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公開番号2024084690
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2023183999
出願日2023-10-26
発明の名称光学照準器取り付けシステム
出願人トリジコン インコーポレーテッド,TRIJICON,INC.
代理人弁理士法人IPX
主分類F41G 1/387 20060101AFI20240618BHJP(武器)
要約【課題】光学照準器を銃器に取り付けるシステムを提供する。
【解決手段】光学照準器は、ハウジングと、ハウジングに支持された光学素子とを含む。ハウジングは、ハウジングの第1のキャビティ側およびハウジングの底部側からアクセス可能なキャビティを画定する第1の表面と、ハウジングの長手方向軸に沿って延びる開口部とを含む。第1の表面は、第1のキャビティが上方からアクセス不能に構成されている。第1のキャビティは、第1の締結具の頭部が第1の表面によって支持され、第1の締結具のシャフトがハウジングの底部側を通って延びるように、第1の締結具を収容するように構成される。光学素子はハウジングの開口部内に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学照準器であって、
ハウジングと、光学素子と、を備え、
前記ハウジングは、第1の表面と開口部とを含み、
前記第1の表面は、前記ハウジングの第1のキャビティ側および前記ハウジングの底部側からアクセス可能な前記第1のキャビティを画定し、
前記第1の表面は、前記第1のキャビティが上方からアクセス不能に構成され、
前記第1のキャビティは、第1の締結具の頭部が前記第1の表面によって支持され、前記第1の締結具のシャフトが前記ハウジングの前記底部側を通って延びるように前記第1の締結具を、その中に収容するように構成され、
前記開口部は、前記ハウジングの長手方向軸に沿って延び、
前記光学素子は、前記ハウジングに支持され、前記ハウジングの前記開口部内に配置される、光学照準器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光学照準器において、
前記第1のキャビティは、前記第1の締結具が前記第1のキャビティ内にある場合に、前記第1の締結具の前記頭部が前記ハウジングの前記第1のキャビティ側からアクセス可能であるように構成されている、光学照準器。
【請求項3】
請求項2に記載の光学照準器において、
前記第1の締結具の前記頭部は、前記第1の締結具の前記頭部の第1の側に第1の開口を画定している、光学照準器。
【請求項4】
請求項3に記載の光学照準器において、
前記第1の締結具の前記頭部は、前記第1の締結具の前記頭部の第2の側に第2の開口を画定し、
前記第1の締結具の前記頭部の前記第2の側は、前記第1の締結具の前記頭部の前記第1の側とは反対側である、光学照準器。
【請求項5】
請求項1に記載の光学照準器において、
前記ハウジングの一部は、前記第1のキャビティを前記ハウジングの前記開口部から分離する、光学照準器。
【請求項6】
請求項1に記載の光学照準器において、
前記第1のキャビティは、前記第1の締結具が前記第1のキャビティ内にある場合に、前記第1の締結具の前記頭部の上面が上方からアクセス不能に構成される、光学照準器。
【請求項7】
請求項1に記載の光学照準器において、
前記ハウジングは、さらに、前記ハウジングの第2のキャビティ側および前記ハウジングの前記底部側からアクセス可能な前記第2のキャビティを画定する第2の表面を含み、
前記第2の表面は、前記第2のキャビティが上方からアクセス不能に構成され、
前記第2のキャビティは、第2の締結具の頭部が前記第2の表面によって支持され、前記第2の締結具のシャフトが前記ハウジングの前記底部側を通って延びるように、前記第2の締結具をその中に収容するように構成され、
前記ハウジングの前記第2のキャビティ側は、前記ハウジングの前記第1のキャビティ側と、前記ハウジングの第2の側とのいずれかである、光学照準器。
【請求項8】
請求項7に記載の光学照準器において、
前記第2のキャビティは、前記第2の締結具が前記第2のキャビティ内に配置された場合に、前記第2の締結具の前記頭部が前記ハウジングの前記第2のキャビティ側からアクセス可能に構成される、光学照準器。
【請求項9】
請求項8に記載の光学照準器において、
前記第2の締結具の前記頭部は、前記第2の締結具の前記頭部の第1の側に第1の開口を画定する、光学照準器。
【請求項10】
請求項9に記載の光学照準器において、
前記第2の締結具の前記頭部は、前記第2の締結具の前記頭部の第2の側に第2の開口を画定し、
