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公開番号2024128168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037013
出願日2023-03-10
発明の名称モータ装置
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H02K 29/08 20060101AFI20240913BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】軸方向寸法を小さくすることができ、かつロータの回転検知を精度良く行うことが可能なモータ装置を提供する。
【解決手段】ロータ60は、パワーマグネット61が径方向外側に装着される第1筒部60aと、第1筒部60aの径方向内側に設けられ、センサマグネット62が径方向内側に装着される第2筒部60cと、を備え、ケース20は、センサマグネット62と対向するセンサ本体51と、ロータ60の径方向における第1筒部60aと第2筒部60cとの間に設けられ、第1筒部60aおよび第2筒部60cの双方に非接触状態の軸受保持筒21gと、を有し、ロータ60の径方向における軸受保持筒21gと第1筒部60aとの間に、第1ボールベアリングBB1が設けられ、センサマグネット62は、ロータ60の軸方向において第1ボールベアリングBB1よりもセンサ本体51に近接している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、
前記ステータを収容するケースと、
前記ステータに対して回転するロータと、
前記ロータの駆動に用いられるパワーマグネットと、
前記ロータの回転検知に用いられるセンサマグネットと、
を有するモータ装置であって、
前記ロータは、
前記ロータの軸方向一側に設けられ、前記パワーマグネットが径方向外側に装着される第1筒部と、
前記ロータの軸方向一側でかつ前記第1筒部の径方向内側に設けられ、前記センサマグネットが径方向内側に装着される第2筒部と、
を備え、
前記ケースは、
前記ロータの軸方向において前記センサマグネットと対向する磁気抵抗素子と、
前記ロータの径方向における前記第1筒部と前記第2筒部との間に設けられ、前記第1筒部および前記第2筒部の双方に非接触状態となった第3筒部と、
を有し、
前記ロータの径方向における前記第3筒部と前記第1筒部との間に、軸受部材が設けられ、
前記センサマグネットは、前記ロータの軸方向において前記軸受部材よりも前記磁気抵抗素子に近接している、
モータ装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記ケースは、前記ロータの軸方向に貫通する貫通部を備え、
前記貫通部の内側において、前記センサマグネットおよび前記磁気抵抗素子が軸方向に並んでいる、
モータ装置。
【請求項3】
前記センサマグネットは、S極およびN極が対向配置された円柱形状に形成されている、
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項4】
前記第2筒部は、アルミニウム製である、
請求項1に記載のモータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータおよびロータを有するモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ステータコアと、ステータコアに対して回転するロータと、を有するモータ装置が記載されている。また、特許文献1に記載されたモータ装置は、ロータの駆動に用いられる円筒マグネットと、ロータの回転検知に用いられるセンサマグネットと、ロータを回転自在に支持する第1,第2ボールベアリングと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-041389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたモータ装置では、ロータの軸方向の異なる位置に、パワーマグネット,センサマグネットおよび軸受部材がそれぞれ配置されている。したがって、モータ装置の軸方向寸法が大きくなり、小型機器等への搭載が難しかった。そこで、パワーマグネット,センサマグネットおよび軸受部材を、それぞれロータの径方向に並べて配置することが考えられる。
【0005】
しかしながら、パワーマグネット,センサマグネットおよび軸受部材を、それぞれロータの径方向に単純に並べると、センサマグネットの磁束の多くが磁性体からなる軸受部材に向いてしまう。これにより、センサマグネットに対向配置された磁気センサによるロータの回転検知の精度が低下する虞があった。
【0006】
本発明の目的は、軸方向寸法を小さくすることができ、かつロータの回転検知を精度良く行うことが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様のモータ装置では、ステータと、前記ステータを収容するケースと、前記ステータに対して回転するロータと、前記ロータの駆動に用いられるパワーマグネットと、前記ロータの回転検知に用いられるセンサマグネットと、を有するモータ装置であって、前記ロータは、前記ロータの軸方向一側に設けられ、前記パワーマグネットが径方向外側に装着される第1筒部と、前記ロータの軸方向一側でかつ前記第1筒部の径方向内側に設けられ、前記センサマグネットが径方向内側に装着される第2筒部と、を備え、前記ケースは、前記ロータの軸方向において前記センサマグネットと対向する磁気抵抗素子と、前記ロータの径方向における前記第1筒部と前記第2筒部との間に設けられ、前記第1筒部および前記第2筒部の双方に非接触状態となった第3筒部と、を有し、前記ロータの径方向における前記第3筒部と前記第1筒部との間に、軸受部材が設けられ、前記センサマグネットは、前記ロータの軸方向において前記軸受部材よりも前記磁気抵抗素子に近接している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、パワーマグネット,センサマグネットおよび軸受部材を、ロータの径方向に並べて配置でき、モータ装置の軸方向寸法を小さくすることができる。また、センサマグネットが、ロータの軸方向において軸受部材よりも磁気抵抗素子に近接しているので、十分な磁束を磁気抵抗素子に向けることができる。よって、モータ装置の軸方向寸法を小さくすることができ、かつロータの回転検知を精度良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータ装置をケース側から見た斜視図である。
モータ装置を出力部側から見た斜視図である。
図1のA-A線に沿う断面図である。
ケース単体の内側を示す斜視図である。
ステータ単体を示す斜視図である。
ロータ単体を示す断面図である。
図3の破線部Bの拡大断面図である。
組み立て手順(1)を説明する分解斜視図である。
組み立て手順(2)を説明する分解斜視図である。
組み立て手順(3)を説明する分解斜視図である。
組み立て手順(4)を説明する分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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