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公開番号
2024143261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055841
出願日
2023-03-30
発明の名称
ミラーユニット及びヘッドアップディスプレイ
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
7/182 20210101AFI20241003BHJP(光学)
要約
【課題】ミラーの外形を全て覆いながらも、ミラーを1つの部品で保持できるミラーユニット及びこのミラーユニットを用いたヘッドアップディスプレイを提供する。
【解決手段】本開示のミラーユニットMは、台形状を為し、反射面90aを形成するミラー90と、反射面90aを露出する開口部10と台形状の縁部(上底91b、下底92b、脚93b,94b)を覆う覆い部11,12,13,14とを形成するミラーホルダー1と、を備え、台形状の上底91bに沿い、ミラーホルダー1は、ミラー90の下底を-Y方向及びZ方向に付勢する第一付勢部21と、ミラー90の上底をY方向及びZ方向へ抑える抑え部35と、を形成し、第一付勢部21と、下底92bに対応する覆い部12との間には、上底91bを抑え部35からY方向において離間させるために十分な空間40sを形成する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
光を反射する反射面を形成するミラーと、
前記ミラーを単体で保持し、前記反射面を露出する開口部と前記ミラーの縁部を覆う覆い部とを形成する保持体と、
を備え、
前記保持体は、前記ミラーの前記反射面とは反対の面の内、前記開口部に対応する領域に構造を形成しない
ミラーユニット。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
台形状を為し、反射面を形成するミラーと、
前記反射面を露出する開口部と前記台形状の縁部を覆う覆い部とを形成する保持体と、
を備え、
前記台形状の上底に沿い、一方の脚へ向かう方向をX方向、
前記台形状の高さに沿い、下底へ向かう方向をY方向、
前記反射面の法線に沿う方向をZ方向、
と定義した場合、
前記保持体は、
前記下底を-Y方向及びZ方向に付勢する第一付勢部と、
前記上底をY方向及びZ方向へ抑える抑え部と、
を形成し、
前記第一付勢部と、前記下底に対応する前記覆い部との間には、前記上底を前記抑え部から離間させるために十分な空間を形成する
ミラーユニット。
【請求項3】
前記空間は、前記覆い部に形成される突き当て部によっても区画される
請求項2に記載のミラーユニット。
【請求項4】
前記突き当て部は、前記下底を部分的にY方向へ露出する切り欠きを形成する
請求項3に記載のミラーユニット。
【請求項5】
表示光を射出するディスプレイと、
前記表示光を反射する請求項1または請求項2に記載のミラーユニットと、
前記表示光を被投射部材に向かって通過させる筐体と、を備える
ヘッドアップディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラーユニット及びヘッドアップディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のミラーユニットとしては、特許文献1に示されるような構成が開示されている。この構成では、ホルダ(42)が平面鏡(41)を保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-149792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるミラーユニットでは、平面鏡(41)の外形の一部がホルダ(42)に覆われておらず、他の部材によって覆われる必要があった。このような構成では、覆いを設ける部材に関しては、設計的な自由度が低下してしまっていた。
【0005】
そこで本発明の目的とするところは、ミラーの外形を全て覆いながらも、ミラーを1つの部品で保持できるミラーユニット及びこのミラーユニットを用いたヘッドアップディスプレイを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るミラーユニットは、
光を反射する反射面を形成するミラーと、
前記ミラーを単体で保持し、前記反射面を露出する開口部と前記ミラーの縁部を覆う覆い部とを形成する保持体と、
を備え、
前記保持体は、前記ミラーの前記反射面とは反対の面の内、前記開口部に対応する領域に構造を形成しない。
【0007】
また別の観点では、上記目的を達成するため、本発明に係るミラーユニットは、
台形状を為し、反射面を形成するミラーと、
前記反射面を露出する開口部と前記台形状の縁部を覆う覆い部とを形成する保持体と、
を備え、
前記台形状の上底に沿い、一方の脚へ向かう方向をX方向、
前記台形状の高さに沿い、下底へ向かう方向をY方向、
前記反射面の法線に沿う方向をZ方向、
と定義した場合、
前記保持体は、
前記ミラーの下底を-Y方向及びZ方向に付勢する第一付勢部と、
前記ミラーの上底をY方向及びZ方向へ抑える抑え部と、
を形成し、
前記第一付勢部と、前記下底に対応する覆い部との間には、前記上底を前記抑え部から離間させるために十分な空間を形成する。
【0008】
また別の観点では、上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイは、
表示光を射出するディスプレイと、
前記表示光を反射する上記のミラーユニットと、
前記表示光を被投射部材に向かって通過させる筐体と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係るミラーユニットMの外観を示す斜視図。
ミラーユニットMの外観を示す斜視図。
ミラー90の外観を反射面90a側から示す図。
ミラーホルダー1の正面図。
ミラーホルダー1の背面図。
ミラーホルダー1の外観を示す斜視図。
ミラーホルダー1の断面図。
組立過程におけるミラーユニットMのV-V断面図。
組立完了時におけるミラーユニットMのV-V断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。なお、図1等では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
[第一実施形態]
<1-1.全体について>
<1-2.ミラーホルダー1について>
<1-3.ミラーユニットMの組立方法について>
[効果例]
[変形例]
(【0011】以降は省略されています)
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