前記第2の締結具の前記頭部の前記第2の側は、前記第2の締結具の前記頭部の前記第1の側とは反対側である、光学照準器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光学照準器に関し、より具体的には、光学照準器を銃器に取り付けるシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
このセクションでは、必ずしも先行技術ではない、本開示に関連する背景情報を提供する。
【0003】
銃器には従来、銃器の弾道を標的に合わせるのを補助する照準器が組み込まれている。ある構成では、照準器は、銃身の銃口端に近接して固定された上方に延びるビードまたはポストの形をした前部照準器と、その中に形成されたU字形またはV字形の切り欠きを有する隆起したブロックの形をした後部照準器とを含む。フロントサイトとリアサイトの位置を合わせることで、銃器の操作者は、標的に対して銃器を適切に位置合わせすることができる。
【0004】
別の構成では、照準器は、銃身と標的の位置合わせに使用する照明レチクルを表示する光学エレメントを含む。このような照準器の一つは、米国特許第8,215,050号に開示されている。このような光学照準器は、光源から光を受け、操作者が銃身を標的に合わせる際に使用するレチクル(例えば、赤点)をレンズ上に表示する光学素子を組み込んでいる。レンズと照明されたレチクルを組み込んだこのような照準器は、光学照準器の照明されたレチクルを銃器の後方から多くの角度から見ることができ、操作者の目と正確に合わせる必要がないため、一般に機械式照準器よりも改良されている。レチクルを銃器の後方から様々な角度で見ることができるようにすることで、銃身を目標に向けたまま、銃器の長手方向軸から多少ずれた位置に操作者を配置することができる。
【0005】
光学照準器は、通常、1つ以上の締結具によって銃器、または銃器に固定されるマウントに固定される。1つ以上の締結具は、通常、ドライバーのような工具によって締め付けられる。このため、作業者は、締結具の頭部を回転させるために、締結具に上方から接近する必要がある。したがって、光学照準器は、通常、操作者が締結具を銃器またはマウントに適切に固定できるように、締結具の上方に邪魔にならない空間を確保するように設計されている。典型的な光学照準器では、締結具の上方にこのようなスペースが必要なため、光学照準器のサイズと構成が制限される場合がある。あるいは、より大きな光学系を含む光学照準器では、より大きな光学系を収容しながら締結具へのアクセスを可能にするため、より大きなハウジングが必要となる場合がある。
【0006】
上記のような光学照準器の総サイズを最小化するために、レチクルを表示する光源は、光源が光学照準器のハウジング内にないような位置に配置されることがある。したがって、銃器が使用されている環境にさらされることがある。このような環境では、光学照準器が砂、汚れ、水などの様々なゴミにさらされ、光源の有効性が低下したり、光源が損傷したりする可能性がある。
【0007】
上述したことに基づいて、光学照準器の全サイズを最小にしつつ、ハウジング内に光源を組み込んだ光学照準器が当業界では望まれている。これは、例えば、ハウジングの側面から工具によって締結具を締め付けたり、ハウジングの側面からオペレータが締結具にアクセスしたりすることを可能にする光学照準器のハウジングによって達成され得る。
【発明の概要】
【0008】
本セクションは、本開示の一般的な概要を提供するものであり、その全範囲または全特徴を包括的に開示するものではない。
【0009】
本開示の一態様は、ハウジングと、ハウジングによって支持される光学素子とを含む光学照準器を提供する。ハウジングは、ハウジングの第1のキャビティ側およびハウジングの底部側からアクセス可能なキャビティを画定する第1の表面と、ハウジングの長手方向軸に沿って延びる開口とを含む。第1の表面は、第1のキャビティが上方からアクセス不能に構成されている。第1のキャビティは、第1の締結具の頭部が第1の表面によって支持され、第1の締結具のシャフトがハウジングの底部側を通って延びるように、第1の締結具を収容するように構成される。光学素子はハウジングの開口部内に配置される。
【0010】
上記段落の光学照準器のいくつかの構成では、第1のキャビティは、第1の締結具が第1のキャビティ内に配置された場合に、第1の締結具の頭部がハウジングの第1のキャビティ側からアクセス可能であるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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