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公開番号2024107537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011507
出願日2023-01-30
発明の名称電線固定装置及びワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/32 20060101AFI20240802BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電線の配索作業を円滑に行える電線固定装置及びワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】電線固定装置1は、電線Wを収容する屈曲管41及び直管42の外周に取り付けられるプロテクタ2と、プロテクタ2に対し電線Wの延在方向へのスライド移動及び延在方向を回転中心とする回転移動を可能に取り付けられ、車両に固定されるクランプ3と、を備え、プロテクタ2は、クランプ3のスライド移動の移動領域Rを規制する移動規制部26を有するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線を収容する筒部材の外周に取り付けられる電線保護部材と、
前記電線保護部材に対し前記電線の延在方向へのスライド移動及び前記延在方向を回転中心とする回転移動を可能に取り付けられ、車両に固定される固定部材と、を備え、
前記電線保護部材は、前記固定部材の前記スライド移動の移動領域を規制する移動規制部を有する、
電線固定装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記電線保護部材は、筒状に形成され、周方向に分割された本体部及び蓋部を有し、
前記蓋部は、前記本体部に対しヒンジで軸支されて開閉可能となっている、
請求項1に記載の電線固定装置。
【請求項3】
前記ヒンジは、前記固定部材の前記移動領域の外側に設けられている、
請求項2に記載の電線固定装置。
【請求項4】
前記筒部材は、屈曲可能な屈曲管と前記屈曲管より高い剛性の直管を延在方向へ交互に配置して設けられ、
前記電線保護部材は、前記屈曲管と前記直管の境界位置に取り付けられて前記屈曲管及び前記直管の外周を覆い、前記直管を前記固定部材の取付位置の内側まで挿通させて保持する、
請求項1に記載の電線固定装置。
【請求項5】
導電性を有する電線と、
前記電線を車両に固定する電線固定装置と、を備え、
前記電線固定装置は、
前記電線を収容する筒部材の外周に取り付けられる電線保護部材と、
前記電線保護部材に対し前記電線の延在方向へのスライド移動及び前記延在方向を回転中心とする回転移動を可能に取り付けられ、車両に固定される固定部材と、を備え、
前記電線保護部材は、前記固定部材の前記スライド移動の移動領域を規制する移動規制部を有する、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電線固定装置及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電線固定装置及びワイヤハーネスに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、電線の外周を覆い、固定部材を取付可能とし、固定部材を介して電線の固定を行う電線用の外装保護チューブが知られている。この外装保護チューブは、固定部材を外装保護チューブに対しスライド移動可能とすることにより、寸法公差を吸収して固定部材を所定位置に固定して配索作業の容易化又は円滑化を図ろうとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-082850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した外装保護チューブにあっては、配索作業が困難となる場合がある。例えば、外装保護チューブに対し固定部材をスライド移動させて所定位置に配置できたとしても、固定面に対し固定部材の姿勢又は角度が合わないことがあり、固定部材の固定作業が円滑に行えず、電線の配索作業が円滑に行えない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、電線の配索作業を円滑に行える電線固定装置及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る電線固定装置は、電線を収容する筒部材の外周に取り付けられる電線保護部材と、前記電線保護部材に対し前記電線の延在方向へのスライド移動及び前記延在方向を回転中心とする回転移動を可能に取り付けられ、車両に固定される固定部材と、を備え、前記電線保護部材は、前記固定部材の前記スライド移動の移動領域を規制する移動規制部を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電線固定装置及びワイヤハーネスによれば、電線の配索作業を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、第一実施形態に係る電線固定装置のプロテクタの斜視図である。
図3は、第一実施形態に係る電線固定装置のプロテクタの斜視図である。
図4は、第一実施形態に係る電線固定装置の蓋部におけるロック機構の説明図である。
図5は、第一実施形態に係る電線固定装置のクランプの斜視図である。
図6は、図1のVI-VIにおける電線固定装置及びワイヤハーネスの断面図である。
図7は、第一実施形態に係る電線固定装置の噛み込み部の説明図である。
図8は、第一実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスにおける電線固定方法の説明図である。
図9は、第二実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスを示す斜視図である。
図10は、実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスの変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、電線固定装置及びワイヤハーネスに関する。図1は、第一実施形態に係る電線固定装置を示す斜視図である。図2は、第一実施形態に係る電線固定装置のプロテクタの斜視図である。図3は、第一実施形態に係る電線固定装置のプロテクタの斜視図である。図4は、第一実施形態に係る電線固定装置の蓋部におけるロック機構の説明図である。図5は、第一実施形態に係る電線固定装置のクランプの斜視図である。図6は、図1のVI-VIにおける電線固定装置及びワイヤハーネスの断面図である。図7は、第一実施形態に係る電線固定装置の噛み込み部の説明図である。図8は、第一実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスにおける電線固定方法の説明図である。図9は、第二実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスを示す斜視図である。図10は、実施形態に係る電線固定装置及びワイヤハーネスの変形例の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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