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公開番号2024104744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2024007490
出願日2024-01-22
発明の名称酸性布地ケア組成物
出願人ザプロクターアンドギャンブルカンパニー,THE PROCTER & GAMBLE COMPANY
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C11D 17/08 20060101AFI20240729BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約【課題】洗濯プロセス中及びその後に、新鮮さと布地からの悪臭の除去をもたらす液体布地ケア組成物を提供する。
【解決手段】有機酸及び/又はその塩、バチルス(Bacillus)芽胞、アルデヒド系香料原料を含む芳香材料、水を含む液体布地ケア組成物であって、組成物は、洗浄性界面活性剤、漂白系、布地柔軟化材料及びこれらの混合物からなる群から選択される、液体布地ケア組成物の10重量%未満の材料を含み、液体布地ケア組成物は、約2～約4の原液pHを有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
液体布地ケア組成物であって、
ｉ）前記組成物の１０重量％～５０重量％の有機酸及び／又はその塩と、
ｉｉ）前記組成物の約１×１０
２
～約１×１０
９
ＣＦＵ／ｍＬのバチルス（Bacillus）芽胞と、
ｉｉｉ）アルデヒド系香料原料を含む芳香材料と、
ｉｖ）前記組成物の３０重量％～９０重量％の水と、を含み、
前記組成物が、洗浄性界面活性剤、漂白系、布地柔軟化材料及びそれらの混合物からなる群から選択される、１０重量％未満の材料を含み、
前記組成物が、約２～約４の原液ｐＨを有する、液体布地ケア組成物。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記有機酸が、クエン酸、酢酸、乳酸、アジピン酸、アスパラギン酸、カルボキシメチルオキシマロン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、グルタル酸、ヒドロキシエチリルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、オキシ二酢酸、オキシ二コハク酸、コハク酸、スルファミン酸、酒石酸、酒石二コハク酸、酒石一コハク酸及び／又はそれらの塩、並びにそれらの混合物から選択される、好ましくはクエン酸及び／又はその塩から選択される、請求項１に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項３】
前記組成物が、その１２重量％～４０重量％、好ましくは１５重量％～３０重量％のクエン酸及び／又はその塩を含む、請求項１又は２のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項４】
前記組成物が、０．００１重量％～１．０重量％の硫酸塩化合物、重硫酸塩化合物又はそれらの組合せから選択される第１の硫黄含有化合物を含み、好ましくは、前記硫黄含有化合物が、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属重硫酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩、アルカリ土類金属重硫酸塩、硫酸及びそれらの組合せからなる群から選択され、
好ましくは、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属重硫酸塩、硫酸及びそれらの組合せからなる群から選択され、
より好ましくは、アルカリ金属重硫酸塩からなる群から選択され、
更により好ましくは、前記硫黄含有化合物が重硫酸ナトリウムを含む、請求項１～３のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項５】
前記芳香材料が、前記芳香材料の５重量％～７５重量％、好ましくは１０重量％～５０重量％のアルデヒド系香料原料を含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項６】
前記組成物が、０．１重量％～１０重量％、好ましくは０．２重量％～５重量％の前記芳香材料を含む、請求項１～５のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項７】
前記組成物が、５０重量％～９０重量％、好ましくは６０重量％～８５重量％、より好ましくは７０重量％～８０重量％の水を含む、請求項１～６のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項８】
前記組成物が、８重量％未満、好ましくは５重量％未満、好ましくは４重量％未満、好ましくは２．５重量％未満、好ましくは１重量％未満の、洗浄性界面活性剤、漂白系、布地柔軟化材料及びそれらの組合せからなる群から選択される材料を含み、又は更には前記組成物がこうした材料を実質的に含まない、請求項１～７のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項９】
前記組成物が、０．１重量％～８重量％、好ましくは１重量％～５重量％の非イオン性界面活性剤を含む、請求項１～８のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
【請求項１０】
前記組成物が、２．３～３．７の原液ｐＨを有する、請求項１～９のいずれか一項に記載の液体布地ケア組成物。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、有機酸及び／又はその塩、バチルス（Bacillus）芽胞、アルデヒド系香料原料及び水を含む芳香材料を含む、酸性布地ケア組成物に関する。本開示はまた、このような組成物の使用方法及び製造方法にも関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
低ｐＨ洗濯すすぎ組成物は公知である。例えば、欧州特許第３６５０５２３（Ｂ１）号を参照されたい。低ｐＨ洗濯すすぎ組成物は、他の利益の中でも処理された布地に新鮮さと悪臭といった利益をもたらすことができる。
【０００３】
こうした組成物は、相対的に高濃度のクエン酸及び／又は関連する塩を含み得る。芳香材料（例えば、香料）もまた、原液製品の香りを改善するために、かつ／又は処理時に目的の布地に新鮮さといった利益をもたらすために組成物に加えられ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
欧州特許第３６５０５２３（Ｂ１）号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
布地が洗濯された後であっても、すなわち、布地の保管中及び使用中に、新鮮さ及び悪臭効果を提供する、改善された低ｐＨ布地ケア組成物が必要とされている。これは、運動中などの悪臭が発生しやすい状況で布地が着用されるときには特に関連性がある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、有機酸、好ましくはクエン酸、バチルス（Bacillus）芽胞及び芳香材料を含む酸性布地ケア組成物に関する。
【０００７】
例えば、本開示は、液体布地ケア組成物の約１０重量％～約５０重量％の有機酸、好ましくはクエン酸及び／又はその塩、バチルス（Bacillus）芽胞、芳香材料及び液体布地ケア組成物の約３０重量％～約９０重量％の水を含む液体布地ケア組成物に関し、組成物は、洗浄性界面活性剤、漂白系、布地柔軟化材料及びそれらの混合物からなる群から選択される、液体布地ケア組成物の１０重量％未満の材料を含み、液体布地ケア組成物は、約２～約４の原液ｐＨを有する。
【０００８】
例えば、本開示はまた、有機酸、好ましくはクエン酸及び／又はその塩、バチルス（Bacillus）芽胞並びに芳香材料を含む粉末布地ケア組成物に関し、組成物が、洗浄性界面活性剤、漂白系、布地柔軟化材料及びそれらの混合物からなる群から選択される、粉末布地ケア組成物の１０重量％未満の材料を含み、粉末布地ケア組成物は、２５℃の１重量％の水溶液中で測定されるとき、約２～約４のｐＨを有する。
【０００９】
本開示はまた、布地と本開示による組成物とを接触させる工程を含む、布地を処理する方法に関する。
【００１０】
本開示はまた、水と、クエン酸と、芳香材料であって、好ましくは非イオン性界面活性剤と予め混合されている芳香材料とを組み合わせることを含む、液体布地ケア組成物を作製する方法に関する。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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