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公開番号2024147295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060217
出願日2023-04-03
発明の名称端子台およびワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 9/22 20060101AFI20241008BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線の振動を抑制可能にした端子台およびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】端子台10は、第1端子11および第2端子12がそれぞれ接続される第1接続部31および第2接続部32と、第1接続部31と第2接続部32とを互いに電気的に接続するバスバ33と、第1接続部31、第2接続部32およびバスバ33を収容するハウジング30と、を備える。ハウジング30は、第1電線13の経路を規制する第1経路規制部R1と、第2電線14の経路を規制する第2経路規制部R2とを有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電線の各々に設けられた端子がそれぞれ接続される複数の接続部と、
前記複数の接続部同士を電気的に接続するバスバと、
前記複数の接続部および前記バスバを収容するハウジングと、
を備える端子台であって、
前記ハウジングは、前記複数の電線の少なくとも1つにおける経路を規制する経路規制部を有している、
端子台。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の接続部には、前記複数の端子がそれぞれ締結固定され、
前記複数の接続部は、前記複数の端子の各々との固定方向が互いに同一方向となるように構成されている、
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記複数の端子は、第1端子と、第2端子と、を含み、
前記ハウジングは、前記第1端子が配置される第1配置部と、前記第2端子が配置される第2配置部と、を有し、
前記第1配置部と前記第2配置部とは、少なくとも一部が前記固定方向において重なっている、
請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記複数の接続部は、前記第1端子が接続される第1接続部と、前記第2端子が接続される第2接続部と、を含み、
前記第1接続部と前記第2接続部とは、前記固定方向において互いにずれた位置に設けられ、
前記固定方向が向く方向を前方としたとき、前記第2接続部は、前記第1接続部よりも前方側に位置している、
請求項3に記載の端子台。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記第1接続部および前記第2接続部を保持するハウジング本体と、前記ハウジング本体に組み付けられる別体部品と、を有し、
前記別体部品は、前記固定方向において前記第1配置部と前記第2配置部との間に位置しており、
前記経路規制部は、少なくとも一部が前記別体部品に設けられている、
請求項4に記載の端子台。
【請求項6】
前記複数の電線は、前記第1端子が設けられる第1電線と、前記第2端子が設けられる第2電線と、を含み、
前記経路規制部は、前記第1電線の経路を規制する第1経路規制部と、前記第2電線の経路を規制する第2経路規制部と、を含み、
前記第1経路規制部および前記第2経路規制部は、少なくとも一部が前記別体部品に設けられている、
請求項5に記載の端子台。
【請求項7】
前記第1接続部は、前記ハウジングに保持された第1ボルトと、前記第1ボルトに取り付けられる第1ナットと、を含み、
前記第1端子は、前記第1ボルトと前記第1ナットとによって締結され、
前記第2接続部は、前記ハウジングに保持された第2ナットと、前記第2ナットに取り付けられる第2ボルトとを含み、
前記第2端子は、前記第2ナットと前記第2ボルトとによって締結される、
請求項4に記載の端子台。
【請求項8】
前記複数の電線は、前記固定方向から見て、前記端子台の高さ方向に引き出され、
前記第1接続部と前記第2接続部とは、前記高さ方向に互いにずれた位置に設けられている、
請求項4に記載の端子台。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の端子台と、
前記端子台に取り付けられる複数の端子と、
前記複数の端子のそれぞれが設けられる複数の電線と、を備える、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台およびワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された端子台は、複数の接続部と、複数の接続部同士を電気的に接続するバスバとを備える。複数の接続部には、複数の電線の各々に設けられた端子がそれぞれ接続される。これにより、複数の電線同士がバスバを介して電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-7709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、上記のような端子台において、端子台の接続部に接続された電線の振動を如何に抑制するかを検討していた。
本開示の目的は、電線の振動を抑制可能にした端子台およびワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の端子台は、複数の電線の各々に設けられた端子がそれぞれ接続される複数の接続部と、前記複数の接続部同士を電気的に接続するバスバと、前記複数の接続部および前記バスバを収容するハウジングと、を備える端子台であって、前記ハウジングは、前記複数の電線の少なくとも1つにおける経路を規制する経路規制部を有している。
【発明の効果】
【0006】
本開示の端子台およびワイヤハーネスによれば、端子台に接続された電線の振動を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態におけるワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、同形態におけるワイヤハーネスの分解斜視図である。
図3は、同形態におけるワイヤハーネスの正面図である。
図4は、図3における4-4線断面図である。
図5は、同形態におけるハウジング本体の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子台は、
[1]複数の電線の各々に設けられた端子がそれぞれ接続される複数の接続部と、前記複数の接続部同士を電気的に接続するバスバと、前記複数の接続部および前記バスバを収容するハウジングと、を備える端子台であって、前記ハウジングは、前記複数の電線の少なくとも1つにおける経路を規制する経路規制部を有している。
【0009】
この構成によれば、ハウジングの経路規制部によって、複数の電線の少なくとも1つを安定して保持することが可能となる。その結果、当該電線の振動を抑制することが可能となる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記複数の接続部には、前記複数の端子がそれぞれ締結固定され、前記複数の接続部は、前記複数の端子の各々との固定方向が互いに同一方向となるように構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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