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公開番号2024126245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034506
出願日2023-03-07
発明の名称進捗管理装置、進捗管理方法及び進捗管理プログラム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/109 20230101AFI20240912BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業の進捗状況を出力する。
【解決手段】進捗管理装置は、端末上で作業者に作業を実施させて、前記端末における操作ログを取得する処理を、作業者及び作業内容を異ならせつつ複数回実行し、前記操作ログから操作の手順と各操作に要した時間とを含む作業フローを複数生成する学習部と、監視対象の第1の人物が端末上で作業を実行している間に、前記第1の人物による操作の手順と、各操作に費やした時間とを含む操作履歴を取得し、前記学習部が生成した前記作業フローのうち、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記作業フローに含まれる操作の手順及び各操作に要した時間と、前記操作履歴に含まれる操作の手順及び各操作に費やした時間と、に基づいて、前記第1の人物による作業の進捗状況を推定し、出力する進捗推定部と、を備える。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
端末上で作業者に作業を実施させて、前記端末における操作ログを取得する処理を、作業者及び作業内容を異ならせつつ複数回実行し、前記操作ログから操作の手順と各操作に要した時間とを含む作業フローを複数生成する学習部と、
監視対象の第1の人物が端末上で作業を実行している間に、前記第1の人物による操作の手順と、各操作に費やした時間とを含む操作履歴を取得し、前記学習部が生成した前記作業フローのうち、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記作業フローに含まれる操作の手順及び各操作に要した時間と、前記操作履歴に含まれる操作の手順及び各操作に費やした時間と、に基づいて、前記第1の人物による作業の進捗状況を推定し、出力する進捗推定部と、
を備える進捗管理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記学習部及び前記特定部は、前記操作の手順を取得する際に、利用したアプリケーションの情報と、前記アプリケーションにおいて操作した操作対象の情報と、操作内容の情報と、を取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の進捗管理装置。
【請求項3】
前記学習部及び前記特定部は、前記操作内容の情報を取得する際に、アプリケーションを表示するウィンドウがアクティブであった時間を参照する、ことを特徴とする請求項2に記載の進捗管理装置。
【請求項4】
前記学習部は、種別が同一の作業を実施している間に得られた複数の操作の手順を比較して、前記複数の操作の手順において共通する操作と共通しない操作とに分類し、分類結果に基づいて前記作業フローを生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の進捗管理装置。
【請求項5】
前記特定部は、前記学習部が生成した前記作業フローのうち、前記第1の人物が実行する第1の種別の作業に対応する作業フローを抽出し、抽出した前記作業フローの中から、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定する、ことを特徴とする請求項1に記載の進捗管理装置。
【請求項6】
前記進捗推定部は、前記進捗状況として、前記特定部が特定した前記作業フロー全体における作業の進捗度合を示す値、及び/又は、前記特定部が特定した前記作業フローに含まれる操作のうち前記第1の人物が実行中の操作の進捗度合を示す値、を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の進捗管理装置。
【請求項7】
端末上で作業者に作業を実施させて、前記端末における操作ログを取得する処理を、作業者及び作業内容を異ならせつつ複数回実行し、前記操作ログから操作の手順と各操作に要した時間とを含む作業フローを複数生成し、
監視対象の第1の人物が端末上で作業を実行している間に、前記第1の人物による操作の手順と、各操作に費やした時間とを含む操作履歴を取得し、生成した前記作業フローのうち、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定し、
特定した前記作業フローに含まれる操作の手順及び各操作に要した時間と、前記操作履歴に含まれる操作の手順及び各操作に費やした時間と、に基づいて、前記第1の人物による作業の進捗状況を推定し、出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする進捗管理方法。
【請求項8】
端末上で作業者に作業を実施させて、前記端末における操作ログを取得する処理を、作業者及び作業内容を異ならせつつ複数回実行し、前記操作ログから操作の手順と各操作に要した時間とを含む作業フローを複数生成し、
監視対象の第1の人物が端末上で作業を実行している間に、前記第1の人物による操作の手順と、各操作に費やした時間とを含む操作履歴を取得し、生成した前記作業フローのうち、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定し、
特定した前記作業フローに含まれる操作の手順及び各操作に要した時間と、前記操作履歴に含まれる操作の手順及び各操作に費やした時間と、に基づいて、前記第1の人物による作業の進捗状況を推定し、出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする進捗管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、進捗管理装置、進捗管理方法及び進捗管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、テレワークを導入する企業が増加しており、チームメンバーと気軽に会話ができなくなっている。その影響により、管理者等は、チームメンバーの作業の進捗状況を把握することが難しくなっている。
【0003】
従来、自動的に的確な操作ガイド情報を提供したり、定型業務のワークフローを効率的に設計・修正する技術が知られている(例えば、特許文献1,2等参照)。また、操作ログ等を用いて、優良社員と一般社員の操作の違いや操作で利用したデータの違いを提示する技術が知られている(例えば、特許文献3等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-146455号公報
特開2009-116673号公報
特開2017-194808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来は、テレワーク等で作業を行っている人物が、当該作業をどの程度進めているのかを自動的に推定することはできない。
【0006】
1つの側面では、本発明は、作業の進捗状況を出力することが可能な進捗管理装置、進捗管理方法及び進捗管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの態様では、進捗管理装置は、端末上で作業者に作業を実施させて、前記端末における操作ログを取得する処理を、作業者及び作業内容を異ならせつつ複数回実行し、前記操作ログから操作の手順と各操作に要した時間とを含む作業フローを複数生成する学習部と、監視対象の第1の人物が端末上で作業を実行している間に、前記第1の人物による操作の手順と、各操作に費やした時間とを含む操作履歴を取得し、前記学習部が生成した前記作業フローのうち、取得した前記操作履歴と最も類似する作業フローを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記作業フローに含まれる操作の手順及び各操作に要した時間と、前記操作履歴に含まれる操作の手順及び各操作に費やした時間と、に基づいて、前記第1の人物による作業の進捗状況を推定し、出力する進捗推定部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
作業の進捗状況を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る進捗状況管理システムの構成を概略的に示す図である。
図2(a)、図2(b)は、進捗状況管理システムの処理の概要について説明するための図である。
図3(a)は、サーバのハードウェア構成を示す図であり、図3(b)は、管理者用端末及び作業端末のハードウェア構成を示す図である。
サーバの機能ブロック図である。
図5(a)、図5(b)は、操作ログの一例を示す図である。
操作情報の一例を示す図である。
サーバが学習期間に実行する処理(その1)を示すフローチャートである。
図7のステップS18の処理を示すフローチャートである。
図9(a)~図9(f)は、図7のステップS20~S24の処理を説明するための図である。
サーバが学習期間に実行する処理(その2)を示すフローチャートである。
図11(a)、図11(b)は、図10のステップS72の処理を説明するための図(その1)である。
図12(a)、図12(b)は、図10のステップS72の処理を説明するための図(その2)である。
図13(a)、図13(b)は、図10のステップS72の処理を説明するための図(その3)である。
サーバが実行する運用期間の処理を示すフローチャートである。
図14のステップS114の処理を示すフローチャート(その1)である。
図14のステップS114の処理を示すフローチャート(その2)である。
ステップS114、S116の処理について説明するための図(その1)である。
ステップS114、S116の処理について説明するための図(その2)である。
ステップS114、S116の処理について説明するための図(その3)である。
ステップS114、S116の処理について説明するための図(その4)である。
図21(a)は、進捗状況の推定処理(図14のS118)について説明するための図であり、図21(b)、図21(c)は、進捗状況の出力例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、進捗状況管理システムの一実施形態について、図1~図21(c)に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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