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公開番号2024104799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009160
出願日2023-01-25
発明の名称道路の構造
出願人株式会社豊田中央研究所
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類E01C 11/02 20060101AFI20240730BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】舗装部材下の敷砂の流出と共に舗装部材の位置ずれを防止する道路の構造を提供する。
【解決手段】路盤上の敷砂の上に複数の舗装部材を並べて敷設する道路の構造において、位置決め部材8の角位置決め部材10は、4個の舗装ブロック4の角が集合する敷砂5の上に位置付けされ、辺位置決め部材12は、舗装ブロック4の辺部に対応付けして設置される。舗装ブロック4の底面と接して目地を塞ぐ各部材10,12の基盤10a,12aの底面には、路盤の方向に延出する垂直板10c,12cが設けられている。舗装ブロック4は、位置決め部材8を縦横に並べることで形成される正方形状の空間の中にそれぞれ載置される。各舗装ブロック4の下方に位置する敷砂5は、舗装ブロック4の外周に沿う位置に配設される垂直板10c,12cにより囲まれる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
路盤上の敷砂の上に複数の舗装部材を並べて敷設する道路の構造において、
前記舗装部材と当接し、前記舗装部材間の目地を所定の間隔となるよう位置決めする位置決め部材と、
前記位置決め部材から前記路盤の方向に延出し、前記複数の舗装部材それぞれの下にある敷砂の流出を抑制する敷砂流出抑制部材と、
を備えることを特徴とする道路の構造。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記位置決め部材は、前記目地の下部を塞ぐ基盤を備えることを特徴とする請求項1に記載の道路の構造。
【請求項3】
前記敷砂流出抑制部材は、前記基盤から前記路盤方向に延出する板部材により形成されることを特徴とする請求項2に記載の道路の構造。
【請求項4】
前記板部材は、前記基盤の底面の、前記舗装部材の外周に沿う位置に配設されることを特徴とする請求項3に記載の道路の構造。
【請求項5】
前記板部材の高さは、埋設される位置の敷砂の厚さの半分以上であることを特徴とする請求項3に記載の道路の構造。
【請求項6】
前記目地内の雨水を前記敷砂に流出させることなく前記道路の脇の側溝に流出させる排水部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の道路の構造。
【請求項7】
前記位置決め部材は、前記目地を前記道路における雨水の排水溝として利用され、前記目地の下部を塞ぐことで前記排水溝の底を形成する基盤を備え、前記排水部材として兼用されることを特徴とする請求項6に記載の道路の構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路の構造、特に路盤の上に舗装部材を敷設して形成される道路の構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
インターロッキングブロック舗装では、車両等の輪荷重が作用した時に舗装部材間の目地に充填した砂により舗装部材相互のかみ合わせ効果が得られる。その一方、道路としての長年の使用により、敷砂や目地内の砂が、輪荷重により移動したり雨水等によって目地から流出したりすることによって、舗装部材の位置ずれが発生し、路面にガタツキが生じうる。
【0003】
そこで、例えば、特許文献1では、敷砂の内部に格子状の保砂構造体を埋設することで、敷砂の移動を抑制する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-52472号公報
特開2012-207483号公報
特開平10-298910号公報
特開2020-125654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、敷砂の内部に保砂構造体を埋設することで舗装部材同士が独立してしまう。このため、舗装部材間の荷重伝達は目地砂のみに依存することになる。この状態において舗装部材単体に大きな荷重がかかった場合、荷重分散が不十分となり、舗装部材の位置ずれが発生してしまう。
【0006】
本発明は、舗装部材下の敷砂の流出と共に舗装部材の位置ずれを防止する道路の構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る道路の構造は、路盤上の敷砂の上に複数の舗装部材を並べて敷設する道路の構造において、前記舗装部材と当接し、前記舗装部材間の目地を所定の間隔となるよう位置決めする位置決め部材と、前記位置決め部材から前記路盤の方向に延出し、前記複数の舗装部材それぞれの下にある敷砂の流出を抑制する敷砂流出抑制部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、前記位置決め部材は、前記目地の下部を塞ぐ基盤を備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記敷砂流出抑制部材は、前記基盤から前記路盤方向に延出する板部材により形成されることを特徴とする。
【0010】
また、前記板部材は、前記基盤の底面の、前記舗装部材の外周に沿う位置に配設されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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