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公開番号
2024146275
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059072
出願日
2023-03-31
発明の名称
端子、電線、電気部品及び電気盤
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H01R
4/18 20060101AFI20241004BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】挟み込み状態を電気的試験で検出できる端子、電線、電気部品及び電気盤を提供すること。
【解決手段】 実施形態に係る端子は、導線に接続される被接続部と、前記被接続部に連続する導体部及び先端側の一部に設けられる絶縁部を有し、固定部に固定され、前記固定部の軸部材が配置される開口が形成される先端部と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
導線に接続される被接続部と、
前記被接続部に連続する導体部及び先端側の一部に設けられる絶縁部を有し、固定部に固定され、前記固定部の軸部材が配置される開口が形成される先端部と、
を備える、端子。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記絶縁部は、前記先端部の主面及び外周面の一部に設けられる、請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記軸部材が前記開口の所定の位置で、前記固定部に固定されたときに、前記導体部が前記固定部に接触し、
前記軸部材が前記開口の所定の位置からずれた位置で、前記固定部に固定されたときに、前記絶縁部が前記固定部に接触する、請求項2に記載の端子。
【請求項4】
前記絶縁部の主面及び前記導体部の主面は同一面上にある、請求項1に記載の端子。
【請求項5】
前記導体部は、前記導線に圧着される、請求項1に記載の端子。
【請求項6】
前記先端部は丸形である、請求項1に記載の端子。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の端子と、
前記端子に接続される導線と
を備える、電線。
【請求項8】
請求項7に記載の複数の電線と、
前記端子の前記開口に配置される前記軸部材を有し、前記端子の前記導体部と接触し電気的に接続される複数の前記固定部を有する端子台と、
を備える、電気部品。
【請求項9】
筐体と、
前記筐体の内部に設けられる請求項8に記載の電気部品と、
を備える、電気盤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、端子、電線、電気部品及び電気盤に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電気盤等の電気を使用する装置において、例えば、電線の端子を端子台等に固定することで、電線同士を電気的に接続する技術が知られている。例えば、端子の開口に端子台の端子ネジを配置した状態で端子ネジを締め付けることで、電線の端子が端子台の固定部に固定される。しかしながら、端子及び端子ネジの位置合わせが不十分な場合等、端子の開口に端子ネジが配置されていない状態で端子ネジを締結すると、端子の先端部分を端子ネジで挟み込んで締め付けた、所謂「挟み込み状態」が生じる虞がある。挟み込み状態の端子であっても、先端部分が端子台の導電部と接触するため、電気的試験では挟み込み状態の端子を発見することができず、目視により挟み込み状態の端子を発見する必要がある。また、例えば端子台の一箇所に二本の電線を接続する場合には、端子ネジの軸方向で下側の端子が挟み込み状態となっていても、上側の端子により下側の端子が覆われることから、目視により容易に確認することができず、目視による挟み込み状態の発見が困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-318875号公報
特開2013-045736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、挟み込み状態を電気的試験で検出できる端子、電線、電気部品及び電気盤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る端子は、導線に接続される被接続部と、前記被接続部に連続する導体部及び先端側の一部に設けられる絶縁部を有し、固定部に固定され、前記固定部の軸部材が配置される開口が形成される先端部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る電気盤の概略構成を示す正面図。
同実施形態に係る圧着端子及び端子台を示す斜視図。
同実施形態に係る圧着端子及び端子台の一部の構成を示す説明図。
同実施形態に係る圧着端子の平面図。
同実施形態に係る圧着端子の側面図。
第2実施形態に係る圧着端子の平面図。
他の実施形態に係る圧着端子の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
なお、本実施形態において、端子は、圧着端子の例を用いて以下説明する。このため、以下の説明において、端子を圧着端子と称する。
以下、第1実施形態に係る電気盤1、端子台12、電線13及び圧着端子61の構成を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、電気盤1の概略構成を示す正面図である。図2は、圧着端子61及び端子台12を示す斜視図である。図3は、圧着端子61及び端子台12の一部を示す説明図である。図4及び図5は、それぞれ圧着端子61の平面図及び側面図であり、一部を切断して断面を示す。
【0008】
図1乃至図3に示すように、電気盤1は、筐体11と、複数の端子台12と、各端子台12に接続される複数の電線13と、を備える。電気盤1は、例えば、受変電盤、制御盤、配電盤及び分電盤等である。電気盤1は、さらに、端子台12及び電線13の他に各種の電子部品及び電気部品を有する。
【0009】
筐体11は、複数の端子台12、複数の電線13、各種電子部品及び電気部品を収容する。なお、図1は、筐体11の側壁の一部を省略して示す。例えば、筐体11は、複数の端子台12並びに各種電子部品及び電気部品を固定するプレート21と、一部に開閉可能な扉22と、を有する。筐体11は、例えば、電気盤1の設置箇所に設けられたチャンネルベース上に固定される、自立型のキャビネットである。
【0010】
図2に示すように、端子台12は、ベース31と、複数の固定部32と、を備える。端子台12は、各固定部32に単数又は複数の電線13の圧着端子61を固定する。端子台12は、例えば、複数の固定部32に接続された複数の電線13のうち、対応する電線13同士を接続する。端子台12は、例えば、ねじアップ式の端子台である。なお、端子台12は、ねじアップ式の端子台に限定されず、セルフアップ式の端子台でもよい。また、例えば、端子台12は、2段端子台、断路端子台、コネクタ端子台、リレー端子台、コンデンサ内蔵端子台等の各種機能を有する端子台であってもよく、種々の構成に適用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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