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公開番号2024114958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2024106118,2023572979
出願日2024-07-01,2023-04-28
発明の名称振動アクチュエータ及び接触型入力装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B06B 1/04 20060101AFI20240816BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】組立が容易であり、省スペースに配置して好適に振動する振動アクチュエータを提供すること。
【解決手段】コイルと、コイルが巻回され、巻回軸方向の両端部がコイルから突出する磁性コアとを有する可動部と、両端部に対して巻回軸方向と交差する対向方向で隙間を空けて対向配置される磁性体を有するベース部と、可動部をベース部に対して移動自在に支持する弾性支持部と、を有し、可動部及びベース部のうちの一方を介して、ユーザの押圧操作を受ける振動提示部に接続可能であり、コイルへの通電により磁性コアと磁性体との間に発生する磁気吸引力によりベース部側への可動部の移動を発生し、移動により弾性支持部に発生する弾性力により可動部の振動を発生して、前記ユーザに触感を付与する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
磁性体のプレートと、
前記プレート上に配置され、コアの中央部にコイルを有する平板状の電磁石と、
前記コイルの軸を前記プレートに対して平行に配置し、且つ、前記プレートとの間に間隔を設けて前記電磁石を支持する平板状の弾性体と、を備え、
前記コイルへの通電により生ずる磁力により、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動する、
振動アクチュエータ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記プレートは、前記コイルに対応する領域に、前記電磁石の振動空間の一部となる開口を有する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記電磁石と前記プレートとの間に形成される空間における前記電磁石の振動幅を、前記弾性体の厚みにより規定する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記電磁石と前記プレートとの間に形成される空間における前記電磁石の振動幅を、前記プレート上に配置されるスペーサにより規定する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項5】
前記電磁石と前記プレートとの間に形成される空間における前記電磁石の振動幅を、前記プレートに設けられた屈曲部、又は、前記弾性体に設けられた屈曲部により規定する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項6】
前記電磁石と前記プレートとの間に形成される空間における前記電磁石の振動幅を、前記弾性体のばね定数により規定する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項7】
前記弾性体は、前記プレートと前記コアとの間に介装された一対の平板状の弾性部材である、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項8】
前記電磁石の前記コアの端部に夫々前記弾性体を一体的に形成し、又は、前記コアの端部に夫々前記弾性体を接続した、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項9】
前記電磁石は、前記コイルと重ならない形状のウエイトを、前記コイルの両側部の前記コアに固定する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項10】
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の振動アクチュエータを操作面の裏面に配置した接触型入力装置であって、
前記操作面へのオペレータの接触動作に応じて前記コイルに通電し、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動し、オペレータに触感を提示する、
接触型入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータ及びこれを備える接触型入力装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感知パネルであるタッチパネルに表示された表示画面に接触した操作者の指腹等に対し、接触操作感(接触して操作する感覚)として、振動アクチュエータにより振動を付与する構成が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、タッチパネルの裏面に、振動伝達部を介して振動アクチュエータが取り付けられた携帯端末装置が開示されている。この装置の振動アクチュエータは、振動伝達部に固定されるハウジング内に、可動子が、タッチパネルに対して垂直に配置されたガイドシャフトに沿って往復移動可能に配置されている。振動アクチュエータでは、タッチパネルへの操作に対応して可動子をハウジングに衝突させることで、衝突音が発生する可能性はあるものの、振動伝達部を介してタッチパネルに接触する指腹に振動を付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-070729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の振動アクチュエータでは、タッチパネルの表示面に対して垂直に配置したガイドシャフトに沿って可動子を往復移動させているので、装置自体としては、表示面に対して垂直な長さ、つまり厚みを有する構成となる。
【0006】
この構成では、タッチパネルの裏面側に所定の厚み分の配置スペースが必須となり、タッチパネルを備えた携帯端末装置自体が大きくなってしまうという問題がある。
【0007】
また、特許文献1の振動アクチュエータの駆動回路では、可動子として、マグネットとマグネットを挟む2つのヨークとを有し、固定子として、可動体を囲むボビンと、ボビンに巻回された2つのコイルとを有するのでその組み立てに時間がかかる。よってより部品点数を削減して組立性を向上させたいという要望がある。
【0008】
本発明の目的は、組立が容易であり、省スペースに配置して好適に振動する振動アクチュエータ及び接触型入力装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の振動アクチュエータは、
磁性体のプレートと、
前記プレート上に配置され、コアの中央部にコイルを有する平板状の電磁石と、
前記コイルの軸を前記プレートに対して平行に配置し、且つ、前記プレートとの間に間隔を設けて前記電磁石を支持する平板状の弾性体と、を備え、
前記コイルへの通電により生ずる磁力により、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動する構成を採る。
【0010】
本発明の接触型入力装置は、
上記構成の振動アクチュエータを操作面の裏面に配置した接触型入力装置であって、
前記操作面へのオペレータの接触動作に応じて前記コイルに通電し、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動し、オペレータに触感を提示する構成を採る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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