記経路のうち、いずれか1つの前記経路の確定を受け付け、確定された前記経路の確定データを外部サーバーに送信し、前記アイキャッチャーに表示する第2表示モードの表示データを前記外部サーバーから受信し、前記第2表示モードの前記表示データを前記外部サーバーから受信したことに基づいてアイキャッチャーに前記第2表示モードで表示し、確定された前記経路に基づいて乗車券を発行し、前記第2表示モードにおいて、確定された前記経路の、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報のうち少なくとも1つを前記アイキャッチャーに表示する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施形態に係る改札システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図2は、本実施形態に係るサーバーの構成を概略的に示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係る券売機の構成を概略的に示すブロック図である。
図4は、本実施形態に係る券売機の構成を模式的に示す図である。
図5は、本実施形態に係る券売機の動作を説明するためのフローチャートである。
図6は、券売機の動作の他の実施例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
図1は、本実施形態に係る改札システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
改札システム100は、サーバー1と、複数の券売機2と、を備えている。
サーバー1は、複数の券売機2と接続され、複数の券売機2を制御する。サーバー1は、複数の券売機2との間で乗車券発行に必要な情報などの様々な情報の通信を行う。また、サーバー1は、券売機2のアイキャッチャーの表示に必要な情報を券売機2から受信したり、券売機2に送信したりする。ここで、本実施形態のサーバー1は、複数の駅に設置された券売機2を統括的に制御するサーバーに相当する。
複数の券売機2は、それぞれサーバー1に接続されている。本実施形態の券売機2は、利用客が操作することによって、乗車券などを発行するものである。
【0010】
図2は、本実施形態に係るサーバー1の構成を概略的に示すブロック図である。
サーバー1は、制御部10と、メモリ11と、通信部12と、を備えている。
制御部10は、メモリ11、通信部12に接続され、それぞれの制御を行う。
メモリ11は、制御部10による制御に基づいて、サーバー1の制御に必要な制御データを記憶している。また、メモリ11は、券売機2の取り扱い機能、券売機2の取り扱い券種、路線情報、時刻表、遅延情報、振替輸送情報、ホーム情報などを記憶している。メモリ11が記憶する情報は、随時更新されている。
通信部12は、制御部10による制御に基づいて、券売機2との間で乗車券の発行に必要な情報の通信を行う。また、通信部12は、制御部10による制御に基づいて、券売機2との間で券売機2のアイキャッチャーの表示に必要な情報の通信を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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