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公開番号2024111935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016678
出願日2023-02-07
発明の名称こんろ用ガスバーナ及び加熱調理器
出願人株式会社ハーマン
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類F23D 14/06 20060101AFI20240813BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】点火の安定性が高められたこんろ用ガスバーナ及び加熱調理器を提供する。
【解決手段】こんろ用ガスバーナ1は、複数の炎孔24を外周部に有する環状のバーナキャップ2と、複数の炎孔24に含まれる点火用炎孔25と、バーナキャップ2が載置されるバーナ本体7と、バーナキャップ2に設けられた点火ターゲット3と、点火ターゲット3の先端部35との間でスパークを生じさせる点火プラグ5と、を備える。点火ターゲット3の先端部35は、点火用炎孔25よりも上方に位置し、点火用炎孔25よりも、バーナキャップ2の径方向外側に位置する。先端部35は、バーナキャップ2の周方向に伸びる線状に形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の炎孔を外周部に有する環状のバーナキャップと、
前記複数の炎孔に含まれる点火用炎孔と、
前記バーナキャップが載置されるバーナ本体と、
前記バーナキャップに設けられた点火ターゲットと、
前記点火ターゲットの先端部との間でスパークを生じさせる点火プラグと、を備え、
前記点火ターゲットの前記先端部は、前記点火用炎孔よりも上方に位置し、前記点火用炎孔よりも、前記バーナキャップの径方向外側に位置し、かつ前記バーナキャップの周方向に伸びる線状に形成されている、
こんろ用ガスバーナ。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記点火ターゲットの前記先端部は、前記周方向において前記先端部を分断する少なくとも1つの凹部を含む、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項3】
前記点火ターゲットの前記先端部は、少なくとも1つの凹部と、前記少なくとも1つの凹部によって分断された複数の突先部と、を含み、
前記点火プラグは、前記複数の突先部のそれぞれとの間でスパークを生じるように構成され、
前記点火用炎孔は、前記複数の突先部と一対一で対応して位置するように、複数設けられている、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項4】
前記点火ターゲットの前記先端部は、前記周方向の中間部に位置する凹部と、前記凹部によって分断された2つの突先部と、を含み、
前記点火プラグは、前記2つの突先部のそれぞれとの間でスパークを生じるように構成され、
前記点火用炎孔は、前記2つの突先部と一対一で対向するように、前記周方向に距離をあけて2つ設けられている、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項5】
前記バーナキャップに設けられた庇部を更に備え、
前記庇部は、前記点火ターゲットを上方から覆う庇部本体と、前記庇部本体の周縁部から垂下した周壁と、を含み、
前記周壁と、前記点火ターゲットと、の間には隙間が設けられている、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項6】
前記点火ターゲットは、前記周方向の両端に位置する2つの垂直面を更に含み、
前記2つの垂直面は、それぞれ前記庇部本体の下面から伸びている、
請求項5のこんろ用ガスバーナ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項のこんろ用ガスバーナと、
前記こんろ用ガスバーナが装着された調理器本体と、を備えた、
加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、こんろ用ガスバーナと、これを備えた加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、こんろ用ガスバーナを備えた加熱調理器が開示されている。こんろ用ガスバーナは、複数の炎孔を外周部に有する環状のバーナキャップを備え、これら複数の炎孔には、複数の点火用炎孔が含まれている。
【0003】
バーナキャップには、点火ターゲットが設けられている。点火ターゲットは、点状の先端部を有している。この点火ターゲットの斜め下方に設置された点火プラグと、点火ターゲットの先端部と、の間でスパークを発生させることで、こんろ用ガスバーナの点火が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-142002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したガスバーナでは、バーナキャップに複数の点火用炎孔を設けることで、点火の安定性向上を図っている。しかし、上記の技術では、部品のばらつきや風の影響から、点火ターゲットの先端部の近傍において混合ガスが高濃度に存在しないことがあり、この場合には点火時間が遅くなる事態や、点火に失敗する事態が生じる。ここでの部品のばらつきには、バーナキャップの周方向のあそび幅内の位置ずれが含まれる。
【0006】
加えて、上記の技術では、煮こぼれ等の液滴が点火ターゲットの先端部に付着することがあり、液滴の付着に起因して、点火時間が遅くなる事態や、点火に失敗する事態が生じる。
【0007】
本開示は、点火の安定性が高められたこんろ用ガスバーナ及び加熱調理器を提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るこんろ用ガスバーナは、複数の炎孔を外周部に有する環状のバーナキャップと、前記複数の炎孔に含まれる点火用炎孔と、前記バーナキャップが載置されるバーナ本体と、前記バーナキャップに設けられた点火ターゲットと、前記点火ターゲットの先端部との間でスパークを生じさせる点火プラグと、を備える。前記点火ターゲットの前記先端部は、前記点火用炎孔よりも上方に位置し、前記点火用炎孔よりも、前記バーナキャップの径方向外側に位置し、かつ前記バーナキャップの周方向に伸びる線状に形成されている。
【0009】
本開示の一態様に係る加熱調理器は、前記こんろ用ガスバーナと、前記こんろ用ガスバーナが装着された調理器本体と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示は、こんろ用ガスバーナの点火の安定性が高められるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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