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公開番号2025130959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028380
出願日2024-02-28
発明の名称磁気ディスク装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人個人
主分類G11B 33/12 20060101AFI20250902BHJP(情報記憶)
要約【課題】所定の有効直径を有するガス分子を除去する性能に優れた磁気ディスク装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の磁気ディスク装置は、筐体と、前記筐体の内部に設けられた回転可能なディスクと、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスクに情報を書き込み、読み出すことのできるヘッドと、前記筐体の内部に設けられ、前記ヘッドを駆動するボイスコイルモータと、前記筐体の内部に設けられ、孔の平均直径が0.4nm以上、1.0nm以下である第1多孔質体を含む多孔質体を有するフィルタ構造と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられた回転可能なディスクと、
前記筐体の内部に設けられ、前記ディスクに情報を書き込み、読み出すことのできるヘッドと、
前記筐体の内部に設けられ、孔の平均直径が0.4nm以上、1.0nm以下である第1多孔質体を有するフィルタ構造と、
を有する磁気ディスク装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第1多孔質体は、骨格コードFAUに属するゼオライトである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記フィルタ構造は、活性炭をさらに有する、
請求項2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記フィルタ構造は、シリカゲルをさらに有する、
請求項2に記載の磁気ディスク装置。
【請求項5】
前記フィルタ構造は、孔の平均直径が0.2nm以上、0.4nm以下であり骨格コードLTAに属するゼオライトを含む第2多孔質体をさらに有する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
【請求項6】
前記第1多孔質体は、粘度が4cP以上8cP以下の少なくとも1種のグリコールエーテル又はグリコールエステルを吸着する孔を有する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
【請求項7】
前記第1多孔質体は、沸点が120℃以上240℃以下の少なくとも1種のグリコールエーテル又はグリコールエステルを吸着する孔を有する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
【請求項8】
前記グリコールエーテルは、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、又はジプロピレングリコールモノメチルエーテルから選択される、いずれか少なくとも1種類の分子を含む、
請求項6に記載の磁気ディスク装置。
【請求項9】
前記グリコールエーテルは、有効直径が0.4nm以上0.7nm以下である、
請求項8に記載の磁気ディスク装置。
【請求項10】
前記フィルタ構造は、前記第1多孔質体を覆う包囲体をさらに有しており、前記ディスクの側方に設けられる、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブ(HDD)は、高速に回転する磁気ディスクと、磁気ディスクから情報を読み出し、また、書き出すためのヘッドを備えている。HDDの筐体の内部にガス分子が多量に存在すると、ヘッドとディスクの間の距離の制御性を悪化させ、HDDの寿命を短くする恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11631436号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、所定の有効直径を有するガス分子を除去する性能に優れた磁気ディスク装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の磁気ディスク装置は、筐体と、前記筐体の内部に設けられた回転可能なディスクと、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスクに情報を書き込み、読み出すことのできるヘッドと、前記筐体の内部に設けられ、前記ヘッドを駆動するボイスコイルモータと、前記筐体の内部に設けられ、孔の平均直径が0.4nm以上、1.0nm以下である第1多孔質体を含む多孔質体を有するフィルタ構造と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る磁気ディスク装置を示す斜視図である。
第1実施形態に係る磁気ディスク装置を示す模式平面図である。
第1実施形態に係る磁気ディスク装置の変形例を示す模式平面図である。
第1フィルタの構造の一例を示す上面図である。
第1フィルタの構造の一例を示す斜視図である。
第1フィルタの構造の一例を示す模式平面図である。
第2実施形態に係る磁気ディスク装置を示す模式断面図である。
第2フィルタの構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0008】
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
【0009】
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0010】
説明のために筐体10のベース11からトップカバー12へと向かう方向を「上」と呼び、トップカバー12からベース11へと向かう方向を「下」と呼ぶ。ただし、「上」、「下」の方向は、重力方向または磁気ディスク装置の実装時における方向に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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