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公開番号2024107661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011700
出願日2023-01-30
発明の名称管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240802BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充放電スケジュールに基づく充放電設備と車両が備える二次電池との間の充放電において、より高精度に充放電可能な電力を見積もることができる管理装置を提供する。
【解決手段】管理装置30は、充放電設備と駆動用バッテリ70との間の充放電スケジュールと、駆動用バッテリ70の保護のために充放電電流を抑制する制御により制限される駆動用バッテリ70の電力とに基づき定まる、充放電スタンド400と駆動用バッテリ70との間で充放電可能な電力を充放電スタンド400に対して送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
充放電設備と車両が備える二次電池との間の充放電を管理する管理装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備え、
前記プロセッサは、前記充放電設備と前記二次電池との間の充放電スケジュールと、前記二次電池の保護のために充放電電流を抑制する制御により制限される前記二次電池の電力とに基づき定まる、前記充放電設備と前記二次電池との間で充放電可能な電力を前記充放電設備に対して送信する、管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、管理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
たとえば、特開2021-72651号公報(特許文献1)には、電力系統と、車両に搭載され走行用の電力を蓄える二次電池との間の電力の授受を管理する管理装置が開示されている。
【0003】
この管理装置では、車両から取得した二次電池の充放電性能情報に基づいて、電力需要のピークを含む期間において二次電池から電力系統に提供可能なアシスト電力量、あるいは電力需要の最低値を含む期間において電力系統から提供される、二次電池が充電可能なストック電力量を導出している。さらに、車両から放電された電力を電力系統に提供する充放電設備への車両の到着予定時刻情報に基づいて、所定時間後に提供可能なアシスト電力量を導出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-72651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充放電設備から二次電池に対して、たとえば、継続的に100kWで充電しようとした場合、二次電池の保護のために充放電電流を抑制する電池の保護制御が実行されて、途中で50kW等に電力が制限されることがある。
【0006】
このような場合、VPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)などの電力系統から、充放電設備が所定時間100kWで二次電池を充電する充放電スケジュールが要請されたときに、その条件を遵守できないおそれがある。このため、上記電池の保護制御も考慮して、充放電設備と二次電池との間で充放電可能な電力を見積もる必要がある。充放電可能な電力を正確に見積もることで、充放電スケジュールの調整により電力系統の要求を遵守することができる。
【0007】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、充放電スケジュールに基づく充放電設備と車両が備える二次電池との間の充放電において、より高精度に充放電可能な電力を見積もることができる管理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のある態様に係る管理装置は、充放電設備と車両が備える二次電池との間の充放電を管理する装置である。管理装置は、プロセッサと、プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備える。プロセッサは、充放電設備と二次電池との間の充放電スケジュールと、二次電池の保護のために充放電電流を抑制する制御により制限される二次電池の電力とに基づき定まる、充放電設備と二次電池との間で充放電可能な電力を充放電設備に対して送信する。
【0009】
上記の管理装置においては、二次電池の保護のために充放電電流を抑制する制御を考慮して、充放電設備と二次電池との間で充放電可能な電力を充放電設備に送信するので、車両が実際に充放電可能な電力に基づいて充放電計画を立てることができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、充放電スケジュールに基づく充放電設備と車両が備える二次電池との間の充放電において、より高精度に充放電可能な電力を見積もることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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