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公開番号
2024133415
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2024118818,2023016931
出願日
2024-07-24,2019-08-28
発明の名称
振動アクチュエータ及び電子機器
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20240920BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】耐衝撃性を有するとともに、高い出力で好適な体感振動を発生する振動アクチュエータを実現する。
【解決手段】振動アクチュエータは、円盤状マグネットと、前記円盤状マグネットの上面と下面に固定される一対の円盤状コアと、略円形の一対の板ばねと、一端が前記円盤状コアの中央部と嵌合して位置決めされ、他端が前記板ばねの中央部と接続される一対のばね止め錘部と、を含む可動体と、環状コイルを有し、前記円盤状マグネット・前記円盤状コア・前記ばね止め錘部が前記環状コイル内部で軸方向に振動可能な状態で前記可動体を支持して収容する固定体と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
円盤状マグネットと、前記円盤状マグネットの上面と下面に固定される一対の円盤状コアと、略円形の一対の板ばねと、一端が前記円盤状コアの中央部と嵌合して位置決めされ、他端が前記板ばねの中央部と接続される一対のばね止め錘部と、を含む可動体と、
環状コイルを有し、前記円盤状マグネット・前記円盤状コア・前記ばね止め錘部が前記環状コイル内部で軸方向に振動可能な状態で前記可動体を支持して収容する固定体と、
を有する振動アクチュエータ。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記固定体は、前記環状コイルと前記可動体との間に配置された保護壁を有する、
請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記固定体は、前記環状コイルの外側に配置され、前記一対の磁性コアの軸方向両端部間の間隔よりも長く、且つ、前記一対の板ばね間の間隔よりも短い磁性筒状体を有する、
請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記板ばねは、一部に振動減衰部材を有する平板状の渦巻き型のばねである、
請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項5】
可動体を、一対の円形板状部材により軸方向両側から支持して、固定体の環状コイル内部で軸方向に振動させる振動アクチュエータであって、
前記可動体は、円盤状マグネットと、前記円盤状マグネットの軸方向両端の面に固定される一対の円盤状コアと、一端が前記円盤状コアの中央部と嵌合して位置決めされ、他端が前記円形板状部材の中央部と接続される一対のばね止め錘部と、を含む、
振動アクチュエータ。
【請求項6】
前記固定体は、前記環状コイルと前記可動体との間に配置された保護壁を有する、
請求項5に記載の振動アクチュエータ。
【請求項7】
前記固定体は、前記環状コイルの外側に配置され、前記一対の磁性コアの軸方向両端部間の間隔よりも長く、且つ、前記一対の円形板状部材間の間隔よりも短い磁性筒状体を有する、
請求項5に記載の振動アクチュエータ。
【請求項8】
前記円形板状部材は、一部に振動減衰部材を有する平板状の渦巻き型のばねである、
請求項5に記載の振動アクチュエータ。
【請求項9】
請求項1又は5に記載の振動アクチュエータを実装した、
電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータ及びこれを備える電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、振動機能を有する電子機器には、振動発生源として振動アクチュエータが実装されている。電子機器は、振動アクチュエータを駆動してユーザに振動を伝達して体感させることにより、着信を通知したり、操作感や臨場感を向上したりすることができる。ここで、電子機器は、携帯型ゲーム端末、据置型ゲーム機のコントローラー(ゲームパッド)、携帯電話やスマートフォンなどの携帯通信端末、タブレットPCなどの携帯情報端末、服や腕などに装着されるウェアラブル端末の携帯できる携帯機器を含む。
【0003】
携帯機器に実装される小型化可能な構造の振動アクチュエータとしては、例えば、特許文献1に示すように、ページャー等に用いられる振動アクチュエータが知られている。
【0004】
この振動アクチュエータは、一対の板状弾性体を相対向するようにして円筒状の枠体の開口縁部でそれぞれを支持させている。そして、一対の板状弾性体のうちの一方の渦巻型形状の板状弾性体における盛り上がった中央部分に、磁石を取り付けたヨークを固定して、ヨークが枠体内で支持されている。
ヨークは磁石とともに磁界発生体を構成し、この磁界発生体の磁界内に、コイルが他方の板状弾性体に取り付けた状態で配置されている。このコイルに発振回路を通じて周波数の異なる電流が切替えて付与されることにより一対の板状弾性体は選択的に共振されて振動を発生し、ヨークは枠体内で枠体の中心線方向で振動する。
【0005】
この振動アクチュエータでは、ヨークと枠体の内周壁との距離よりも磁石とコイル及びヨークとコイル間の距離を大きくしている。これにより、外部から衝撃を受けた場合、先にヨークが枠体の内周壁に衝突させることによりヨークや磁石がコイルに接触することがなく、コイルの破損を防止している。
【0006】
しかしながら、実際には、磁石を有するヨークが枠体に衝突するので、ヨークを有する可動体を弾性支持する一対の板状弾性体は衝撃を受けて損傷する恐れがある。
【0007】
このため、特許文献1では、第2の実施の形態として、可動体が振動方向に摺動して移動するシャフトを固定体に設けた構成が開示されている。これにより、外部から衝撃を受けても、可動体であるヨークは、シャフトにより枠体の内周面に移動することがなく、枠体への衝突が防止されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第3748637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、可動体が摺動するシャフトを固定体に設けた従来の振動アクチュエータの構成では、シャフトにより可動体の動きを規制して耐衝撃性を高めることはできるものの、可動体が駆動時にシャフトを摺動して、摺動音が発生する恐れがある。
【0010】
振動音等のように、接触によるノイズの発生は、振動アクチュエータ自体の振幅を低下させる、という問題がある。これにより、可動体の駆動により、振動体として振動する振動アクチュエータは、振動ノイズを含まず振幅を高くした状態で出力し、ユーザに伝達して十分に振動を体感させる、つまり、好適な振動を出力することが望まれている。
(【0011】以降は省略されています)
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