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公開番号2024099441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023003389
出願日2023-01-12
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60C 1/00 20060101AFI20240718BHJP(車両一般)
要約【課題】ウェットグリップ性能を長期にわたって維持できるタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、トレッド面を構成する第一層と、前記第一層のタイヤ半径方向内側に隣接する第二層を有し、前記第一層および前記第二層が、それぞれゴム成分および植物油を含有するゴム組成物により構成され、前記第一層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS1(質量部)、前記第二層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS2(質量部)としたとき、S1/S2が1.0未満であるタイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、トレッド面を構成する第一層と、前記第一層のタイヤ半径方向内側に隣接する第二層を有し、
前記第一層および前記第二層が、それぞれゴム成分および植物油を含有するゴム組成物により構成され、
前記第一層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS1(質量部)、前記第二層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS2(質量部)としたとき、S1/S2が1.0未満であるタイヤ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
S1/S2が0.20超である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第一層の30℃におけるtanδ(30℃tanδ
C
)が0.13以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第一層の30℃におけるtanδ(30℃tanδ
C
)が0.11以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第一層の0℃におけるtanδ(0℃tanδ
C
)が0.45以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記第一層の30℃におけるtanδ(30℃tanδ
C
)に対する前記第一層の0℃におけるtanδ(0℃tanδ
C
)の比(0℃tanδ
C
/30℃tanδ
C
)が4.5以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第二層の厚みt2(mm)に対する前記第一層の厚みt1(mm)の比(t1/t2)が2.0以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記第一層を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE
1
(質量%)、前記第二層を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE
2
(質量%)としたとき、AE
1
-AE
2
が20質量%以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記第一層の厚みをt1(mm)、前記第二層の厚みをt2(mm)、前記第一層の30℃におけるtanδを30℃tanδ
C
としたとき、t1/t2に対する30℃tanδ
C
の比(30℃tanδ
C
/(t1/t2))が0.050以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記第一層を構成するゴム成分中の総スチレン量が3.0質量%以上24質量%以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、路面に接地するキャップゴム層と該キャップゴムよりもタイヤ径方向内側に配置されるベースゴム層とを含むトレッド部を備えたタイヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-162242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記のような複数のゴム層を有するトレッドを備えたタイヤの場合、路面に接地するキャップゴム層が走行により経時的に硬くなり、硬くなることによってウェットグリップ性能が低下するという問題がある。
【0005】
本発明は、ウェットグリップ性能を長期にわたって維持できるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、トレッド面を構成する第一層と、前記第一層のタイヤ半径方向内側に隣接する第二層を有し、前記第一層および前記第二層が、それぞれゴム成分および植物油を含有するゴム組成物により構成され、前記第一層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS1(質量部)、前記第二層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS2(質量部)としたとき、S1/S2が1.0未満であるタイヤに関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ウェットグリップ性能を長期にわたって維持できるタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッドの一部が示された拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、トレッド面を構成する第一層と、前記第一層のタイヤ半径方向内側に隣接する第二層を有し、前記第一層および前記第二層が、それぞれゴム成分および植物油を含有するゴム組成物により構成され、前記第一層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS1(質量部)、前記第二層を構成するゴム組成物のゴム成分100質量部に対する植物油の含有量をS2(質量部)としたとき、S1/S2が1.0未満であるタイヤである。
【0010】
本発明のタイヤが、ウェットグリップ性能を長期にわたって維持できる理由については、理論に拘束されることは意図しないが、以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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