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公開番号2024127404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036537
出願日2023-03-09
発明の名称販売データ処理装置、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/01 20060101AFI20240912BHJP(チェック装置)
要約【課題】効率よく顧客を処理すること。
【解決手段】販売データ処理装置は、登録手段と、精算手段と、表示制御手段とを備える。登録手段は、店員の操作に応じて商品の登録処理を実行する。精算手段は、前記登録手段によって登録された商品の精算処理を、顧客の操作に応じて実行する。表示制御手段は、前記精算処理に係る操作子を含む選択画面を表示部に表示させる。表示制御手段は、1客目については操作子の数を第1の数とした第1選択画面を表示させ、前記1客目の次の客である2客目については操作子の数を前記第1の数とは異なる第2の数とした第2選択画面を表示させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
店員の操作に応じて商品の登録処理を実行する登録手段と、
前記登録手段によって登録された商品の精算処理を、顧客の操作に応じて実行する精算手段と、
前記精算処理に係る操作子を含む選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、１客目については操作子の数を第１の数とした第１選択画面を表示させ、前記１客目の次の客である２客目については操作子の数を前記第１の数とは異なる第２の数とした第２選択画面を表示させる、
ことを特徴とする販売データ処理装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記精算処理を行うための登録情報を他装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記第１選択画面において、自装置を指定する第１操作子と、前記他装置を指定する第２操作子とのいずれか一方を選択可能にし、
前記１客目において前記第１操作子が選択された場合、前記第２選択画面において前記第１操作子を選択不可能にし、
前記１客目において前記第２操作子が選択された場合、前記第２選択画面において前記第２操作子を選択不可能にする、
請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
前記表示制御手段は、前記第２選択画面において、前記１客目における操作子よりも少ない数の操作子を表示させる、
請求項１または２に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
前記表示制御手段は、
決済種別の選択に係る操作子を含む決済種別選択画面を前記表示部に表示させ、
前記２客目の決済種別選択画面において、前記１客目において選択された決済種別を示す操作子を選択不可能にするとともに、当該決済種別以外の決済種別を示す操作子を選択可能に表示させる、
請求項１または２に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
前記精算処理を行うための登録情報を他装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記第１選択画面において、自装置を指定する第１操作子と、前記他装置を指定する第２操作子とのいずれか一方を選択可能にし、
前記第２選択画面において、前記１客目において選択された操作子にかかわらず、前記第１操作子を選択不可能にし、前記第２操作子を選択可能に表示させる、
請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
販売データ処理装置のコンピュータを、
店員の操作に応じて商品の登録処理を実行する登録手段、
前記登録手段によって登録された商品の精算処理を、顧客の操作に応じて実行する精算手段、
前記精算処理に係る操作子を含む選択画面を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、１客目については操作子の数を第１の数とした第１選択画面を表示させ、前記１客目の次の客である２客目については操作子の数を前記第１の数とは異なる第２の数とした第２選択画面を表示させる、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、店舗等では、ＰＯＳ（Point Of Sales）レジスタが使用されている。特に、近年では、顧客が精算を行う、いわゆるセルフレジが普及しつつある。例えば、店員が会計を行う通常会計と、顧客が会計を行うセミセルフ会計とを選択可能にして、顧客が精算を行うＰＯＳ端末装置が開示されている（例えば、特許文献１参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－２０７５８８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術では、店員が複数の顧客に対する操作を並行して行えるようにしたとすると、並行して行う操作に伴って操作ミスが生じるおそれがあった。これにより、効率よく顧客を処理することができなくなってしまうおそれがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、効率よく顧客を処理することを支援することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である販売データ処理装置は、店員の操作に応じて商品の登録処理を実行する登録手段と、前記登録手段によって登録された商品の精算処理を、顧客の操作に応じて実行する精算手段と、前記精算処理に係る操作子を含む選択画面を表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、１客目については操作子の数を第１の数とした第１選択画面を表示させ、前記１客目の次の客である２客目については操作子の数を前記第１の数とは異なる第２の数とした第２選択画面を表示させる、ことを特徴とする販売データ処理装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、販売データ処理装置のコンピュータを、店員の操作に応じて商品の登録処理を実行する登録手段、前記登録手段によって登録された商品の精算処理を、顧客の操作に応じて実行する精算手段、前記精算処理に係る操作子を含む選択画面を表示部に表示させる表示制御手段、として機能させ、前記表示制御手段は、１客目については操作子の数を第１の数とした第１選択画面を表示させ、前記１客目の次の客である２客目については操作子の数を前記第１の数とは異なる第２の数とした第２選択画面を表示させる、ことを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係るＰＯＳ（Point Of Sales）システムのネットワーク構成図である。
ＰＯＳ端末装置２０の客側から見た設置例を示す説明図である。
精算装置３０の客側から見た設置例を示す説明図である。
ＰＯＳ端末装置２０の機能的構成の一例を示すブロック図である。
店員側表示部２１０に表示される画面の一例を示す図である。
店員側表示部２１０に表示される画面の一例を示す図である。
店員側表示部２１０に表示される画面の一例を示す図である。
ＰＯＳ端末装置２０が行う１客目に対する販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
ＰＯＳ端末装置２０が行う２客目に対する販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
変形例１に係るＰＯＳ端末装置２０に表示される画面の一例を示す図である。
変形例１に係るＰＯＳ端末装置２０が行う２客目に対する販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
店員側表示部２１０に表示される画面の変形例２を示す図である。
変形例２に係るＰＯＳ端末装置２０が行う販売データ処理の一例を示すフローチャートである。
店員側表示部２１０に表示される第１選択画面の変形例３を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（実施形態）
図１は、本発明の実施形態に係るＰＯＳ（Point Of Sales）システムのネットワーク構成図である。ＰＯＳシステム１は、種々の店舗に導入される。種々の店舗は、例えば、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストア、各種用品店などである。図１に示すように、ＰＯＳシステム１は、ストアコントローラ１０と、取引状況管理装置１１と、ＰＯＳ端末装置２０と、精算装置３０とを備える。
【００１０】
各装置は、ＬＡＮ（Local Area Network）やＷＡＮ（Wide Area Network）などの通信回線５０を介して、有線または無線により接続されている。各装置は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）、通信部などを備えたコンピュータ装置である。
（【００１１】以降は省略されています）

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