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公開番号2024090468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206407
出願日2022-12-23
発明の名称タイヤ
出願人横浜ゴム株式会社
代理人清流国際弁理士法人,個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20240627BHJP(車両一般)
要約【課題】タイヤ外面のマーキングにより機能部品に関する複数の情報を容易に取得することを可能にしたタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ内表面Tsに機能部品20又は機能部品20を収容する収容体10が固定され、一対のサイドウォール部2の少なくとも一方側にマーキング40が配置され、マーキング40は、機能部品20のタイヤ周上の位置に関する位置情報と、機能部品20に関する1つ以上の追加情報とを含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤ内表面に機能部品又は該機能部品を収容する収容体が固定され、一対のサイドウォール部の少なくとも一方側にマーキングが配置され、前記マーキングは、前記機能部品のタイヤ周上の位置に関する位置情報と、前記機能部品に関する1つ以上の追加情報とを含むことを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記マーキングが前記追加情報として前記機能部品の種類に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記マーキングが前記追加情報として前記機能部品の仕様に関する情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記マーキングが前記追加情報として前記機能部品の個体識別情報を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項5】
前記マーキングが色、形状及び文字のうち少なくとも二つを組み合わせることにより複数の前記追加情報を示すことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項6】
前記マーキングが二次元コードであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項7】
前記マーキングが形成される位置にベース部が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項8】
前記機能部品を収容する収容体が前記タイヤ内表面に固定され、前記収容体に前記機能部品が収容されており、前記収容体の内表面に前記機能部品に接する突起が形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項9】
前記突起は前記収容体における前記突起が形成された内表面からの高さtが0.1mm~2.0mmであることを特徴とする請求項8に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記収容体は100%伸張時のモジュラスが1.0MPa以上12.0MPa未満の加硫ゴムからなることを特徴とする請求項8に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関し、更に詳しくは、タイヤ外面のマーキングにより機能部品に関する複数の情報を容易に取得することを可能にしたタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
内圧や温度等のタイヤ内部情報を取得する機能部品をタイヤ内表面に設置することが行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、外表面目印をタイヤショルダー部に設け、それにより機能部品のタイヤ周上の位置を示している。しかしながら、このような機能部品に関わる情報は、機能部品のタイヤ周上の位置だけでは不十分である。例えば、タイヤへの設置後に機能部品の動作確認を行う際には、機能部品の種類や仕様を判別することも必要であり、そうした判別作業が機能部品に関する確認作業の効率を低下させているという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5861804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、タイヤ外面のマーキングにより機能部品に関する複数の情報を容易に取得することを可能にしたタイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための本発明のタイヤは、タイヤ内表面に機能部品又は該機能部品を収容する収容体が固定され、一対のサイドウォール部の少なくとも一方側にマーキングが配置され、前記マーキングは、前記機能部品のタイヤ周上の位置に関する位置情報と、前記機能部品に関する1つ以上の追加情報とを含むことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明では、タイヤ内表面に機能部品又は該機能部品を収容する収容体が固定され、一対のサイドウォール部の少なくとも一方側にマーキングが配置され、マーキングは、機能部品のタイヤ周上の位置に関する位置情報と、機能部品に関する1つ以上の追加情報とを含んでいるので、タイヤ外面に形成されたマーキングを確認することで、機能部品のタイヤ周上の位置に関する位置情報に加え、例えば機能部品の種類や仕様等の追加情報も同時に取得することができる。これにより、機能部品のタイヤへの設置後において、機能部品の動作確認をし易くなると共に、機能部品の判別作業の効率性を向上させることができるため、機能部品に関する確認作業を正確かつ迅速に行うことができる。
【0007】
本発明のタイヤにおいて、マーキングは追加情報として機能部品の種類に関する情報を含むことが好ましい。例えば、リム組みした状態であっても、タイヤ外面から機能部品の種類を把握することができる。
【0008】
マーキングは追加情報として機能部品の仕様に関する情報を含むことが好ましい。例えば、リム組みした状態であっても、タイヤ外面から機能部品の仕様を把握することができる。
【0009】
マーキングは追加情報として機能部品の個体識別情報を含むことが好ましい。例えば、車両からタイヤを脱着する際、機能部品の個体識別情報と車両装着位置の対応関係に基づいて装着位置を判別することができ、或いは、機能部品により取得されたタイヤ情報に基づいて異常と判定されたタイヤを特定し易くなる。
【0010】
マーキングは色、形状及び文字のうち少なくとも二つを組み合わせることにより複数の追加情報を示すことが好ましい。これにより、マーキングの識別性と視認性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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