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公開番号2024119299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026097
出願日2023-02-22
発明の名称車内照明システム
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類H05B 45/10 20200101AFI20240827BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】1本のバスケーブルで接続された複数のデバイスを1つのイルミネーションECUで制御する車内照明システムであって、ランプユニットの明るさを滑らかに増加又は減少させることのできる車内照明システムを提供する。
【解決手段】イルミネーションECU12による動作指示信号の送信が、同じ明るさの情報を含む動作指示信号を1つずつ順番に複数のランプユニット11に送信することを1セットとし、複数のランプユニット11の明るさを徐々に増加又は減少させるときに、動作指示信号が連続的にNセット(Nは2以上の任意の整数)送信され、複数のランプユニット11の各々の明るさが、nセット目(nはN-1を最大値とする任意の正の整数)の動作指示信号を受信するときからn+1セット目の動作指示信号を受信するときまで連続的に増加又は減少する、車内照明システム1を提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
1本のバスケーブルで接続された複数のランプユニットと、
前記バスケーブルを介して前記複数のランプユニットに動作指示信号を送信するイルミネーションECUと、
を備え、
前記イルミネーションECUによる前記動作指示信号の送信が、同じ明るさの情報を含む前記動作指示信号を1つずつ順番に前記複数のランプユニットに送信することを1セットとし、
前記複数のランプユニットの明るさを徐々に増加又は減少させるときに、前記動作指示信号が連続的にNセット(Nは2以上の任意の整数)送信され、前記複数のランプユニットの各々の明るさが、nセット目(nはN-1を最大値とする任意の正の整数)の前記動作指示信号を受信するときからn+1セット目の前記動作指示信号を受信するときまで連続的に増加又は減少する、
車内照明システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記nセット目の前記動作指示信号が、前記n+1セット目の前記動作指示信号を受信するときに到達すべき明るさの情報と、明るさを連続的に変化させるという情報を含む、
請求項1に記載の車内照明システム。
【請求項3】
前記複数のランプユニットの各々が、前記n+1セット目の前記動作指示信号を受信するときに到達すべき明るさの情報と、前記nセット目の前記動作指示信号を受信するときから前記n+1セット目の前記動作指示信号を受信するときまでの間隔に基づいて、前記nセット目の前記動作指示信号を受信するときから前記n+1セット目の前記動作指示信号を受信するときまでの明るさの増加率又は減少率を算出する、
請求項2に記載の車内照明システム。
【請求項4】
前記複数のランプユニットの各々が、前記複数のランプユニットの明るさと、前記複数のランプユニットの明るさの増加又は減少の仕方との関係が記録されたテーブルを参照して、前記nセット目に受信する前記動作指示信号に含まれる前記複数のランプユニットの明るさの情報から、前記nセット目の前記動作指示信号を受信するときから前記n+1セット目の前記動作指示信号を受信するときまでの明るさの増加又は減少の仕方を決定する、
請求項2に記載の車内照明システム。
【請求項5】
前記動作指示信号が、前記バスケーブルを介したLIN通信によって前記複数のランプユニットに送信される、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車内照明システム。
【請求項6】
前記複数のランプユニットが、15個以上のランプユニットを含む、
請求項5に記載の車内照明システム。
【請求項7】
前記1本のバスケーブルで接続された前記複数のランプユニットで構成されるランプユニット群を複数備え、
前記イルミネーションECUが、前記複数のランプユニット群に前記動作指示信号を送信する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車内照明システム。
【請求項8】
前記複数のランプユニットのうちの2つ以上が同じ導光体に接続されている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の車内照明システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車内照明システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の車内灯と、それらを駆動させるイルミネーションモジュールと、イルミネーションモジュールに車内灯制御命令を送信するボディECUを備え、複数の車内灯がそれぞれ独立してイルミネーションモジュールと接続された車内照明システムが知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に記載の車内照明システムによれば、車内灯制御命令に含まれる明るさ(PWM信号のデューティ)を変化させつつ、車内灯制御命令を何度も連続して送信することにより、車内灯のフェードイン点灯又はフェードアウト消灯を行うことができる。
【0004】
また、従来、複数の照明素子がこれらを制御するアンビエント照明モジュールにLIN(Local Interconnect Network)で接続された車内照明システムが知られている(特許文献2を参照)。
【0005】
LINでは、1本のバスケーブルで接続された複数のデバイスを1つの制御部で制御するため、複数のデバイスの各々が独立したケーブルで制御部に接続される通信規格を用いる場合と比較して、システムで用いられるケーブルの本数を削減することができ、軽量化、省スペース化、コスト低減などの効果が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-203215号公報
米国特許出願公開第2015/0321603号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、LINは通信速度が遅く、また、1本のバスケーブルに接続される複数のデバイスに順番に信号を送るため、1本のバスケーブルに接続されるデバイスの数が増えるほど、連続的に信号を送るときに各デバイスが信号を受信する間隔が大きくなる。
【0008】
このため、特許文献2に記載の車内照明システムのような、LINを通信規格に採用した車内照明システムにおいては、ランプユニットの明るさを徐々に増加(フェードイン)又は徐々に減少(フェードアウト)させる場合に、異なる明るさを指示する信号がランプユニットに到達する間隔が大きくなり、明るさが段階的に変化するように感じられるため、見栄えが悪くなる懸念がある。
【0009】
本発明の目的は、1本のバスケーブルで接続された複数のデバイスを1つのイルミネーションECUで制御する車内照明システムであって、ランプユニットの明るさを滑らかに増加又は減少させることのできる車内照明システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記の車内照明システムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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